セルモの教室長BLOG

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さらに10-15点取れたはずなのに! 受験生も要注意!! [代表:宮谷]

期末テスト結果の報告が上がってきていますが(未提出の方は早急に提出をお願いします。)、前回の中間テストと比べて数学が4倍になった中学2年生の生徒さんがいました。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(男子学生)

大幅アップ!で喜びたいところですが、よくよくお話を聞いてみると、さらに10-15点は取れたはずでした。

テストの採点をしている先生のイラスト(男性)


まず、今回の中学2年生は「一次関数の利用」「多角形の内角・外角」「平行線と角(錯角・同位角)」「図形の合同・証明(前半)」がメインの学校が多かったです。

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

1年間の中でも難しい箇所が出題されるタイミングなので、4倍になったことは非常に素晴らしい結果です。

テストを返す先生のイラスト

ここに到達するまで、通常授業、テスト対策、オンライン補習等、全ての学習機会に取り組んでくれました。

勉強のイラスト「テスト勉強・女の子」

私もなんとか大幅な改善を果たしてもらいたく、一所懸命指導いたしました。


しかし、テスト結果について生徒さん本人の反省を聞いてみると…、


①復習として出題された「連立方程式の計算」を全て間違えた。


②簡単な内角の計算の問題の足し算と引き算を間違えた。

テストを見て落ち込む生徒のイラスト(男子学生)

とのことでした。おそらくこれらが全て合っていれば、少なくとも10-15点はプラスされたはずです。


では、なぜ連立方程式や足し算や引き算を間違えるのか…ということです。


これは以前から申し上げているように、途中式の書き方、ノートの書き方が良くないからです。

教科書のイラスト(数学)

A:字が乱雑

B:きちんと立式をしていない

C:途中式を飛ばす

D:ノートのあちこちに書く

E:間違えた問題を解き直ししない


計算問題に課題のある生徒さんは、上記のいずれかに当てはまります。

ノートのイラスト(文房具)

合宿勉強会でも受験生の皆さんに口酸っぱくお伝えしていますが、まずは自分の課題と向き合い、良くない自分のやり方を否定し、スタンダードな方法に修正すべきです。


ここは、いくら講師が指導しても、生徒さん本人が自覚を持たないと改善出来ない点です。


知識の問題と言うよりも、やり方の問題なのです。

塾の講師のイラスト

さて、この中学2年生の生徒さんは、次の3学期に向けてどう取り組んでいくでしょうか?


上記の改善点を改めてお伝えしますが、3学期は「証明問題の後半」、「確率」、「四分位数と箱ひげ図」…ととにかく丁寧な学習が望まれる単元が範囲になります。


例えば、確率は樹形図や表をきちんと書けるかどうか…等、手抜きをすれば痛い目にあいます。


根気強く伝え続けて改善を図ってもらいます。

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