必読! 冬期講習の理科・社会学習内容(受験生) [代表:宮谷]
各教室から冬期講習のご案内をさせて頂いています。
早速お申し込み頂きありがとうございます!
中学3年生の保護者様から、膨大な学習量になる理科と社会について、「冬期講習」と「合宿勉強会」でどのように勉強をしていくのかご質問を受けました。
結論としては、「生徒さんによって内容を調整」させて頂きます。
それは、生徒さんにより志望校や前提となる知識が全く異なるからです。
少し長文になりますが、如何に内容を記載いたします。
まず、都立受験生は下記の通り「過去の問題」において主に出題された分野を学習する必要があります。
【理科の主な出題分野】
◯第1分野
①身の回りの物質とその性質
②水溶液
③物質の成り立ち
④化学変化と物質の質量
⑤電流(電力、熱量、静電気、放電、放射線)
⑥電流と磁界
⑦水溶液とイオン、原子の成り立ちとイオン
⑧化学変化と電池、金属イオン
⑨力と物体の運動(慣性の法則)
⑩力学的エネルギー、仕事とエネルギー
◯第2分野
⑪地震と地球内部の働き
⑫地層の重なり過去の様子
⑬植物の体のつくりとはたらき
⑭動物の体のつくりとはたらき
⑮気象要素の観測、大気圧と圧力
⑯天気の変化
⑰遺伝の規則性と遺伝子
⑱天体の動きと地球の自転・公転
⑲太陽系と恒星、月や金星の動きと見え方
【社会の主な出題分野】
◯地理
①地形図の見方
②日本の国土・地形・気候
③人口・都市
④農林水産業
⑤工業
⑥交通・通信
⑦世界の地形・気候
⑧世界の人口・都市
⑨世界の産業
⑩世界の交通・貿易
◯歴史
⑪古墳時代から平安時代
⑫鎌倉・室町時代
⑬安土桃山・江戸時代
⑭明治から現代
※⑪−⑭各それぞれの政治、法律、経済、社会、文化、宗教など
⑮世界の政治・社会・経済
公民分野
⑯憲法・基本的人権
⑰国の政治・裁判
⑱経済・財政・消費生活
⑲国際社会とのかかわり
⑳郊外・環境問題
都立の理科・社会は抑えるべき範囲が非常に広く、冬期講習だけで学習を終えるのは難しいところがあります。
基本的な考えとしては、理科の第一分野と社会の地理を「冬期講習」、理科の第二分野と社会の歴史・公民を「合宿勉強会」に割り振っていこうと考えています。
また、これらの範囲の学習法も「生徒さんによって変えて」いきます。
冬期講習は以下のように、生徒さんの知識量によって学習内容を変更します。
◯知識がある程度備わっている生徒さんは、
「理科」
・漢字/英単語(授業ごとに交互に実施)10分
・過去問 大問1
・間違えた箇所の解説をチェック
・合宿勉強会で配布した一問一答問題集を実施
「社会」
・漢字/英単語(授業ごとに交互に実施)10分
・過去問 大問2(世界地理) 大問4(日本歴史)
・間違えた箇所の解説をチェック
・合宿勉強会で配布した一問一答問題集を実施
◯知識が不十分な生徒さんの場合、
「理科」「社会」
・漢字/英単語(授業ごとに交互に実施)10分
・一問一答問題集の前提となる知識をセルモシステムのレクチャー機能で学習
・その後、一問一答問題集を実施
※合宿勉強会に不参加の生徒さんで、一問一答問題集を持っていない生徒さんは別途ご購入頂きます。
※時間内にやりきれなかった箇所は宿題
合宿勉強会で学習予定の理科・社会の内容は難易度が高い範囲が広く、丁寧な説明を実施します。
説明後に一問一答問題集を実施していきます。予定としては、合宿勉強会の4回目以降に取り組む予定です。
※3回目までは、数英国の基本事項に集中
以上のように、生徒さんによって細かく内容を設定し、難易度が高い理科・社会の学習に備えていきます。
受験生の優先受付期間は、11月25日(月)22:00までとなります。
よろしくお願いいたします。