必読! 定期テスト学習の進め方! [代表:宮谷] 鶴川中学校の定期テストが他より2週間早いという話をblogに書きましたが、テスト範囲表が中1は先週金曜日、2年生と3年生が昨日月曜日に配布されました。 登校した生徒さんに話を聞いてみると、配布されてその中身をしっかり読み込めている生徒さん、そうでない生徒さんで別れます。 各ご家庭でもまずはその内容を親子で確認することから始めて下さい。 今日はその「テスト範囲表の確認のポイント」を説明します。 ①日程の確認と大まかな学習スケジュールの作成 →以外と日程を把握していない生徒さんは多いです。 日程から逆算して、いつ集中して勉強出来るかスケジュールを組みましょう。 学校でも定期テストに向けての学習計画表が配布されているはずなので、そこに書き込むことから始めましょう。 スケジュール表が無ければ、紙に日程順に書き出すだけでOKです。凝ったスケジュール表は作るだけ時間の無駄です。 下手すると、それで1日が終ってしまいます。 部活の中止期間もありますが、クラブチームで活動している人はテスト期間も活動があるかもしれません。 そうすると、学習時間が確保出来ない訳ですが、練習を休む人も最近では多いです。どうするかは、各ご家庭でしっかり話あって下さい。練習で疲れて勉強は何も出来なかった・・、そうならないように注意しましょう。 なお「部活やクラブチームのスケジュールがでていない。」というお話をよく聞きますが、顧問や監督・コーチなどにこちらから問い合わせたほうが早いです。 待っていると、お子さんはそれを理由に勉強をどんどん遅らせていきます(笑)。 テスト対策期間はスマホやゲームを預かるなどの処置も必要です。 スマホ・ゲーム中毒になっている生徒さんは、スマホ・ゲーム>定期テストです。「勉強中は触らないから。」と言っても十中八九触ります。 触ってしまい5分毎に集中が途切れます。集中が途切れると、膨大な定期テスト対策を進めるのは不可能です。 スケジュールは作ったけど、家ではどうしても勉強出来ない場合は、セルモの自習スペースで学習して下さい。圧倒的に勉強が進むはずです。 ②どの科目・分野がテストなのか? →期末テストは原則9科目ですが、学校により8科目という場合もあります。 また、同じ科目でも「A・B」など先生が別れており、2つの分野から出題される場合もあります。数学・理科・社会などはそういったケースが多いです。その場合は、内容的には異なるので実質2科目分(ボリューム的には1.5科目分くらい)となりますので、それだけ学習時間も掛かります。 →次に出題範囲を確認し、教科書に付箋を貼って下さい。開始ページと終了ページの2枚貼って下さい。付箋を張ることで、学習範囲の把握・把握ミスを防げます。ボリュームも掴めますので、科目によっては大変な学習量であることが理解出来るはずです。 ③勉強する順番を決める。 →基本的に暗記が必要な科目を先にやったほうが良いです。 テスト間際になって暗記を始めても時間的に間に合わないことと、脳が疲れて覚えきれません。 数学や英語のワークから取り組む生徒さんが多いですが、数学や英語はセルモで学習している人が多いので、自宅での学習優先順位は下げても良いと思います。 実技科目(量が少ないので早めに終わる。しかし3年生は内申に響くのでめちゃくちゃ重要。) → 理科・社会・漢字・英単語の暗記事項 → 国語の文章題 → 数・英のワークの仕上げ という感じでしょうか。 一度ルーティンを作ってしまえば、今後もこのパターンに当てはめるだけです。 ④リビングで勉強してもらう。小さな兄弟・姉妹がいる場合の配慮。 勉強場所は自室よりもリビングのほうが良いと思ます。自室だと、やはり漫画を読んだりスマホを触ったり、違うことをやってしまう場合が多いです。ただし、保護者さんは静かに見守ることが重要です。色々アドバイスしたくなりますが、そこでお子さんの気分を害してしまうと、勉強が進まなくなります。 よく友達と図書館に行ってやる・・というケースがありますが、勉強よりも友達との雑談が過半を占めてしまう場合が多いでしょう。あまりお勧めはしません。 小さな兄弟・姉妹がいる場合は、なかなか対策が難しいです。素直にセルモの自習スペースに避難したほうが得策でしょう。 ⑤チェックペンとチェックシートは用意していますか? 暗記にはやはりチェックペンとチェックシートです。 100円ショップでも売っていますので、3セットくらい購入(インクがすぐ無くなる)しお子さんに渡してあげて下さい。最近は新形式の暗記用ペンセットも販売しています。Amazonで250円くらいです。 ⑥iワークを仕上げで実施。 最後の数日はiワークで仕上げを行いたいですね。iワーク本体とiワークプラスの2冊がセットです。 解き方は、大問1つ解いたら答え合わせ、間違えた問題の解き直しをノートに・・のサイクルです。 1ページ全部解いてから採点・解き直しは駄目です。量が多くて覚えきれません。 一問一答のページであれば10問ごとなど区切っていきましょう。また、ワークは直接書き込んでOKです。わざわざ立派なノートをつくる人がいますが、そこまでの時間はありません。 以上簡単ですが、大まかな内容を記載しました。各ご家庭で、この内容を生徒さんに転送してあげて下さい。教室での説明が必要あればお声がけ下さい。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2024.05.28