情報拡散の速さに注意… ワークのやり方間違えている! [代表:宮谷] 昨日は、忠生教室と木曽教室は1学期期末テスト対策授業、鶴川教室は保護者面談と自習開放でした。 保護者面談では、お子さんの学習状況以外に、学校に問題なく通えているか、その他の御兄弟の学習んのお悩みの相談など、話題は多岐に渡ります。 特に学習面以外では、ご承知の通り昨今不登校が非常に多い関係で、各ご家庭でもお子さんの学校生活を慎重に観察されています。 しかし、実際には不登校は突然やってきます。 昨日面談した保護者さんとお話しましたが、やはりSNSを通じての情報拡散スピードは早く、昨日の夕方に起こった不登校に繋がるいじめは、翌朝には多くの同級生が知っている・・。そういった状況が起こります。 作り話や悪口が言葉だけでなく、時には動画も作成され情報が拡散します。子供達は一次情報を信じでしまうことがあるので、その情報に触れて発言しただけで、知らぬ前に自分がいじめに加担してしまうこともあるのです。 本人は冗談のつもりでも、いじめられた当事者からしたらそんのは関係ありません。 SNSの使い方は、各ご家庭で教育はしているものの、なかなかコントロールするのが難しいところがあります。SNS関係のアプリはインストールしないのが正解なのかもしれません。 また、もしお子さんがいじめにあっていたり、不登校に繋がるような事案があった場合は、すぐにでも担任に伝えるべきと考えます。担任の反応が悪ければ、学年主任や校長先生に相談して下さい。 上記のように情報が拡散するスピードが以前より全然速いので、様子を見ている間に取り返しの付かない状況になってしまうのです。そういう意味でも、Bad News First/Fastで対応すべきです。 さて、自習開放では数人の生徒さんが勉強に来てくれました。 ひとりの生徒さんは、週明けに行われるテストのワークがまだ完了していない状況でした。 本来はテスト範囲表がでた時点で、概ね終わらせておく必要がありました。 取り組んでいないのは仕方ないので、まずはその科目のワークを優先して終わらせるように伝えましたが、面談の合間に手元を見ていると、完全にワークのやり方が間違えていました。 社会のワークでしたが、苦手というか、あまり関心が無い科目のようで、学校の授業の時点で内容が理解出来ていなかったようです。教科書を見ながらワークの問題を解いているのです。問題を見ても答えが分からないから、教科書から答えを探しながら穴埋めしている状況でした。 これでは、穴埋めするのが目的となってしまし、テストで得点を取ることが出来ません。 まずは、テスト範囲の教科書を熟読する必要があります。例えばテスト範囲で3つの単元があるならば、1つの単元の教科書を熟読し、重要語句をチェックペンとチェックシートで暗記しましょう。 その後、該当する範囲のワークを解いて、暗記した内容が定着しているかチェックしていくのです。 当然1周解いたくらいでは覚えられませんので、最低2周は解く必要があります。理想は3-4周です。やはりトータルとしては時間が掛かるので、ワークは学校の授業後にまず1周解き、テスト3週間前から2周目に入っていけるようにしたいですね。 学校の授業に興味や集中力を発揮するには、特に理科や社会は塾の季節講習で先取り学習しておくことをお勧めします。内容を先に知っていれば、学校の授業をスムーズに聞き取り、関心を持って取り組むことが出来ます。 テスト期間をスムーズに過ごすためには、このように流れを作ることが大事とご理解下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.06.23