小学校低学年から高めたい「可視化能力」! [代表:宮谷]
晴天が続きますね!
今週も1週間頑張っていきましょう!!
先週末鶴川教室では体験学習を行いました!
小学校低学年の生徒さんでしたが、計数能力に優れ、集中力も抜群でした!
入塾面談時に解いてもらうプレテストも満点に近かったです。
※惜しいケアレスミスで、解法は理解している。
学校の算数においては、知識的な面で大きな課題は見られません。
一方で、保護者さんにお伺いすると、家庭学習でなかなか理解出来ない単元や、ご家庭で指導しきれない内容も出てきたとのこと。
そういった前向きな改善に取り組むため、セルモにお声がけ頂きました。学童で友達がセルモに通っているとのこと😊
この理解出来ない単元というのは、学校の教科書+αの問題(発展・応用)になるので、教科書には載っていません。
ご家庭で指導しきれないとのことですので、我々のようなプロの出番です。
では、こうやって前向きに学習に取り組む生徒さんが、発展・応用の問題を主体的に解くためにはどうすれば良いでしょうか?
幾つか指導する上でのポイントがありますが…、
「問題を読解し、可視化する能力を高める」
結論としては、上記の事が出来れば発展・応用問題も解けるようになります。
では、具体的にそれらの能力を高めるには、どのようにすれば良いか…。
多くの発展・応用問題は、文章が長かったり、見たことが無い条件が問題に入っている場合が多いです。
まずは、文章を読み解き、その内容が何を指しているのか、どの知識で解けば良いのか、それらを紐解く必要があります。
文章を読み解くには、語彙力を高め、読み方のコツを把握していくと、グンと能力が高まっていきます。
しかし、語彙力は日々のトレーニングの積み重ねが必要で、短期間での改善は難しいです。※読み方のコツは比較的短時間で改善可能。
では、語彙力が高くならないと、問題は解けないのか?全然そんなことはありません。
そのために必要な能力が「可視化」です。
具体的に塾で指導するのが、関係図や関係式の作成です。
例えば、下記は小学校5年生の割合の問題ですが、この問題を見てぱっと式が立てられるのは、この種の問題を何回も解いて慣れている生徒さんだけです。
多くの生徒さんは問題を読み考え込んでしまいます。
考え込んでも時間を浪費するだけで、答えが出てくることはありません。
考え込むのではなく、上記のイラストのように問題に書いている内容を図や絵にして書き出します。これが関係図や関係式と言われるものです。
丁度鉛筆マークが書いている箇所のように、「元の数の×1.6倍が24人」だから「逆に24を1.6で割ればで良いのだな。」と関係図や関係式を書き出すことで、取り組むべき式が可視化されます。
こういった可視化作業を何度もしていると、だんだんと学年が上がって複雑になっても、「なんとか条件や内容を可視化すれば解くことが出来るのではないか?」と考えれるものです。
しかし、こういった作業に全然取り組んでこなかった生徒さんは、いつまで経っても「教えてもらわなければ、自立して解けない。」状態となり、その実力差は非常に大きなものになります。
こういった能力は大人になっても役立つものです。
小学校低学年から、ノートに関係図や関係式を書き出す癖をつければ、きっと算数・数学が得意科目になるはずです。
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