セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

ギラン・バレー症候群という病気(後半) [代表:宮谷]

土曜日は自宅で夕食を作りました。

カレーを作ったのですが、うちの子供達は手羽元が好きなので、手羽元カレーです。自分も鶏肉は好きですし、牛肉と比べて安いのが良いですね(笑)

しかし、今のカレールーというのは、本当に簡単に美味しいカレーが作れますね。

カレーのルーのイラスト


自分はエバラの横浜舶来亭というカレールーが好きなのですが、今日は自宅に在庫があったS&Bのゴールデンカレーとハウスのバーモンドカレーをミックスしました。

横浜舶来亭カレーフレーク甘口180g [1袋]

子供達もおかわりしてくれたので、良い気分転換になりました。


自分のカレーの作る方はスタンダードですが、玉ねぎはみじん切りで、コーラを少し入れます。コーラを入れるとお肉が柔らかくなりますね。昔、故梅宮辰夫さんが料理番組でやっていたのを真似して美味しかったので、それ以来ずっと続けています。


さて、前回のblogの続きです。


ギラン・バレー症候群という病気のお話です。

ギラン・バレー症候群 特徴と予防法は【文化・くらし/山梨】 | さんにちEye 山梨日日新聞デジタル

私も今回始めて知った病気ですが、このギラン・バレー症候群に俳優の小堀正博さん(@cup53594)が今年罹患されました。

小堀正博 (@cup53594) / X

小堀さんは、俳優業の傍ら「家庭教師」をされており、私ともSNSで繋がっていました。比較的頻度高く更新されていたのですが、突然更新が無くなり、しばらくすると大病をされて入院しているということが分かりました。


それから闘病やリハビリの様子を発信されており、先日はAMEBATVに出演され、病気から復帰までの一連の様子をお話されています。

ギラン・バレー症候群とは、末梢神経の障害によって、力が入らない、感覚がわかりにくい、しびれるなどの症状を起こす病気です。日本での発症割合は10万人に1-2人ということなので、めったに出会う病気ではありません。


小堀さんは、映像にもある通り症状発生後しばらくすると全く動けなくなり、救急車を呼んで病院のICUに入院されました。

集中治療室・ICUのイラスト

今では歩けるようになり大変良かったと思いますが、まだ後遺症は残っているとのこと。是非、今後より良くなっていただきたいと願います。


小児から高齢者まで年齢関係なく掛かる病気で、発症前に1ヶ月以内に風邪や下痢などの先行症状があるとのことです。


治療法は、①免疫グロブリンという血液製剤を5日間連続で点滴する治療や②血液浄化療法が行われるそうです。要は血液の中のウィルスを取り除き、綺麗にするということでしょうか。

輸血をしている患者のイラスト

致死率は1%、約20%の方が発症後1年経過しても、何らかの後遺症が残るということですので、早期発見、徹底的な治療・リハビリが大事ということかと思います。

問診のイラスト(女医・女性患者)

前回のblogに書いた、私が大学生の時に罹患した顔面神経麻痺も、多くの人に後遺症が残ります。自分も寒い時期や疲れた時は、麻痺した部分が少しピリつくことが未だにあります。


皆さんのご家庭でも、特に高熱が続く場合や、神経に違和感を感じされた場合は、出来るだけ早めに病院を受診されて下さい。受診しても良くならない場合は、セカンドオピニオンも必要では無いでしょうか。


これから一気に寒くなってきますので、皆さん健康には十分ご自愛下さい。

ギラン・バレー症候群という病気(前半) [代表:宮谷]

今週も皆さん勉強頑張りましたね。

集中して勉強をする人のイラスト(女性)

中間テスト後、早速期末テストに向けて全力で取り組んでいる生徒さん、体験に来て集中して自身の課題解消に全力を尽くした生徒さん、そういった姿を見ると全力で頑張らないといけないなと感じます。

机で勉強をする生徒のイラスト(男子)

さて、今日はとある病気に関するblogを書きたいと思います。

病気で頭を冷やしている人のイラスト(男性)

今までの何回か難病に関するblogを書いたことがありますが、今回はギラン・バレー症候群という病気について書きます。

ギラン・バレー症候群 特徴と予防法は【文化・くらし/山梨】 | さんにちEye 山梨日日新聞デジタル

出処:山梨日日新聞

長くなるので、2回に分けて書いていきます。


長年生きていると、自分自身や周りの人が様々な病気になります。


私は比較的病気や怪我は少ないほうだと思いますが、一つ珍しい病気になったことがあります。


それは、大学生の時に「顔面神経麻痺」になったことです。

ある日、アルバイト先(接客業)で「ありがとうございました。」が言いづらくなりました。

モニタを見せて案内する店員のイラスト(男性)

「あれ?何か疲れているのかな?」と思っていたのですが、休憩時間にケンタッキー・フライド・チキンを食べていると、味がおかしいのと、うまく食べられないのです。

フライドチキンのイラスト

「これは何かおかしい。」と思い、バイトが終わって自宅に帰り両親に相談しました。


父親から「すぐに夜間病院に行ってこい。」と言われました。連れて行ってくれるのかと思いきや、大学生なので自分で行けと言われました(笑)。

病院・医院の建物イラスト(医療)

いま考えると危ないのですが、車に乗って父から教えてもらった夜間病院に行きました。片道1時間位掛かる病院です。


夜勤担当の先生がすぐに診てくれたのですが、先生は私の顔を見るなり後ろの棚にある医学書を取り出し、「自分は内科だから専門では無いのだけど、それはおそらく顔面神経麻痺ではないかな?明日の朝一番で大きな病院に行ったほうが良い。」とおっしゃいました。

大病院のイラスト

次の日に自宅から一番近い総合病院の耳鼻咽喉科を受診すると、ベテランの先生と思われる方が机からおもむろに写真を取り出され、「この写真を見てごらん。顔面神経麻痺を舐めていて、きちんと治療を受けずに治らなかった人。」と言うではありませんか(笑)


先生はそれくらいきちんと治療しなければいけない病気ということを言いたかったのでしょうが、その写真はかなりのインパクトがありました。


すぐに入院しなさいと言われたのですが、自宅から近いので通院で対応してもらうことにしました。その時はすぐに治って大学やアルバイトに行けると思ったんですね。

病院の診察室のイラスト(背景素材)

ところが、「1ヶ月位は無理だと思うよ。」と先生はおっしゃいます。


それから本当に約1ヶ月、毎朝病院に行ってまずは点滴を打ちます。確か1Lの点滴だったと記憶していますが、量が多いのでとても時間が掛かりました。抗ウイルス薬とステロイド剤の点滴ですね。

ベッドで点滴をしている患者のイラスト

その後、顔面神経麻痺の部位の温熱療法と運動療法のリハビリをします。点滴から始めると4-5時間掛かるので、確かにこれでは学校にいけません。


朝病院に行き、昼過ぎに帰り、その後は自宅で静養していました。飲み薬も多く、薬が多すぎるので胃薬も一緒に出るという具合でした。

薬を沢山飲む人のイラスト

原因は、私の場合は首の後ろの筋肉に風邪をひいたことがきっけかで、ウイルスが入ったことが原因では?とのことでした。風邪は万病の元と言いますが、確かにその通りだなと感じたものです。


約1ヶ月弱で治療は終わりましたが、すぐに気づいて治療を始めたのが良かったそうです。


さて、長くなりましたが本題のギラン・バレー症候群…。


次回はこちらの病気に罹患され、大変ご苦労された教育関係の方の話を書きたいと思います。

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