セルモの教室長BLOG

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東京都校長会志望校予定調査 [教室長:松本]

東京都が実施しております都立高校を第一志望とする生徒の倍率調査(校長会調査)の結果です。


今年の受験生は昨年に比べて77856人(-252人)とほぼ変わりません。一方、都立高校の志望者は5%減っております。


本調査結果は実際の倍率ではなく、あくまでもアンケート結果です。


推薦入試で合格された生徒は実際には分割前期入試を受けません。


では、実際の倍率はどうなるのかと問われますと、だいたい「高くなる」とことが予想されます。


(今年の校長会調査結果)

※近隣高校のみ


町田高校  1.09倍

狛江高校  1.74倍

成瀬高校  1.19倍

松が谷高校 1.49倍

小川高校  1.01倍

片倉高校  1.15倍

山崎高校  0.62倍

府中東高校 1.21倍

永山高校  0.86倍

野津田高校 0.71倍

工芸高校  1.46倍

町田総合  0.89倍

若葉総合  0.92倍

町田工科  0.89倍


では、昨年の校長会調査結果と最終倍率をご覧ください。


(昨年の校長会調査→最終倍率 アップ率)


町田高校  1.33倍→1.42倍 ×1.06

狛江高校  1.45倍→1.61倍 ×1.11

成瀬高校  0.98倍→1.13倍 ×1.15

松が谷高校 1.51倍→1.36倍 ×0.90

小川高校  1.09倍→1.24倍 ×1.13

片倉高校  1.20倍→1.22倍 ×1.01

山崎高校  0.91倍→1.12倍 ×1.23

府中東高校 1.38倍→1.50倍 ×1.08

永山高校  1.01倍→1.28倍 ×1.26

野津田高校 0.66倍→0.61倍 ×0.92

工芸高校  1.29倍→1.44倍 ×1.11

町田総合  0.92倍→1.03倍 ×1.11

若葉総合  1.08倍→1.25倍 ×1.15

町田工科  0.85倍→1.05倍 ×1.23


このように、最終倍率はほとんどの場合跳ね上がります。

したがって、安心はできません。


要因として、調査の時点から志望校が変わった、応募状況を見て志願変更したなどが考えられます。


単純に昨年のアップ率をもとに今年の倍率予想を出しますと以下のようになります。


町田高校  1.15倍

狛江高校  1.93倍

成瀬高校  1.36倍

松が谷高校 1.34倍

小川高校  1.14倍

片倉高校  1.16倍

山崎高校  0.76倍

府中東高校 1.30倍

永山高校  1.08倍

野津田高校 0.65倍

工芸高校  1.62倍

町田総合  0.98倍

若葉総合  1.05倍

町田工科  1.09倍


例年の傾向を鑑みますと、分割前期入試で1.00倍を切る高校はほぼないでしょう。


さて、今私立高校入試が本番を迎えています。

最後の一人が合格するまで、油断できません。


阪神・淡路大震災から30年経過 [代表:宮谷]

本日1月17日は、1995年の阪神・淡路大震災から30年です。


NHKでも特集を組んでいます。

大阪出身の私は当時大学1年生で、この大震災は大阪の実家で直撃を喰らいました。


地震が発生したのが5時46分なのでまだ寝ていたわけですが、地震のP波(第一の波)で目が覚めました。寝ぼけていましたが、「あれ?何か変だな…。」と感じていると、その後強烈な揺れが発生しました。

地震のイラスト「揺れる街」

S波(第二の波)があまりにも強烈で、しばらく呆然としたものです。書棚が倒れ、本やCDが全部床に落ちました。


二段ベッドの下段に寝ていたので、上に何か落ちてくるということはありませんでした。


すぐに、家族揃って家から外に出るものの、停電して外は真っ暗でした。

懐中電灯を持つ人のイラスト(男性・暗闇)

家自体は鉄骨作りだったことと、私が住んでいた地域は川に挟まれた地域で、不思議と被災にあった家は無く近所の人も無事でした。

大学は恐らく休校になったと思いますが(このあたりは記憶が曖昧)、大学の友達と連絡を取ると「◯◯が行方不明で連絡が取れない。」というような話も出ました(後日避難所にいたことが分かる。)。

避難所生活のイラスト(困った顔)

電気が復旧してテレビに映し出されるのは、一面焼け野原の神戸の街や、三宮駅前の大きなビルが倒れている映像でした。


神戸に行けたのはその後数カ月後でしたが、電車の線路沿いの焼け野原を見て現実だったんだなと改めて思ったものです。

特集】阪神・淡路大震災

出所:神戸新聞

被害データが掲載されていたので改めて見てみると、ものすごい災害だったことが分かります。


●人的被害  

死者:6,434名

行方不明者:3名  

●負傷者

重傷:10,683名  

軽傷:33,109名  

●住家被害  

全壊:104,906棟

半壊:144,274棟

一部破壊:390,506棟  

●非住家被害  

公共建物:1,579棟  

その他建物:40,917棟  

文教施設:1,875ヶ所  

●インフラ被害  

道路:7,245ヶ所  

橋梁:330ヶ所  

河川:774ヶ所  

がけ崩れ:347ヶ所  

ブロック塀等:2,468ヶ所  

●ライフライン被害

水道断水:約130万戸  

ガス供給停止:約86万戸  

停電:約260万戸  

電話不通:30万回線超 


今の小中学生は、阪神・淡路大震災や東日本大震災は経験していない(中学3年生も東日本大震災は覚えていない)ので、2つの大震災を経験した私から「それぞれ凄かったんだよ。」と話をしても、「へー」という感じで実感はありません。


ただ、大きな災害というのはいつ発生するか分からないので、常に家族での連絡先ははっきりしておきたいところです。


親の会社名や職場を知らない子供も多いですし、電話番号も覚えていないのがほとんどです。

迷子の男の子のイラスト

財布にメモを入れておくとか、スマホの番号登録のメモ欄に書いておいても良いでしょう。


教室では今週消化器の入れ替えを行います。消化器の寿命はだいたい10年なのですが、常日頃から消化器の寿命は意識することないので、知らぬ間に切れていることも多いです。

燃えるストーブを消化する人のイラスト(事故)

切れてすぐに使えなくなることはありませんが、あまりにも古いと動作不良するかもしれませんからね。

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