原因や有効な治療法が見つかっていない難病 [代表:宮谷]
皆さんもニュースでご覧になられていると思いますが、元体操の「ひろみちおにいさん」で有名な佐藤弘道さんが、「脊髄梗塞」という病気で活動を休止されるとのこと。
佐藤弘道、体調不良で一時活動休止「下半身麻痺となり歩けなくなりました」
恥ずかしながら、私は「脊髄梗塞」という病気を知らなかったので、早速調べてみました。
すると、現時点では「有効な治療法が無い。」という言葉がすぐに目に入りました。
この言葉を見た瞬間ある人物の事を思い出しました。実は「若年性パーキンソン病」に罹患している知人がいるのです。
若年性パーキンソン病は、
【静止時振戦(せいしじしんせん)】
何もしないでじっとしているときにふるえるなど症状
【筋強剛(きんきょうごう)】
肩、膝、指などの筋肉がかたくなって、スムーズに動かしにくいなどの症状
【無動(むどう)】
歩くときに足が出にくくなるなどの症状
【姿勢反射障害(しせいはんしゃしょうがい)】
体のバランスがとりにくくなり、転びやすくなるなどの症状
などの症状があります。
参照元:パーキンソンスマイル.net
知人は難病に力強く戦っており、少し前の記事ですがそのインタビューがあります。
「できない=怠け」と思っていた自分に若年性パーキンソン病が教えてくれたこと
一方「脊髄梗塞(せきずいこうそく)」は、何らかの原因によって脊髄に血液と酸素が届かなくなって起きる病気だそうです。何が原因なのかが、現時点ではそのメカニズムが分かっていません。
症状は、脳梗塞と同じように神経に障害が生じ、背中の突然の痛みから始まり、両方の手足の筋力の低下が起こるそうです。また、しびれが急速に進むことがあるとのことです。
パーキンソン病とは症状が似ている部分もありますし、違う部分もあります。
いずれにしても、日常生活に支障が出る点は共通で、明確な治療法が無い点も同じです。
当事者の方でないとその悩みや苦しみは分かりませんが、医学の発展で何とか原因や治療法が見つかると良いなと思います。
突発性の難病は、自分たちもいつそうなるか分かりません。患者さんといっしょに当事者意識を出来るだけ持つことが重要かなと思います。