小学生が、中学校入学までに実践して欲しいこと! [代表:宮谷] 小学生はとにかく以下の「3つの学習」をきちんと「中学校入学=小学校卒業」までに実践して欲しいと思います。 ①算数の確実な習得 ②国語の文法の理解、語彙の習得 ③英単語の暗記 中学校で学習に困っている生徒さんは、概ね上記①から③がボトルネックになっています。 ①の算数の確実な習得は、「計算だけでなく、割合・速さを中心とする思考力問題や、作図も含めた図形の問題」です。 算数は学校の先生により、ずいぶん授業内容が異なります。 A:計算中心に、とにかく基礎力の徹底をされる先生 B:学習指導要領通り、決められた単元をまんべんなく進める先生 例えばAのパターンの先生が連続すると、思考力問題や図形問題はあまり学習せずに時間が経過する場合があります。 ②の国語も先生によりずいぶん学習箇所が異なります。 特に文法をきちんとやっていないケースが目立ちます。主語・述語から始まり、文章を読み取る・書くためのルールが文法です。 文法用語やルールは英語にも繋がってくるのですが、主語・述語や修飾語など用語の意味が分からない生徒さんが非常に多いです。そうすると、例えば英語の指導で◯◯は△△を修飾しています。と言われても意味が分からない訳です。 あとは本blogでは度々お話している「語彙力」ですね。これは本当に深刻です。 ③英単語はほとんどの小学校で暗記はありません。 本来は小学校で約900の単語を習得し、うち300-400語は意味を把握しスペルを書けるようにする必要があります。 それが中学1年生のスタート地点です。文法もbe動詞・一般動詞・助動詞・基本的な疑問詞は小学校の間に終わっています。 しかし、このスタート地点というか発射台に立つ時点で必要なスキルを持ち合わせていないケースが多く、こちらも中学校の英語の学習に支障を来します。ちなみに、英単語は最近中学校でも暗記テストのようなものが段々と減っています。 本来は小学校5/6年生の2年かけて習得すべき内容ですから、いざ復習となっても数ヶ月で復習を終えることは困難です。 このように、学校からは明確にメッセージが伝えられることは少ないですが、実は多くの内容が飛んでいたり、未着手の場合があります。 「学校の先生には特に何も言われなかった。」中学校からご入塾される多くの保護者様から聞かれる言葉です。 中学校に入学後大変苦労するよりも、事前にしっかり準備をして頂くことが生徒さんにとっても保護者様にとっても最適なことは言うまでもありません。 計8回720分(12時間)3,300円 本気の中学校進学準備講座 受付開始!(〜10/末) 小学校5/6年生対象 各教室5名様限り カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.09.06