🧩【集中力アップの新習慣】授業前に「知恵の輪」! [代表:宮谷]
子ども達の集中力を上げるために、何か良い取り組みは無いか——

いつもそう考えています。
勉強における集中はとても大切です。
知識を深く理解する、問題をたくさん解いて経験値を高める。
どちらも“集中”なしには成り立ちません。

ところが今の子ども達は、集中力の低下が深刻だと言われています。
短時間で終わる動画やゲームに慣れ、数十秒〜数分で気持ちが切り替わってしまう子が多いようです。

学校でも、集中出来ずに先生から注意される子ども達も増えています。

つまり、子ども達の学習を始めとした様々な能力を改善していくためには、集中という土台を改善していくことが大切なのです。
そこで2週間前から、鶴川教室で新しい試みを始めました。

それが「授業前の知恵の輪」です🧠
知人の塾経営者から「勉強の前に“集中できる何か”に取り組むと、その後の集中が続く」と聞いたのがきっかけでした。
セルモの学習システムにも「偉人の部屋」というページがあり、偉人の話を視聴した後は集中して勉強に取り組める生徒が多いのですが、よりバリエーションを増やしたかったのです。
導入初日、小学生たちは早速興味津々。

「先生、これ何?」「知恵の輪だよ。」
「本屋で見たことある!やってみたかった!」と、みんな一斉に集まってきました。
授業開始5分前には終了するルールにしていますが、それまでの間、教室は静かな集中空間に。
誰もしゃべらず、真剣に知恵の輪と格闘しています。
2週間経ってみて感じる効果は3つ。
① 少し早く登校する生徒が増えた。
② 解けなかった悔しさで、次回も挑戦する生徒が増えた。
③ 授業開始後の集中が明らかに高まった。

総じて、とても良い効果を感じています。
知恵の輪のほかに「永遠に遊べるパズル」も置いてみましたが、そちらは生徒によって好みが分かれました。

現代っ子には、シンプルで手軽に始められる知恵の輪のほうが合っているようです。
小学生には大きな効果が出ましたが、中学生はあまり興味を示さない様子。
今後は中学生の集中を高める仕組みも考えていきたいと思います。
鶴川教室で成果が出たので、今後は忠生・木曽教室にも展開予定です。
各教室には日本史や世界史の本も置いてありますので、少し早めに登校し、心を整えてから学習に入ってみて下さい。

ちなみに——
時間ギリギリに来る習慣のある生徒さんは、忘れ物が多かったり、集中が続かない傾向があります。

少し余裕を持って行動することが、結果として学習にも良い影響を与えます。時間管理についても、各ご家庭でお声がけのほどお願いします。