今週末は作文練習会を実施します! [代表:宮谷] 毎日、あっという間に時間が過ぎてしまいますね。 特に受験生は、受験期のカリキュラムをどんどんやりこなしていく必要があります。 通常の学習だけでなく、面接や作文・集団討論の練習を進めていく必要があります。 先週末は面接練習会を実施しました。皆さん、初めてにしては良く出来ていましたね。 今週末7/13(土)は受験生の作文練習会を実施します。 作文用紙の使い方や、記述上の注意点を説明し練習します。 近年の傾向として、字が小さく・薄い生徒さんがとても増えているので、まずは「大きな字で濃く・丁寧に」書くことが最大のハードルです。 実は、こちらも近年の傾向ですが、小学校でも中学校でも作文を書く機会が激減しており、作文用紙の使い方もほぼ忘れている・知識が無い状況からスタートするとお考え下さい。 そういう背景もあり、面接以上に作文の練習はステップを踏んでいく必要があります。 作文や小論文の中身の充実は、作文用紙の使い方や書き方の次のステップです。都立高校と言っても、学校ごとに全くテーマが異なりますので、志望校に合わせた作文・小論文を練習していく必要があります。 例えば「学校生活」に関係する作文テーマが多い学校と、「社会問題」に関係する小論文テーマが多い学校を志望校として同時に考えることは少し難しいということになります。 過去のテーマ検索はこちらから https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/theme/index.html 夏休み前の段階では、そこまでの練習はしないので大丈夫ですが、夏休み明けからの練習は、志望校別に練習するテーマが異なってきますので、出来れば夏休み中にある程度志望校は絞りたいところです。 但し、当然受験前になり志望校の調整・変更が入る場合があります。「内申点が足りなかった。」「生徒さんの気が変わった。」など、様々な事情があります。 その場合は、出来るだけ早く練習の中身を切り替えるしかありません。ただし、作文と小論文を入れ替えるのは結構難しいので、作文は作文、小論文は小論文の入れ替えのほうがベターです。 作文練習会のお申し込みがまだの方はどうぞお急ぎ下さい。 12:30開始の枠と17:30開始の枠が人数的に比較的サポートしやすいので、こちらを中心にお申し込み下さるとありがたいです。 https://airrsv.net/selmomachidakiso/calendar カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.09 AIによる不登校予測、多様化学校の設置! [代表:宮谷] 今日は、保護者の皆さんに知って頂きたい情報を二つ書きたいと思います。 まず、この2つに共通するテーマは、不登校対策に関するニュースです。 不登校は、町田市はもちろん、全国的に大きなテーマとなっており、特にコロナ禍以降顕著です。 文部科学省が昨年公表した調査によると、 小中29万人、不登校児童生徒数が過去最多に 文科省調べ https://www.sentankyo.jp/articles/2ee12fc6-a856-4cb5-a230-026803c5bcc2 全国で約29万人の小中学生が不登校となっており、前年度から22%も増えたとのことです。グラフを見ると、その急激な増加に驚かされます。 あくまでも、一定の基準を超えた不登校の生徒さんの数ですから、その基準には至らずとも、ランダムに学校を休む生徒さんも含めたら、実際はより多くの人数になるものと思われます。 そういった中で、不登校に関するニュースが2つ気になりました。 まずひとつめです、 戸田市「AIで不登校予測」、9割の学校が「信頼性高い」と評価するも残る課題 「ダッシュボード」連携で教育データ活用を推進 https://toyokeizai.net/articles/-/761493?twclid=279nae7is7w7b1u9hoagsmkm1h 埼玉県戸田市で、データを活用しAIモデルを構築することで、子どもたちのSOSを早期発見、不登校を防ぐというものです。 今までは先生たちの経験則・報告をベースに対応していたものを、データで精度高く予測出来るこの取り組みの意義は大きいと思います。 一方で、この記事にある通り、データの鮮度や、データの更新が手作業であるなど、課題も沢山あるようです。ただ、いずれも解決可能な課題と思いますので、より良いモデルになり、全国に横展開出来ると良いなと思いました。 二つ目は、我が町田市の取り組みです。 学びの多様化学校の設置について https://www.gikai-machida.jp/voices/GikaiDoc/attach/Gk/Gk6241_56gou.pdf 町田市の不登校は、この5年間で小学生が2.6倍、中学生が1.5倍と急増しています。 おそらく多くの保護者さんが実感をされていることかと思います。我々も、不登校になられた生徒さんの学習相談が増えていることを実感しています。 この多様化学校は、様々な事情で在籍校に通うことが難しい生徒さんを、新たな環境で再チャレンジすることを支援する仕組みです。 今も町田市教育センターに「けやき・くすのき教室」という仕組みがありますが、どうしても多学年混合でのサポートになったり、カリキュラムが在籍校とは違うので、学習面で不十分という課題がありました。 それを改善するのが多様化学校です。 しかし、この多様化学校にも課題があります。 町田市の場合は、一旦多様化学校候補地(南成瀬小学校)の空きが出るまで、現在の教育センター内で2025年度から運営が開始されます。 しかし、この教育センターのせよ、南成瀬小学校にせよ、非常に広い面積をほこる町田市各所から通うのは、生徒さんひとりでは困難な場合が多いと思います。保護者さんや周囲の送迎協力が欠かせません。 南成瀬となると、相原や小山など北の方の方は送迎したとしても、往復で1時間以上掛かるのではないでしょうか。 せめて、最低でも北部・中央部・南部と3箇所位あると良いなと思いました。 場所、教師、スタッフ、給食、予算、その他様々な要因があるので、そう簡単にことは運ばないかもしれませんが、是非多様化学校の拡充があると、救われる生徒さんも多いのでは無いでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.08 体験授業、面接練習会、新規のお問い合わせ対応、怒涛の一日 [代表:宮谷] 昨日6日(土)は…怒涛の一日でした。 朝イチで、鶴川教室で中学2年生の生徒さんの体験授業を実施させて頂きました。 終了後木曽教室に移動し、中学3年生の面接練習会(2時間×4セット)、合間に中学3年生の方の新規お問い合わせの対応をさせて頂きました。 あっという間に一日が終わりました(笑)。私も疲れましたが、初めて面接練習をした生徒さんたちも、どっと疲れたようですね(笑)。初めてなので仕方有りません。普段使わない気を使いますからね。 さて、その面接練習会ですが、昨日は夏休み前の練習会ということで、まずは「身だしなみのチェック」「基本的な所作の習得」を行いました。 まずは生徒でペアを組んでお互いの身だしなみをチェック表に従って採点しました。 面接では、何よりも第一印象を上げる必要がありますが、有名な「メラビアンの法則」に従い、視覚情報を上げていきます。 その入口である身だしなみは、自分では問題ない思っても、相手からするとだめな場合があります。 面接相手は、初めて会う高校の先生です。普段、皆さんのことは知らない相手なので、とにかく清潔感のある身だしなみが重要です。 また、視覚情報の次は、聴覚情報です。明るく・はっきり・大きな声で情報を伝えましょう。 昨日参加された生徒さんの課題として多かったのは、 (髪の毛・髪型) ①髪の毛がボサボサで、整っていない。主に男子生徒さんです。 → 面接1週間前には、散髪・美容院に行きましょう。 ②長い髪の毛をくくっておらず、お辞儀すると髪の毛が邪魔になる。主に女子生徒さんです。 → ゴムバンドやピンで髪の毛をセットしましょう。 ③イラストにあるように、なるべくおでこを出して顔の肌色の面積を増やしましょう。明るい印象を与えます。 (制服) ①白いカッターシャツの下に、濃い色の肌着を着ていて透けている生徒さん。 → 透けない色に変えましょう。 ②ズボンやスカートがシミがあったり、しわくちゃな生徒さん。 → 試験1〜2週間前にはクリーニングに出し染み抜き、以後はきちんとアイロンをかける。 (靴・靴下) ①ショートソックスの生徒さん。 → 面接ではショートソックスは履きません。特に、男子生徒さんはズボンが短くなっているので、座った時に足首が見えてしまいます。 ②泥汚れのある靴の生徒さん。 → きちんと事前に洗う、磨くなどの対応が必要です。 他にも様々留意点はありますが、上記は誰でも改善出来るポイントなので次回の練習会では絶対に対応してきてください。 次に、所作の練習です。 昨日は初めての中、皆さん一所懸命頑張って取り組んでくれました。 課題としては以下の通りです。 ①まずは何よりも笑顔で、しっかり声を出すこと(大声である必要はありません)です。緊張で顔が固くなってしまう生徒さんが多かったですが、初回なので仕方ないです。自宅でも笑顔で話す練習をしていきましょう。また、声はしっかり出さないと相手は聞こえませんので、頑張って声を出していきましょう。 ②落ち着いて、ゆっくり話ましょう。初めて会う人は、皆さんの声を聞き取りづらいものです。特に、男子生徒さんは声が低いので、ゆっくり話すことで、相手に自分の話す内容を聞き取ってもらいましょう。 ③その他、着座姿勢・手の位置・歩き方・お辞儀の方法・お辞儀の長さなど、様々な点を説明・指導させてもらいました。 受験のライバルで、この時期から面接の練習をしている生徒さんはほとんどいないと思います。 そういう意味では皆さん、一つ有利な位置に歩みだしたので、ここで立ち止まらずどんどん先を行きましょう。受験は先行逃げ切りが圧倒的に有利です。それは勉強も同じです。夏期講習で思い切り勉強し、やるべきメニューをどんどんこなしていきましょう。 次のステップは想定問答の作成です。9月以降は中間・期末テストの勉強で忙しくなるので、8月末までに作成を進めていきます。中学3年生の生徒さんにはフォーマットを送ります。記入見本もあるので、しっかり取り組んでいってください。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.07 小学生の皆さん、辛抱強く、踏ん張って、「正しい知識」と「正しい学習法」を! [代表:宮谷] 鶴川教室は小学生の生徒さんが本当に多く、皆さん静かに真剣に学習に取り組んでくれています。 入塾時は、算数や国語に課題のあった生徒さんがほとんどですが、”さかのぼり学習”から取り組み始め、”先取り学習”へ切り替わっていきます。 切り替わると、生徒さんに自信が身についたことが明らかに分かりますね。 今まで学校の勉強の話なんか絶対にしなかった生徒さんが、「セルモで先に勉強したから、手を挙げることが出来た。」「分からない友達に教えてあげられたよ。」等、色々教えてくれます。 生徒さんにより切り替わるまでの時間軸は異なりますが、辛抱強く、踏ん張って「正しい知識」と「正しい学習法」を身に付けて欲しいと思います。その先に待っている風景を見るためには、お子さんにあった時間軸が必要です。 さて、学習につまずく原因は多くの生徒さんに共通です。 ①学校の授業ペースが速く、知識的なインプットが追いつかなかった。 ②各単元の難易度が高く、理解が追いつかなかった。 ③書く学習を避けてきたので、解き方が身につかなかった。 ④繰り返し演習をしなかったので、時間が経つと忘れてしまった。 こういったところでしょうか。特に、③④は「その時は解けた。」と発言される生徒さんに多いです。 まずは”さかのぼり学習”で、当時分からなかった内容を補っていきましょう。そして、さかのぼるだけでなく、“しっかり書いて”、”情報をまとめるといった”、理解や定着を促進する取り組みも改善したいです。 当時分からなかったことでも、今だったら分かることが沢山あります。それはお子さん自身の脳が成長しているからです。 また、指導自体も標準的な指導内容より噛み砕いて行っていきますので、「それだったら分かる。」と心理的なハードルも下がるからです。 一方で、「分かる」「出来る」状態になっても、「書いて」「まとめる」作業をしなければ、また時間が経つと忘れてしまいます。 セルモでは、オリジナルノートを活用して、生徒さんのノート力アップ指導も行っていますが、こちらも辛抱強く取り組んでもらいたいと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.05 特待生に選ばれる! 私立中学校の特待生制度について。 [代表:宮谷] 先日、教室に嬉しいご連絡が来ました。 昨年度入試で私立中学校に合格された卒業生の生徒さんが、特待生に選ばれたとのことです! おめでとうございます!! その他、定期テストで良い結果が得られたことなど、充実した学校生活をお教え頂きました。 私立中学校の特待生制度ですが、様々な学校で実施されています。 一番多いのが授業料の免除で、半年や1年など期間も色々あります。 その他、海外留学に学校の費用で行ける学校や、附属の高校や大学の特別授業に参加出来るなど、各学校様々工夫されています。 選定の基準は、入学時の入試の結果や、1年間の定期テストの結果など、様々な基準を設けています。 セルモの卒業生の方の中には、中学校3年間継続して特待生に選ばれた方もいます。お母様からは、最大の親孝行とのコメントを頂きました(笑)。3年間学費免除だと、相当な金額になります。 なお、セルモから私立中学校に進学された方で、過去4名の方が特待生に選ばれています。 特待生を狙って受験していただいた訳ではないのですが、中学受験についてはとにかく基本重視でのカリキュラム設計・指導を行っています。 塾によっては、受験問題演習ばかりをされるところもあるのですが、合格だけでなく入学後の学習に繋がる受験にしてほしいので、特に理科や社会の基礎学習には時間を割きます。 最近では、適性検査型入試やAO入試など、一般的な入学試験では無い方式で受験出来る中学校も増えてきましたが、セルモとしては入学後の学習にしっかりついていけるよう、4科目の基礎学習をしっかり取り組むことをお勧めいたします。 ちなみに、特待生に選ばれた方々は、皆さん努力型の生徒さんです。天才型ではなく、コツコツ学習を積み上げた結果の合格と特待生です。そういう意味では、多くの皆さんにチャンスがあります。 私立中学受験は、難関校だと小学4年生から、中堅校だと小学5年生からが標準的な準備期間です。 ただ、中には小学6年生の6月から準備をし、見事合格・特待生に選ばれた生徒さんもいます!ので、私立中学校受験にチャレンジしてみたい方は教室までご相談下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.04 NEXT BACK