鶴川教室は小学生の生徒さんが本当に多く、皆さん静かに真剣に学習に取り組んでくれています。
入塾時は、算数や国語に課題のあった生徒さんがほとんどですが、”さかのぼり学習”から取り組み始め、”先取り学習”へ切り替わっていきます。
切り替わると、生徒さんに自信が身についたことが明らかに分かりますね。
今まで学校の勉強の話なんか絶対にしなかった生徒さんが、「セルモで先に勉強したから、手を挙げることが出来た。」「分からない友達に教えてあげられたよ。」等、色々教えてくれます。
生徒さんにより切り替わるまでの時間軸は異なりますが、辛抱強く、踏ん張って「正しい知識」と「正しい学習法」を身に付けて欲しいと思います。その先に待っている風景を見るためには、お子さんにあった時間軸が必要です。
さて、学習につまずく原因は多くの生徒さんに共通です。
①学校の授業ペースが速く、知識的なインプットが追いつかなかった。
②各単元の難易度が高く、理解が追いつかなかった。
③書く学習を避けてきたので、解き方が身につかなかった。
④繰り返し演習をしなかったので、時間が経つと忘れてしまった。
こういったところでしょうか。特に、③④は「その時は解けた。」と発言される生徒さんに多いです。
まずは”さかのぼり学習”で、当時分からなかった内容を補っていきましょう。そして、さかのぼるだけでなく、“しっかり書いて”、”情報をまとめるといった”、理解や定着を促進する取り組みも改善したいです。
当時分からなかったことでも、今だったら分かることが沢山あります。それはお子さん自身の脳が成長しているからです。
また、指導自体も標準的な指導内容より噛み砕いて行っていきますので、「それだったら分かる。」と心理的なハードルも下がるからです。
一方で、「分かる」「出来る」状態になっても、「書いて」「まとめる」作業をしなければ、また時間が経つと忘れてしまいます。