阪神タイガース 38年ぶりの日本一! 活躍する選手は・・。 [代表:宮谷]
月曜日です。
新たな1週間が始まりました。
それにしても暑いですね。
車の気温計で外気温が25度を超えていました。
昨日も夜は流石に少し涼しくなりましたが、昼間は半袖でも全然OKでしたね。気温が狂うことで、冬に大きな災害が発生しないか心配になります。
さて、暑い・熱いと言えば、昨日の阪神タイガースvsオリックスバッファローズの日本シリーズ第7戦、阪神タイガースの今年の強さを象徴するような試合でした。
特に1番バッターの近本選手(MVPを受賞!)のバッティングは、フォームがしっかり固まっており、バットスイングも鋭い。あの緊張するであろう日本シリーズで5割近い成績を残しました。
ボールをしっかり見る、得意球は確実なフォームでしっかり打つ、日頃の練習はもちろんのこと、考えもしっかり持って取り組まれているのでしょう。
勉強でいうと、勉強の仕方がきちんと固まっていて、何度も反復練習し、丁寧に確実に解く・・という感じでしょうか。成績の良い生徒さんを見ていると、相通じる部分があります。
成績に課題がある、安定しない生徒さんほど、やはり勉強に波があり丁寧さに欠けます。野球だけでなく、サッカーを始めとしたどのスポーツでも、活躍する選手というのは芯がしっかりしていますよね。スポーツから学べる部分が沢山あると思いますので、是非ご家庭でも議論してみて下さい。
ちなみに、今の中学生は残念ながら野球にほとんど興味がありません。阪神タイガースという野球チームが存在していることはもちろんのこと、ホームランという言葉さえ知らない生徒さんも多く存在します。野球をする生徒さんも極端に減っていて、女子野球に関わる生徒さんのほうが多いくらいになってきています。時代とはいえ、スポーツと言えば野球の時代に育った身としては寂しいものです。
教室のことに話を移すと・・。
週末の定期テスト対策授業が無事終了しました。
※教室により実施日が異なります。
ペースが速い生徒さんだと、数・英は通常授業でテスト範囲を終え復習に入っており、理・社はテスト対策で終了し、理解が薄い範囲を2周目の復習。国語は、今週の通常授業で取り組めるかな・・という感じになっています。
とにかく期末テスト範囲は広いので、「とりあえず終わりました。」では得点が取れません。これから時間の許す限りワーク問題集を何回も解いて仕上げていく必要があります。
その「とりあえず終わりました。」が良くない例として、テスト対策授業の合間に確認をした一例をお話します。
今回、鶴川中3年生の歴史の範囲は、大正デモクラシーから戦後・現代の日本までが範囲になります。
要は大正時代から平成・令和までが範囲になるわけです。
100年以上の非常に濃い期間の歴史になります。
覚えるべき用語も多く、大きな歴史的事案は背景や流れを覚えていく必要があります。
その中でも日中戦争から第二次世界大戦までの範囲は一番情報量が濃くなりますが、「学校ワークが終わった生徒さん」にいくつか質問を投げかけてみると、なかなか厳しい状況がありました。
詳しく聞いてみると、ワークは答えを写しただけのようでした。
「答えを写したら意味ないよね。」と伝えると、「いえ、提出するだけなので大丈夫です。」と答えるわけです(苦笑)。
「そんなわけあるわけ無いでしょ!書き写しているだけで覚えていなかったら、テストで解けない・得点取れないよね?」とその生徒さんには少しキツめに伝えておきました。
生徒さんからは、もう一度復習し直すというコメントを貰いましたので期待したいところです。
また、別の生徒さんには、世界恐慌が起こった背景を質問しました。
その生徒さんは、世界恐慌という言葉は覚えていましたが、なぜ世界恐慌が起こったのかを把握していませんでした。
この生徒さんは、歴史のすべての範囲をセルモのテスト対策授業で勉強していたので、少なくともレクチャー解説で大まかな理由の説明を確認しているはずです。
私からアメリカのニューヨーク市場の株価が大幅に下落したこと、なぜそれまで株価が堅調であったのか、当時の戦争とアメリカの立ち位置や、株価が下落した理由を説明しました。
この生徒さんは、流石にまずいと思ったようで、本人のリクエストもあり、歴史の範囲をすべて復習しなおしました。結果に少しでも繋がると良いのですが。
社会で高得点を取る生徒さんは、重要語句を覚えていることは当然ですが、教科書をしっかり読み込み、世界的な大きな事案の背景や流れを良く把握しています。歴史が大好きな生徒さんだと、もっと深く知りたいということで、wikipediaやyoutubeの動画等でプラスアルファの情報を調べたりしています。
そういった好奇心や取り組みを各生徒さんに広げてもらいたいなと思います。各ご家庭でも、一緒に地理や歴史・公民など、テスト範囲の単元の興味が広がるような会話をして頂けると嬉しいですね。