各学年のお問い合わせ・体験・ご入塾が続々と! [代表:宮谷]
私は担当する鶴川教室では、この年末年始、中学生では1/2年生のお問い合わせ・体験・ご入塾が、小学生では、小学4年生が多かったです。
低学年では、小学2年生の生徒さんのご入塾も。12月15日を過ぎてから、ぐんと増えました。
保護者様もお忙しい中、多くのお問い合わせ本当にありがとうございます。
本日も、中学2年生の生徒さんの体験学習を予定しています。
例年より動きが早い印象ですね。
体験学習に来られた皆さんは、今のご自身の学習課題を謙虚に受け止め、丁寧に一所懸命集中して勉強されています。
やはりお子さんたちも「このままでは駄目だ!」と心にあったのだと思います。
早い生徒さんだと、年末の冬期講習から学習を開始し、年始の段階で今の学年の算数の教科書を50ページ近く復習されました。
確認テストでも100点が複数回取れて、あまり表情には出ませんが、「丁寧にやれば解ける!」手応えを感じているようです。
これだけ丁寧に集中して学習出来るのに、皆さんなぜつまずいた?という疑問がありますが、やはり今の学校の授業内容を確実にキャッチアップしていくのは並大抵のことではありません。
学習指導要領の内容や単元数が多いので、学校の授業はどうしても駆け足になってしまいます。
特に中学校は早いですね。小学校で学習課題を残したまま進学すると、学年の始めからついていけない場合が多いです。
小学校の時は問題が無かった生徒さんでも、学校では生徒さんの解き方やノートの取り方までチェックはしませんので、いつの間にか自己流の学習方法になってしまい、難易度が上がって対応出来なくなります。
特に、数学は計算問題の途中式の書き方、文章題の可視化の方法に課題がある生徒さんが多いです。
英語は、文法ルールの体系的な説明が小学校でも中学校でもほとんど無いので、暗記力に自信がある生徒さんでも、体系的に理解出来ておらず、中学1年生の中盤あたりから厳しくなっていきます。
昨日体験に来られた中学2年生の生徒さんも、「日本語と英語の変換ルール」「一般動詞の疑問文の作り方の原則」「不定詞をこの単元で学ぶ理由」など、「学校ではならっていないけど絶対知っておかないといけない事項」を説明したところ、今までの謎が解けたようで表情が晴れやかになりました。
本来ここに書いたような要素は学校の指導内容に含まれているべきなのでしょうが、残念ながら教科書にそのような指示や中身は無いし、学校でそこまで丁寧に指導する時間もありません。
6日付けの忠生教室教室長松本のBlogにある通り、本来は学校の指導体制や内容の立て直しが必要なのですが、現実難しい側面があります。
我々個別学習のセルモは、生徒さんの学習理解度や成長の度合いに合わせて、時には補習塾としての役割、時には先取り学習塾としての役割、時には受験塾としての役割と、スタイルを柔軟に合わせながら指導しています。