問題を見て、第一歩目にすべきこと! [代表:宮谷]
昨日は中学2年生さんの体験学習を実施させて頂きました。
昨日の体験学習でアドバイスさせて頂いた内容は、多くの学習塾をお探しの保護者様・生徒さんに参考になると思いますので、blogに書いてみたいと思います。※写真は鶴川教室の過去の授業の様子です。
学習にお悩みの生徒さんで共通するのが、問題を見て第一歩目(第一手順)ですべきことが間違えている・理解出来ていないことです。
例えば数学の計算問題であれば、正負の数・文字式・方程式と大まかに三種類あり、さらにそれぞれで整数・小数・分数・四則が混じった計算と、さらに四種類に分かれます。
つまり、3×4で12種類の計算があるわけですが、それぞれの問題を見た瞬間に「ああ、この問題はあのアプローチだ。」と区別する必要があります。
この区別が一部しか分かっていなかったり、勘違いしていると問題の初期段階で迷子になってしまいます。
よく「勉強の仕方が分かっていないのです。」と保護者様がおっしゃいますが、勉強の仕方を理解するという意味では、この区別をきちんと付けることが、数学の計算問題の改善で最初にすべきことです。
と言っても、混乱したり分からなくなっている生徒さんが、この12種類の計算の改善を図るには、体系的にきちんと復習する必要があります。
一部だけ付け焼き刃で復習しても、後日再度混乱・迷子になってしまう可能性が高いです。
そいいう意味では、「学習は繋がりが大事」「不明点は早めに解消する」と言ったことを是非心がけて頂きたいと思います。
計算問題だけではありません。文章題もアプローチの第一段階として何をすべきか?そこを掴むのが何よりも大事です。
「文章題が苦手です。」というご相談も非常に多いですが、これは説明すると長くなるので、また別の機会に解説します。
幸いにも体験に来てくださる多くの生徒さんは、「このままではまずい。」「何とかしたい。」というお気持ちをお持ちです。
一見、そう見えない生徒さんでも心の奥底ではそういった感情を持っています。
是非、保護者様には、改善の環境や時間・機会を与えてあげて頂きたいと思います。