成績分布の型が変わった! 成績優秀賞表彰!! 以前は、各科目の成績分布表は必ず「山型」でした。 しかし、いま全国の学校で「谷型」に移行してきています。 下記の画像は町田市内の某中学の2年・中間テストの成績分布です。 学校や学年により多少の差はありますが、似たりよったりの傾向になりつつあります。まだ、この分布はマシなほうで、全科目平均点が40点代の学校もあります。 本Blogでも何度も書いていますように、指導要領の難化に伴い内容についていけない生徒さんが激増しています。 中学校から急に勉強についていけなくなっているわけでなく、小学校からの連続性です。 小学校では、時間の都合で教科書の中身をすべて学習しているわけではありません。学校の先生たちも、少ない時間の中で最大限工夫されています。つまり、そもそも制度設計自体がおかしいのです。 また、お子さんが理解出来ていない範囲や内容が多いとしても、学校の先生から指摘が入ることもほぼ無くなりました。 この谷から抜け出すには、「長期間の学び直し」が必要です。 1日、2日で解消する話では無いので、時間や機会をしっかり確保し、腰を据えて取り組んで下さい。 先日体験の来られた保護者様が、「子どもは、いま霧の中にいるから、まずはこの霧が晴れるようにしてあげたい。」とおっしゃっていました。 まさにその通りだと思います。 五里霧中の場合は、霧が晴れるまで時間が掛かります。特に数学や英語は関連する情報や知識が多く、多くの要素の課題解消が必要です。霧の中にいる生徒さんを見つけてあげ、霧のないところへ導いてあげる必要があります。 さて、話は変わり、2学期中間テストの成績優秀賞を教室に張り出しました。 今回、せっかく良い得点を獲得したのに、期日までに提出が無い方が多かったです(表彰対象外)。次回からは提出期限内の提出をお願いいたします。 景品は、ゼブラ デルガードと、セルモオリジナル消しゴムです。 最近はシャーペンが続いていますが、シャーペンがやはりいちばん喜ばれますね(笑) 次回も成績優秀賞を目指して頑張ってください! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.23 自習しにきてもいいですか [教室長:松本] 昨夜、ある生徒さんが突然切り出しました。 「もっと勉強したい、自習しにきてもいいですか?」 一瞬「え?」と思ったのですが、そういえば秋から冬にかけて忠生教室の自習机には生徒が毎日のように自習にくるのが当たり前でした。 今大学2年生の生徒さん、大学1年生の生徒さん、高2の生徒さん、高1の生徒さん、もしかしたらこのブログも読んでくれているかもしれませんね。 自己PRカードのお手伝い、作文の添削、数学の教科書の練習問題の解説、iワークの理科のフォロー、面接練習を夜遅くまでやったり、色々と思い出されます。 気がづけば私も忠生教室に約8年おります。なぜか一部の生徒は、私が教室に住んでいると思っているようですが、そんなことはありません。 先日、教室から帰宅する時「先生!」と見知らぬ青年から声をかけられました。彼は忠生教室の生徒ではなかったのですが、日帰り合宿勉強会や面接練習会などで面識はありました。しかしさすがに薄暗く、名前が出てきませんでした。君の名は…? 名前を聞いて、すぐ思い出しました。 「先生、今俺大学生で理学療法士を目指しているんです」と。 「なに!?」 いや、感無量でした。色々な意味で。当時の塾生たちともたまに連絡を取っているようで、素敵ですね。 声をかけてくれたことが本当に嬉しかったです。彼のお兄さんが面接練習会で生徒たちの笑いをとっていたことがつい昨日の事のように思えます。 通りすがりの車から「せんせー!」、コンビニのお会計で「先生!」、飲食店で「え、なんで」などなど。なんだか金八先生のような気分ですが、なんと今の子たちはほとんど金八先生を知らないんです・・・ いずれにしても、生徒たちは私にとって皆大切なのです。 生徒たちが前を向き、他人を思いやり、自分の道を切り拓けるよう、そのために私もまだまだ頑張らないといけません。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.10.23