本日1月17日は、1995年の阪神・淡路大震災から30年です。
NHKでも特集を組んでいます。
大阪出身の私は当時大学1年生で、この大震災は大阪の実家で直撃を喰らいました。
地震が発生したのが5時46分なのでまだ寝ていたわけですが、地震のP波(第一の波)で目が覚めました。寝ぼけていましたが、「あれ?何か変だな…。」と感じていると、その後強烈な揺れが発生しました。
S波(第二の波)があまりにも強烈で、しばらく呆然としたものです。書棚が倒れ、本やCDが全部床に落ちました。
二段ベッドの下段に寝ていたので、上に何か落ちてくるということはありませんでした。
すぐに、家族揃って家から外に出るものの、停電して外は真っ暗でした。
家自体は鉄骨作りだったことと、私が住んでいた地域は川に挟まれた地域で、不思議と被災にあった家は無く近所の人も無事でした。
大学は恐らく休校になったと思いますが(このあたりは記憶が曖昧)、大学の友達と連絡を取ると「◯◯が行方不明で連絡が取れない。」というような話も出ました(後日避難所にいたことが分かる。)。
電気が復旧してテレビに映し出されるのは、一面焼け野原の神戸の街や、三宮駅前の大きなビルが倒れている映像でした。
神戸に行けたのはその後数カ月後でしたが、電車の線路沿いの焼け野原を見て現実だったんだなと改めて思ったものです。
出所:神戸新聞