セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

日本の熊の種類、生息数を調べてみた! [代表:宮谷]

今朝ニュース番組を見ていると、秋田県の熊被害について報道していました。

秋田県の地図のイラスト(都道府県)

熊は食べ物を認知する嗅覚が非常に優れているのと、気候変動により山に餌が無ければ街に繰り出す…、そういった知能もあるようです。

クマの親子のイラスト

そして、11月末には秋田市内のスーパーに熊が現れ、男性従業員を襲撃しました。

スーパーマーケットのイラスト

熊は店内に留まりましたが、設置した罠の箱の中に入り、その後殺処分されました。


この殺処分について、秋田県には苦情の電話が相次いでいるようです。

電話対応に追われる会社員のイラスト(男性)

人間と熊は長年ずっと共生してきたわけですが、全体の生態系や縄張りなどがあるわけで、殺処分に対する単純な苦情や批判は避けるべきです。

箱罠のイラスト

さて、ここで客観的に熊について調べてみると、


①日本の熊は、ツキノワグマとヒグマの二種類。世界には八種類。

kuma_01.jpg

(山梨銀行HPより)


②日本の熊の生息数は、二種類の熊を合わせて二万頭以上。ヒグマは30年間で2倍近くに増加している。

プレゼンテーションのイラスト「ホワイトボード・右肩上がりのグラフ・男性」

③ヒグマは北海道に分布し、ツキノワグマは本州と四国に分布(九州では絶滅)。

地域別に色分けされた日本地図のイラスト

④人身被害は増加傾向で、年間100-200件

ビジネスのイラスト「業績アップ・右肩上がりのグラフ」

⑤捕獲数も個体の増加数に合わせて増加傾向(年間5,000頭前後)

※個体数を調整するために、計画的に捕獲しているとのこと。


ということだそうです。


放置される山が増えたことで熊も増えたのだと思いますが、ニホンオオカミのように絶滅しないよう、人間と共生できるよう管理していくことが大変難しいことが分かります。

オオカミのイラスト

ちなみに、多摩地域での熊の目撃情報も増加傾向で2023年は120件程度あったようです。町田市では1件のみですが、八王子などでは2桁の目撃があります。


熊の行動範囲は広く、餌となるブナの実やドングリが不作の年は、100平方キロメートルを移動するそうです。山手線内が60平方キロメートルということなので、かなり広い行動範囲となります。

自転車に乗った熊のイラスト(動物)

つまり、奥多摩に住んでいる熊が相模原や町田に来ても全然不思議では無いわけです。


ニュースで見たことをさっと調べてみましたが、私も熊についてはほとんど知らなかったので勉強になりました。


興味あることはどんどん調べていきたいですね!

無料体験学習のお申し込みやお問合せは、LINEからでも可能です!