保護者様もお疲れでしょうが、もうひと頑張りお願いします! [代表:宮谷]
夏期講習は本日が最終日です。
保護者さんも夏休みのお弁当作りや、お子さんたちのスケジュール管理大変だったと思います。
今週一杯なので、もう一息頑張ってください。
さて、夏休み前に「学習進度が学校に追いついていない状況」で入塾してきた生徒さんで、この夏休み頑張って進度に追いついた生徒さんがいました。
毎日のように顔を合わせましたが、やはり進度に追いつくと表情や言葉も変わります。
とある中学3年生の生徒さんは、数学の計算の精度が悪く、利用問題(計算の知識を文章や図形に活用する問題)は全く解けないという状況でした。
しかし、多項式・因数分解・平方根と3年生の計算の基礎ルールを全て学び直し、解き方も今まで大雑把で抜けが多かったので、とにかく手順を守り丁寧に解いていくように指示・指導をしました。
精度も改善し、代数関係の進度は学校に概ね近づいてきました。一方で、この学校は並列式で図形も一緒に進めているので、図形は全く未着手です。ここをどうするか、テスト対策授業等で補っていくしかないと思います。
また、英語・国語・理科・社会のテスト対策、受験対策の課題と課題は山積みです。
また、小学校5年生の生徒さんは、こちらも同じく算数で解けない範囲が非常に広く、4年生の一番始めから全範囲の復習に取り組みました。
通常授業・夏期講習とかなりのコマで取り組みましたが、なんとか夏休み最終週に学校進度を超えることが出来ました。
ポイントとしては、中学3年生の生徒さんと同じで、解き方やノートの取り方が大雑把だったことに付きます。
とにかく丁寧に繰り返し解くことで、精度はぐんと上がりました。幸いにも素直な生徒さんなので、時には脱線することも有りましたが、指示・指導をするときちんと従ってくれます。
一方で、中学校進学に向け英語や国語の準備が心配なところです。「英語で数字の100は何?」と聞いてみると、答えられませんでした。
まだ1年半あるので、算数の貯金が出来たら週のうち1日や季節講習では、英語の学習に取り組んでみてはどうかな?と思います。セルモはそういった柔軟な対応が可能です。
こうやって良い成果を得られている生徒さんもいますが、一方で予定進度に追いつかなかった生徒さんもいます。
原因は遅刻・忘れ物・宿題をきちんとやっていない・指示/指導通りに解かない・勉強時間の確保など、要因はそれぞれ明確です。
それぞれ一つずつに対しての改善が必要です。
これでは駄目なことは生徒さん自身が一番分かっているはずです。
でも、それでも毎日普通に生活出来てしまうので、危機感は無いと思います。
課題がある生徒さんは、家族会議を開いて頂き(すでにされているかもしれませんが)、一つひとつの事象に対して起こっている現状や、原因・対策を話し合って下さい。
現状では生徒さん一人での改善は難しい場合もあります。遅刻や朝起きられない場合は、医学的な検査や治療が必要な場合も多いです(起立性調整障害など)。
忘れ物も、机の上に持ち物を並べ中身のチェックをする、不要なものは廃棄する、プリント類は今一度きちんとファイリングするなど、保護者さんの協力が無いと改善出来ない生徒さんも多いです。
大変かとは思いますが、改善をしないことには将来に渡って周囲へ迷惑を掛ける、自分自身が苦しむことになります。お手数ではありますが、保護者様や年長の御兄弟・姉妹などが協力して対応にあたって下さい。
まずは、来週から始まる学校の宿題が終わっているか、各学校では宿題のリストがあると思いますので、その確認から行って下さい。リストを無くした生徒さん…、お友達に連絡をしてリストをコピーさせてもらって下さい。