生徒さんの「終わった」は「精査」が必要! 第五次中東戦争は起こるのか? [代表:宮谷]
昨日は定期テストがまだ完了していない中学生の定期テスト対策が大変でした。
一部の保護者さんへはお電話・ご連絡させて頂きましたが、生徒さんの「終わっている。」というニュアンスは、きちんと精査しなければいけないことをお伝えしました。
終わっているというのは、何が終わっているのか?
・提出するワークが解き終わっているのか?
・テスト範囲の教科書が読み終わったのか?
・ワークが終わっているとしても、本当に自分で解いたの?
・解いたのであれば分からない問題は無かったのか?
・間違えた問題は解き直したのか?
など、「終わったとの言葉の裏側」を見てみると、生徒さんにより実情は全然異なります。
昨日登校したとある中学2年生の生徒さんですが、
・数学のワークは最後まで解いたが、間違えた問題の解き直しはやっていない。
という状況でありました。
それでは「終わった!」ということにはなりませんね。
実際にテスト範囲の復習をセルモシステムや、テスト対策授業で配布したiワークプリントをやってみると、「あれあれあれ?」という場面が沢山ありました。
今の中学校のテスト範囲は膨大で、生徒さんによってはやりこなすのが精一杯の場合もあります。
だからこそ、生徒さんの「終わった」は精査が必要です。
疑うという意味では無いのですが、再確認して最後までしっかり苦手克服に取り組んでもらうことが大事です。
しかし、その再確認や克服には時間が必要です。部活動、趣味、習い事、様々ありますが、それぞれの活動とのバランスを保護者さんは意識されて下さい。
話は変わり、
昨日10月1日、イランがイスラエルに向けて180発以上の弾道ミサイルを発射し、SNS上では多くのミサイルがイスラエルの防空システムを突破し着弾している映像が流れています。
イランは「90%以上が着弾した。」とし、イスラエルは「多くを迎撃した。」としています。どちらが真実かは分かりませんが、映像を見る限りでは少なくとも数十発は着弾しているものと思われます。
この攻撃は、標的となった施設がイスラム主義組織の最高幹部イスマイル・ハニヤ氏や、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ指導者のハッサン・ナスララ師の殺害計画に使われたとのことです。
迎撃ミサイルは、イランの革命防衛隊が昨年6月に公表した「極超音速ミサイル」が初めて使われたようです。マッハ10以上でこのミサイルは飛ぶようなので、イスラエルのアイアンドームでも迎撃は難しかったとのことでしょうか。
アメリカはすぐさまイスラエル指示の声明を出しており、このミサイルの迎撃にはアメリカ軍も協力しているようです。
アメリカ以外もイギリスなどもイスラエルを支援しています。日本も石破新首相がイランの攻撃を非難しています。
いずれにせよ、パレスチナのハマスとイスラエルの間に始まった紛争・戦争は、影響範囲を広くしておりなかなか終わりを見せません。
そもそもは、この争いは2,000年以上続いている民族間の争いです。
この争いの経緯・双方の言い分は複雑で、政治・宗教・軍事産業が入り組んでいます。
軍事専門家の意見では、イランもアメリカやイギリスを敵に回して全面的な戦争はしないだろうと言っています。
私もそう思うのですが、双方の多くの国民・市民が犠牲になっています。
なんとか双方妥協点を見つけて、事態の沈静化を図ってもらいたいものです。