セルモの教室長BLOG

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高校生の中間テスト[教室長:松本]

高校生になりますと、部員数が80名くらいの部活に入る、アルバイトを始める、初めての教科に取り組むなど、新しい世界がたくさん広がっています。


スーパー、コンビニ、お蕎麦屋さん、お寿司屋さん、あそこにもここにも卒業生が働いていると思うと、(良い意味で)気が抜けませんね。





そして多くの中学校では実施されなくなった1学期の中間テストもしっかり実施されます。


5月は在校生や卒業生が自習にいらっしゃいました。皆、偉いですね。



O高校、K高校、N高校、W高校、あとM高校やS高専の生徒さんも久しぶりに顔を見せてくれました。とは言え、まだ卒業して2か月・・・皆元気そうで何よりでした。


自習形式とは言え、手が空いている時は質問に答えるようにしました。


教科や範囲は多岐に渡りましたが、私も良い勉強になりました。忘れていることが多かったのですが、趣味で勉強してきた世界史が役に立ちました。


・数学は因数分解、集合、二次関数、三角比。


・生物は「生物の特徴となかま」より「自己保存」「孔辺細胞」「気孔」「原形質流動」「3つのドメイン」など。



・歴史は大交易時代・中継貿易・大西洋の三角貿易・大航海時代・アメリカ独立戦争など。


改めて小・中学生の勉強が高校時代へ繋がっていること、その大切さを実感しました。


小学生に勉強を教える時は中学時代の学習内容を見越して教え、それと同様に中学生には高校時代の学習内容を見越して教えることが大切です。


1学期期末テストを控えている中学生の皆さん


勉強しましょう。

ルービック・キューブの世界一は何秒? [代表:宮谷]

鶴川教室の受付にルービック・キューブを一つ置いています。

ルービックキューブのイラスト(バラバラ)

生徒さんの入れ替え時に少し待ってもらうことがあるため、その間に使ってもらえればなと思い置いています。


やはり興味があるのは男子生徒さんで、登下校時にチャレンジしていることが多いです。

ルービックキューブをしている人のイラスト(男性)

速い生徒さんだと1分くらいで揃えてしまいます。

ルービックキューブのイラスト

いつも「大したものだな。」と感心するばかりです。速い人は、状況を多面的・立体的に捉える能力が優れているのでしょう。



ではルービック・キューブの世界王者は何秒で揃えるのでしょうか?


これが調べてみると意外と難しく(笑)、ルービック・キューブも様々な種目があるので、それにより時間が異なるとのことでした。


皆さんがイメージする6面を揃える速度では、カリフォルニア州出身で21歳のマックス・パークさんの3.13秒が世界記録です。2023年にそれまでの記録を0.34秒更新しました。


映像がありますが、あまりにも早くてわけが判りません(笑)。

あまりも一瞬でした。


しかし、この3.13秒を大幅に上回る記録が日本の電機メーカーが開発したロボットで達成されました。


その速さは、0.305秒です。


こちらも映像があります。

映像では開発者の方々も取材されており、素晴らしい情熱で開発したことがわかります。是非、お子さんといっしょにご覧になって下さい。


人間もロボットも共通しているのが、まずはバラけている状態を観察し、それをどうやって揃えるか考えてからキューブを動かしていることです。その考える速さや動かす速さがロボットは圧倒的ということでしょう。


人間の1/10の速さで完成させるのは、やはりIT技術ならではですが、観察→思考→行動というのは日頃の勉強や運動でもとても大事な要素と思います。


個別学習のセルモでも、学習にデジタルAIシステムを採用していますが、デジタルの良さはお子さんたちが集中出来ること、知識のインプットが効率的・体系的に出来ることかなと思います。

一方で、アウトプットするのは生徒さん自身なので、ここの部分はオリジナルノートを活用し、生徒さんがスムーズにアウトプットし、理解の定着に繋がるように工夫しています。


町田市内の小中学校でも算数・数学でキュビナを活用し始めました。インプットは優れている仕組みなのですが、生徒さんのアウトプットに課題があるかなと思っています。


勉強に感心を持っていもらえる部分は良いのですが、キュビナを使ったからと言って、全員が出来るようになるわけではありません。これは、セルモシステムでも同じなので、ノートや講師の指導、繰り返しの回数など、やはり全体としての設計やアプローチが大事です。


これからIT技術はますます進歩すると思いますが、常にそれを活用する人間側の工夫や成長も合わせて必要ということです。


そんなことを意識しながら、教室の学習法やカリキュラムを発展させていきたいと思います。

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