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コロナウイルスによる緊急事態宣言空けから1ヶ月が経過しようとしています。
中学生で、この緊急事態宣言による学習面の影響を一番受けたのは、間違いなく中学1年生でしょう。
入学式だけはなんとかなんとか実施したものの、授業は行われず、少しばかりの課題が学校から課されただけの2ヶ月間でした。
6年生のうちに塾で中学1年生の先取り学習を実施していた生徒さんは、影響が少ない・ほとんど無いと思われますが(セルモの生徒さんは、ほとんどの方が先取り学習されていました。)、そうでない生徒さんは6月からいきなり中学1年生の学習が始まり、同級生との差を感じたのではないでしょうか?

おそらく分散登校が終了し、通常授業が始まった先週からその差を感じ始めていると思います。というのも、特に中心となる数学・英語は事前の予習が無いと、理解するのが大変な科目だからです。

数学で言うと、用語を理解するのが難しいという課題があります。正負(プラス・マイナス)、自然数、絶対値、不等式など、様々な用語や記号を最初に学習するのですが、この用語の解釈を苦手とする生徒さんが多いです。
また正負の数の加法・減法(足し算・引き算)では、2つの解き方があるのですが、この2つの解き方で混乱してしまし、よく分からなくなる方も多いです。
他にも、実は小学校の分数や小数が理解出来ていないまま中学校に進学した生徒さんも多く、1学期で壁にぶつかり、そのまま3学期まで進んでしまう・・・。そういった生徒さんたちを、今まで何人も見てきました。

ここから取り返すのは大変です。1年生の数学だけでなく、場合によっては小学生の学習にも取り組まないといけないからです。
英語は数学とは違う壁があります。単語の壁です。現在、町田市が使っているニューホライズンという教科書は、一番最初に150個以上の単語を覚えなければなりません。





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