春期講習も折り返しです!
来週から後半戦に入りますが、多くの生徒さんが新学年に向け集中して取り組んでくれています!
合間に体験学習や、ご入塾の手続きなど、毎日が怒涛の如く過ぎ去っていきます。
卒業生の皆さんにも、卒業記念品贈呈を行ないました!
高校部継続の皆さんは、引き続きよろしくお願いします!
話題は変わり、この4月から中学校の教科書が変更になります。
国が定める学習指導要領はおおよそ10年に1回変更になりますが、その途中で教科書がマイナーチェンジされます。
今回は中間変更になりますので、指導要領自体は変化が無いため、科目により教科書メーカーの変更や内容のブラッシュアップになります。
新教科書で気をつけなければいけないのが、中学3年生の理科と新中学1年生の英語かなと思います。
まず理科ですが、3年生は新学年早々に難しい単元を学習するので、十分に気をつけてください。
今までの教科書(大日本図書)は運動とエネルギーという単元が第一単元でしたが、今回の教科書(教育出版)は化学変化とイオンが第一単元です。
化学分野はどの生徒さんも苦手にしているので、1学期から理科がわからない・距離を取る生徒さんが出るものと思われます。
春期講習でこの分野に取り組んでいる新中学3年生の中には、早速頭を抱えている生徒さんもいます。
水溶液と電気分解、イオン…保護者さんも学生自体に苦戦された方もいらっしゃるのでは無いでしょうか?私自身もそうでした(笑)
生徒さんには、「難しい分野」ということを伝え、「焦らず繰り返し学習していこう!」とお話しをしました。
苦手な生徒さんは、得点を見ながら繰り返し解説や演習を行うよう調整をしています。
次に新中学1年生の英語ですが、教科書メーカーが三省堂になりました。従来の光村図書から切り替わりました。
こちらの教科書で気をつけなければならないのが、従来の教科書より難しい文法の登場が早いことです。
例えばレッスン1でいきなりWhatやHow manyを使った疑問文が登場します。
2020年に改訂された学習指導要領から、従来中学1年生で習っていた英語の文法を小学校5/6年生で学習済みという前提になっていることが影響しています。昨年までの教科書は、移行期間を考慮した内容でしたが、今回は移行期間考慮を外したという感じでしょう。
WhatやHow many自体も小学生で習っているわけなので、「レッスン1で学習するのは何ら問題無いでしょう…、」というのが教科書作成側のスタンスかと思います。
実際には、小学校で習ったけど、その意味や使い方は理解出来ていない生徒さんが多いです。
春期講習で英語を学習する新中学1年生や、新小学6年生には、「文法の意味を理解することはもちろんのこと、各単語のスペルも暗記して使いこなせるようになろう。」と声を掛けています。
いずれにせよ、理科も英語も少し難しい内容だとしても、春休みのうちにウォームアップ学習しておけば、学校の授業が始まってもスムーズに習得することが出来るはずです。
新学年の本格的な授業は、始業式数日後の4月10日から4月15日あたりから始まります。
まだ10日〜2週間弱ありますので、「今からでも新学年のウォームアップ学習したい!」という生徒さんがいらっしゃれば、小学生も中学生も高校生もお気軽にお声がけ下さい。
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2025.03.30
忠生教室では昨日中学部を終えた生徒全員に記念品を贈呈することができました。
中学校もそうですが、ある日を境にパタリと生徒たちは教室に来なくなります。
小学生から見てきた生徒、中学生から見てきた生徒、皆それぞれの新たなステージへと旅立っていきます。
本当に多くの保護者様がご挨拶にいらしてくださり、たいへん恐縮です。素晴らしい生徒、素晴らしい保護者様に恵まれていることは本当に幸せなことです。
公立学校や大手集団塾さんですと、だいたい3年おきに先生方が異動します。
私はと言いますと2017年から8年ずっと忠生教室におります。
上のお兄さんお姉さんが卒塾し、妹さん弟さんが卒塾し、ありがたいことに地域の皆様のお子様方のご成長を見守る影の薄い一員とさせていただきました。
本当にありがとうございます。
ささやかな教室ではございますが、これからも生徒一人ひとりに合った学習フォローをしてまいります。
現在、大変多くのお問い合わせをいただいております。4月スタートまで春の特典がございますので、ご連絡お待ちしております!
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2025.03.28
中学校を無事卒業し、中学部としての通塾も今週で最後となります。
各教室では卒業記念品を贈呈しております。
こちらがその様子です↓↓↓
※セルモ公式インスタグラムより
みんな素敵な笑顔なのですが、未成年ですので顔写真は控えさせていただきます。
私だけ写っていますが、そこはご容赦ください。
さて、春期講習、体験授業、ご入塾手続きと続きます。ありがたいことです。
忠生教室の新中3生は残り数名で定員となります。
お陰様で今年の都立高校推薦入試の合格率は80%と生徒たちが本当によく頑張りました。
開校以来、地域では常にトップクラスだと想像していますが、違っていたらごめんなさい。
推薦入試は決して容易く突破できるものではありません。
参考までに、倍率3.42倍、2.25倍、1.89倍、1.73倍、1.50倍、1.49倍という高倍率を突破できました!
一般入試の勉強もしながら、面接、作文、小論文、内申点アップに努めた生徒たちは本当にすごいと思います。例年そういう生徒さんが集まってくれます。
でもちょっと待ってください。
今一度、気持ちを立て直して目の前にあるやるべきことに集中しませんか?
夜な夜なゲームばかりしていませんか(TT)
新学期はすぐそこまで迫ってきています。
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2025.03.25
今日は町田市内小学校の卒業式ですね!
小学6年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!!
少し天気が怪しかったですが、なんとか持ちこたえました。
先週、6年生の保護者様とお話ししましたが、6年間あっという間だったとのことです。
低学年の時に新型コロナウィルスが発生(2020年春ですね)し、その後数年間はマスクやワクチン、人混みに出かけられないなど、窮屈な思いをさせたとの感想もお伺いしました。
来月からは中学生ですが、昨今の中学生の共通テーマは、どの生徒さんもその学習量が大変多く、油断していると一気に学習が崩れてしまうということです。
昨日も新中学1年生の保護者様からお問い合わせを頂きましたが、学習時間の確保が何よりも必要になってきます。
中学校生活の3年間は、小学校以上にあっという間ですので、毎日の生活時間を規則正しく過ごしていきたいものです。
スマホやゲームの影響も大きいので、このあたりもしっかりルールをご家庭ごとに定めたいですね。
さて、前回のBlogの続きですが、小学生の春期講習の様子を伝えたいと思います。
【中学受験を目指す小学4年生の生徒さん】
◯一般的に、中学受験は2から3年間の準備期間が必要になります。
目指す私立中学校のレベル感や科目数によって異なりますが、4科目受験をする場合は理科や社会の学習が必須になります。
この春から中学受験に向けスタートを切った生徒さんは、この春休みで理科・社会の5年生の学習に取り組み始めています。
まずは教科書の基本的な内容を抑え、その後受験レベル問題へとステップアップしていきます。
出来れば6年生の夏休み前には6年生までの基礎学習を終えたいですね。
夏休みから約半年間程度受験レベル問題集や過去問題集を重ねていきたいところです。
【中学英語を先取り学習する小学5/6年生の生徒さん】
◯上記にも書きましたが、中学校の学習で一番課題になっているのが英語です。
文法、単語とも小学校と中学校の授業内容がうまく連携が取れていないのが最大の原因です。
本来、小学校5/6年生の間に、「以前の指導要領では中学校1年生で学んでいた文法と単語」を習得しておく必要があります。
ところが、学校では英語に慣れることを優先させていて、文法ルールを説明し、単語を暗記させる授業が出来ていません。
保護者さんも「小学校で英語の授業をやっている。」ことは把握されていても、この文法や単語を使いこなせていない事実は把握されていないケースが多いです。
よって、算数の学習に余裕がある生徒さんは、英語を出来るだけ先どって取り組んでもらうようにしています。
【算数のさかのぼり学習に取り組む各学年の生徒さん】
◯入塾直後の小学生の生徒さんで一番多いのがこのパターンかと思いますが、季節講習中になるべく算数のさかのぼりは終わらせたいところです。
各学年の下巻に入っている生徒さんは、ゴールが見えてきいますね。
4年生だと「がい数」、5年生では「割合・速さ」のさかのぼりが一番のハードルになります。
今まで学習した要素を複数組み合わすので、それぞれの知識を正しく復習した生徒さんは、少しヒントを与えると解けるようになります。
出来るだけ春休み中に現学年の復習は終わらせたいですが、焦っては意味が無いので確実に取り組んでいきましょう。
【国語の文法を復習する各学年の生徒さん】
◯算数・英語への課題を抱える、多くの小学生の皆さんですが、それ以上に課題と感じるのが国語の文法です。
文法の学習は主に小学2年生から始まるのですが、学年に対して意外と難しい内容をやっており、きちんと習得しないまま次学年に進んでいるケースも散見されます。
特に、主語・述語・修飾語の3つですね。
2年生からこれら文法を始めている理由としては、文章を正確に読み取ることが目的です。
逆に言うと、文章を正確に読み取るのが苦手な生徒さんは、この3つの文法を意識せず読んでいることが多いです。
中学受験を目指す生徒さんの国語でも、これら文法の復習は必須です。
今日書いた4つのパターンはあくまでも一例です。その他にも様々な課題やニーズがあるので、保護者さんと相談しながらメニューを決定しています。
明後日から春期講習再開しますが、途中参加もOKですので、お気軽にお声がけ下さい。
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2025.03.24