日本人の進化の過程を「古代DNA解析」で知る! [代表:宮谷] 一昨日・昨日と、地球の誕生や人類の進化について書きましたが、blogアクセス数も多く、保護者さんも興味をお持ちの分野なのかな?と感じました。 本日も、「地球マップ」を読んだあとに調べたことを書いてみたいと思います。 地球マップの人類の進化を読むと、生き残ったホモ・サピエンスが世界中に広がった訳ですが、日本人のルーツはどうなっているのだろう?と疑問に思いました。 寝るまでの少しの時間ですが、そのことについて調べてみると、最新の研究成果を知ることが出来ました。 それは「古代DNA解析」と呼ばれる、2022年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた革新的な技術により、日本人の祖先である”縄文人”のDNAが、タイの密林に住む少数民族のマニ族と近縁だということです。 ※出典:NHK 国際ニュースナビ 確かに肌の色は違いますが、顔つきや表情は日本人に似ているような気もします。 “最初の日本人” その「親戚」がタイの密林にいた https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/12/04/36270.html また、下のグラフにあるとおり、縄文人や現代日本人のDNAは、中国人やベトナム人など東南アジアの人々のDNAとずいぶん離れているということが、DNA解析より判明しています。 ※出典:NHK 国際ニュースナビ リンク先の記事を読むと分かりますが、元々東南アジアに流れ着いたグループがそこに定住したグループと北上したグループに別れ、北上したグループのうち日本に渡ったグループはそのDNAを残し、定住したグループは北からの農耕民族と混じり合い、元々のDNAが薄まったという流れのようです。 まさに何万年にも渡る壮大な旅路です。 こういった民族のそれぞれの進化の過程を学び、そこに文化的な側面などが合わせ知ることで、様々な科目への興味・関心が湧くのでは無いかなと感じました。 子どもたちにも、この夏休み様々な読書をしてもらい、そこで知ったことを深堀りし、興味・関心の幅を広げてもらえると嬉しいなと思います。 夏休みが始まるこのタイミングで、是非書店に足を運びなにか1冊でも良いので、読書に取り組んでみては如何でしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.07.19