世界史を学ぶことは時事問題を把握するためにとても大切 [代表:宮谷]
時事問題と世界史の勉強です。
昨日、中東にあるイスラエルで、パレスチナのガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスが、2,000発以上のロケット弾発射や武装勢力を侵入させる大規模攻撃を行い、実質的な戦争状態に突入しています。
最新のニュースでは、すでに双方で600人以上が死亡し、負傷した人も4,000人を超えているとのことです。
ハマス(イスラム教)はイスラエルの宗教上(ユダヤ教)の休息日を狙って攻撃を加えたようですが、この問題は本当に根が深い問題です。
第二次世界大戦後の1948年にイスラエル(ユダヤ人)が建国されましたが、元々その地はパレスチナ(アラブ人)のものでした。元々パレスチナの土地であったという言葉も、人によっては「いやいや、その前はユダヤ人の王国があったでしょう。」と、非常に複雑な経緯を辿ります。
まさに世界史の勉強をするにあたり、絶対に外せないストーリーなのです。
そのあたりの経緯は、下記の世界史の窓等のサイトに詳細に記載されています。
あまりにも複雑すぎて、時間軸も長い問題です。その状況を把握するには時間を要しますが、少なくと何度も起こる中東戦争で多くの方が無くなっています。
ちなみに、中東という地域は、民族と宗教が交わる地域なので、「紛争が無い年が無い。」と言われる状態になっています。
どちらが正しいかは、どちらのスタンスに立つかによって大きく変わる問題です。さらに、そこに大国や兵器産業の思惑が絡んできます。
今後どういった流れが予想されるでしょうか。国連は昨今の戦争や紛争では機能しておらず、大国は非難はするでしょうが、直接の参戦は無いでしょう。周辺諸国も各国内での紛争や問題を抱えており、本件には距離を取りそうな気がします。長引く可能性が高いと言えます。