数学の過去問演習実施! 点数の差はどこから? [代表:宮谷]
受験生は冬期講習で理科・社会の過去問演習(一部の大問)を実施しましたが、昨日から通常で数学の過去問題(R5年度)を実施しています。
まずはタイマーで50分計測し、問題全体を実施してもらいます。
ちなみに、合宿勉強会に参加した生徒さんは大問1はすでに実施・解説済みです。
終了後、採点を実施し間違えた箇所の解説・解き直しを行なっています。
各教室で実施しましたが、点数の幅としては20から80点と非常に大きい幅となりました。
やはり点数が高いのは、合宿勉強会ですでに大問1の実施をしていた生徒さん達です。
なにせ、大問1だけで46点あるからです。
これが全問正解出来て、他の大問2から5の(1)が解ければ、それだけで66点あります。
まずはそれが一つの目標となります。もちろん偏差値が高い学校は、66点では厳しいので、各大問の(2)も解けるようにする必要があります。これが結構な難問が多いので、修行が必要です。
合宿勉強会に来られておらず、自身でも大問1演習をやっていない生徒さん達は厳しい結果となりました。やはり、知識・解き方など、受験特有の問題に対してのアプローチがまだ未完成です。
大問1は基本的な計算が5から6問あるので、まずはこの計算を完璧にする必要があります。
計算が解けていない生徒さんの多くが、計算の途中式やアプローチが大雑把な共通点があります。
流石にこの時期なので、自身の解き方と向き合う必要があります。時間はありませんが、まずは現実を見つめて改善して下さい。
また、目立ったのがコンパスを持っていない生徒さんが多いことです。
都立の受験問題では必ず作図の問題があります。垂直二等分線・垂線・角の二等分線、この3つのうちの1つが必ず出題され6点です。
出るのが分かっていて配点が大きいのに、コンパスを常備していないのはまずいです。
中には、「壊れたコンパス」をずっと持っている生徒さんもいましたので、受験に向け筆記用具はきちんと確認して下さい。
一般入試まであと40日程度となりましたので、何よりも自分と向き合うことが大事です。
現実から目を背けず、自身の課題を少しでも改善出来るよう頑張ってください。
12月度模擬試験も返却しています。弱い科目、弱い分野もお話しましたので、優先して取り組みましょう。