セルモの教室長BLOG

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銃規制と武装権、留学先の選定… [代表:宮谷]

アメリカの銃乱射事件…

特殊部隊のイラスト

米ジョージア州の高校で銃乱射 4人死亡約30人けが 容疑者は14歳の少年か

https://news.yahoo.co.jp/articles/f69422ce4dc0988adb867a316ac42b3a9f06f2e4


アメリカの銃乱射、毎日のように報道があり感覚が鈍ります。


いったい、年間に何回銃乱射はあるのでしょうか?

データ分析のイラスト

ガン・バイオレンス・アーカイブという非営利団体が調査をしているのですが、ここ10年くらいは多少の波はありますが、1日平均1.5件の銃乱射があり、年間5-6,000人近くの18歳未満の子供達が死亡もしくは怪我をしているそうです。

テーピングのイラスト(医療)

これだけ銃乱射や死亡者が出ているのに、銃規制が一向になされない社会構造に驚愕を覚えます。


アメリカにおける銃の所持は州によりルールは異なるものの、アメリカ合衆国憲法の修正第二条で武装権が認められており、これを根拠として所持に規制はあるけど、禁止されている州は少ないです。

アメリカの大統領のイラスト2

ちなみに、この武装権という言葉、私は高校の社会の授業(現代社会)で、アメリカの多くの州で銃所持が認められている理由を述べよ..という問題が出て、そのときに勉強しました。印象的な権利だったので、未だに覚えています。

自由の女神像のイラスト

社会の国際化に合わせ高校や大学生の間に子供を留学させたいと考えているご家庭も多いと思いますが、アメリカを始め行き先を検討する際は、この銃規制を初めとした法律・治安状況がどうなっているかをきちんと確認する必要があります。

インターナショナルスクールのイラスト

もちろん学校や留学斡旋業者が十分に乗法を持ち合わせていると思いますが、ご家庭や生徒さん自身の目で調べる必要があります。


カルフォルニア州やコネチカット州・イリノイ州などは銃規制(7つの銃器法というものがあります。)が厳しく、ラスベガスがあるネバダ州やフロリダ州・テキサス州・バージニア州などは規制が緩いです。


ちなみにバージニア州には、全米ライフル協会という大統領選にも影響を及ぶす団体の本部があります。

ただ、難しいのは銃規制が厳しい州で、乱射事件が起こっていないかというとカリフォルニア州は、銃乱射が一番多い州だそうです。


銃規制の有無だけでなく、犯罪の発生件数なども考慮したうえで、安全リスクを考えていく必要がありそうです。


なお、北米という意味では、アメリカの北部にあるカナダ。

アメリカの銃規制と比べると、国全体としてアメリカより銃を遥かに厳しく規制しています。


教育水準も非常に高い国、さらに英語とフランス語の2カ国後を公用語としているので、留学先としてはとても良いと思います。実際にとても人気があるそうです。

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