悲喜こもごもの合格発表。次なる一般入試に向けて[代表:宮谷]
昨日は東京都立高校・推薦入試の合格発表日でした。

各生徒さんや保護者様から合否の連絡をいただき、教室内も喜びと悔しさが入り混じる一日となりました。
見事合格を勝ち取った皆さん、本当におめでとうございます!😊
これまでの努力が実を結んだこと、私も自分のことのように嬉しく思います。
一方で、残念ながら不合格となってしまった生徒さんもいます。
少し落ち込む様子も見られましたが、保護者様は皆様とても冷静に受け止めていらっしゃるのが印象的でした。
昨日登校した生徒たちは、気持ちを切り替えて早速過去問演習に取り組み、一般入試への備えを始めています。
推薦入試の結果から見えた「2つの差」
今回の結果を冷静に分析すると、合否を分けたのはやはり**「①内申点」と「②事前準備」**の差であったと感じます。

推薦入試では、学校ごとに計算方法は異なりますが、いわゆる「素内申」を300~500点満点に換算します。
内申点を7~11倍に引き上げる計算になるため、内申が「5」違うだけで、総合得点では約50点もの差が生まれてしまうのです。50点の差を挽回するのは、とても大変です。
さらに準備不足があった生徒さんもいました。
「自己PRカード」の作成がギリギリになったり、面接や作文の練習回数が不足していたりすると、内容が自分の言葉にならないまま本番を迎えることになります。
改めて、**「内申点には余裕を持って挑むこと」と「準備は前倒しで進めること」**の大切さを、今後も生徒・保護者の皆様へ伝えていきたいと痛感しました。
特に倍率や偏差値が高い学校は、ライバルは間違いなくしっかり準備を進めていますので、それを上回る取り組みが必要となるでしょう。
一般入試も「冷静な判断」が鍵
この状況は、目前に迫った一般入試でも変わりません。

都立一般入試では「換算内申(65点満点、実技科目を2倍)」を採用します。
これを300点満点に換算し、さらに当日点(500点満点)を1.4倍した700点を合計した、1000点満点(+ESAT-Jの20点)で合否が決まります。
※一部計算方法が異なる学校もあります。
内申点が目標に対して不足している場合、その分を当日点でカバーしなければなりません。
今の時期、過去問の得点状況を見れば、合格水準に届くかどうかの客観的な判断が可能です。
わずかな差であればこれからの追い込みで逆転可能ですが、差が大きい場合や得点に安定性が無い場合は**「冷静な判断」**が必要になる場面もあります。
都立入試には、倍率発表後の**「取り下げ・再申請」**という制度があります。
これは決して恥ずかしいことではなく、合格を確実にするための「戦略的な判断」です。
中学生本人だけでは、このあたりのシビアな感覚を掴むのは難しいものです。
ぜひ保護者様におかれましても、お子様を支え、冷静な判断をサポートしていただければ幸いです。