セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

入試直前 [教室長:松本]

最近、何名か卒業生が大学受験合格の報告にいらっしゃいます。


進学先の学部は保育、看護など様々です。


ちょうど3年前に卒業した先輩方ですが、皆立派になって、感無量です。

いよいよ今年の受験が来週以降本番を迎えます。

私立高校の推薦入試は1月22日や27日、都立高校の推薦入試は1月26日、27日。中学受験は2月1日から3日。


たまに生徒たちに話すのですが、私は中学受験に成功し、高校受験に失敗しました。

第一志望 東京学芸大附属高等学校 惜敗

第二志望 国際基督教大学高等学校 惜敗

第三志望 成蹊高等学校 合格

第四志望以降 合格


だいぶ落ちましたね。。。


その失敗から得た教訓を現在の進路指導に活かしています。


  •  目標を持つ(願望)だけでは合格しないこと


今不足しているものが何か分析し、できることから取り組んでください。


  •  信じるものは学校や塾の先生の言葉ではなく、自分が向き合っているもの


中学の先生に「お前は絶対附属高校に受かる!」と言われていたのですが、あっさり落ちました。あれは激励だったのでしょうが、できれば「合格する確率はまあまあ高い」くらいにしてほしかったです。


  •  不合格になっても執着せず、重たい気持ちを切り替えてください


宇宙に比べれば、不合格など誠に小さなものです。宗教改革の中心人物カルヴァンは「神にしてみれば人間一人ひとり命は塵のようなものだ」と言いました。だからこそ、私たちは自分たちの力で立ち、前に進んでいく必要があるのです。

※こちらはルターです。


いずれにしても、私は生徒たちの合格を信じていますし、そのために努力することが仕事です。


【最後に不安の克服方法を書きます】


1. 試験直前に不安になったらその先にある「できごと」を想像してください。

「この試験が終わったら寿司を食べに行こう」「友達とカラオケ行こうかな」、そうすると不必要な雑念は薄れていきます。


  •  心配事は1週間前から考えても仕方ありません。試験直前まで考えないようにしましょう。


  •  部屋を掃除してください。一心に掃除をすれば、心が落ち着きます。


  •  どうしても眠れない時は、ベッドに横たわっているだけでも休息は取れていますので安心してください。あと、おなかいっぱいになれば眠れることもあります。

合格したら、自分を称え、親に感謝し、周りの友人と喜び、次なる目標を見つけてください。

数学の過去問演習実施! 点数の差はどこから? [代表:宮谷]

受験生は冬期講習で理科・社会の過去問演習(一部の大問)を実施しましたが、昨日から通常で数学の過去問題(R5年度)を実施しています。

テスト・受験のイラスト「試験中の女子学生」

まずはタイマーで50分計測し、問題全体を実施してもらいます。

キッチンタイマーのイラスト

ちなみに、合宿勉強会に参加した生徒さんは大問1はすでに実施・解説済みです。

終了後、採点を実施し間違えた箇所の解説・解き直しを行なっています。

中学・高校の授業のイラスト

各教室で実施しましたが、点数の幅としては20から80点と非常に大きい幅となりました。

テストのイラスト「100点の答案」

やはり点数が高いのは、合宿勉強会ですでに大問1の実施をしていた生徒さん達です。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(女子学生)

なにせ、大問1だけで46点あるからです。


これが全問正解出来て、他の大問2から5の(1)が解ければ、それだけで66点あります。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(男子学生)

まずはそれが一つの目標となります。もちろん偏差値が高い学校は、66点では厳しいので、各大問の(2)も解けるようにする必要があります。これが結構な難問が多いので、修行が必要です。


合宿勉強会に来られておらず、自身でも大問1演習をやっていない生徒さん達は厳しい結果となりました。やはり、知識・解き方など、受験特有の問題に対してのアプローチがまだ未完成です。

テストを見て落ち込む生徒のイラスト(男子学生)

大問1は基本的な計算が5から6問あるので、まずはこの計算を完璧にする必要があります。


計算が解けていない生徒さんの多くが、計算の途中式やアプローチが大雑把な共通点があります。

鉛筆を転がしてテストに答える人のイラスト

流石にこの時期なので、自身の解き方と向き合う必要があります。時間はありませんが、まずは現実を見つめて改善して下さい。


また、目立ったのがコンパスを持っていない生徒さんが多いことです。

コンパスのイラスト(文房具)

都立の受験問題では必ず作図の問題があります。垂直二等分線・垂線・角の二等分線、この3つのうちの1つが必ず出題され6点です。


出るのが分かっていて配点が大きいのに、コンパスを常備していないのはまずいです。


中には、「壊れたコンパス」をずっと持っている生徒さんもいましたので、受験に向け筆記用具はきちんと確認して下さい。


一般入試まであと40日程度となりましたので、何よりも自分と向き合うことが大事です。

テスト・受験のイラスト「試験中の男子学生」

現実から目を背けず、自身の課題を少しでも改善出来るよう頑張ってください。


12月度模擬試験も返却しています。弱い科目、弱い分野もお話しましたので、優先して取り組みましょう。

疲れが残る月曜日、受験生は過去問題を本格的に解いていきます! [代表:宮谷]

快晴の月曜日ですが、まだ疲れが少し残っています。


先週13日(土)で冬期講習講習が終了しました。


課題だった受験生の理科大問1と、社会大問2,4ですが、最後の数回は多くの生徒さんは得点率をあげてきました。

それぞれ全10回の理科と社会の受験対策でしたが、どの受験生も「受験問題は難しい!」と感じてくれたはずです。


定期テストと違い、どの範囲から出題されるのかわからないのが受験問題です。


ある程度出題傾向があるとはいえ、一つの単元においても様々な知識が必要なのでそう簡単には解けません。


理科大問1を連続で満点取った生徒さんも、最初は全問間違えていました。そこから自宅でも相当勉強したとのことです。


笑顔がだいぶん出るようになってきましたが、生徒さんいは「満点が取れるようになったのは素晴らしいけど、大問1で終わりでは無いからね。」と冷静に伝えておきました。生徒さんも静かにうなずいてくれたので、状況の理解は出来ているのでしょう。

今日から通常授業では数学と理科の過去問全体を取り組んでいきます。


この2科目に集中する理由としては、「得点が上がりやすい。」からです。過去問1回やるのに、「問題演習→採点→解説→解き直し」と2時間位掛かります。


多くの生徒さんが週3〜4回の登校ですが、5科目全部いきなりやってしまうと、なかなか経験値があがりません。


月末に再開する合宿勉強会で、英語・国語・社会の過去問題に取り組んでいきたいと思います。生徒さんは、配布した問題集を早めに終わらせるようにしてくださいね。


なお、私立の生徒さんは過去問題をすでに始めている生徒さんもいます。


特に数学が難しいので、その状況に目を白黒した生徒さんもいました。こちらも、経験を積んで対応していけるようにするしかありません。

中学1年生の頑張り。 時間はやはり必要! [代表:宮谷]

今日は少し天気が悪いですね。


寒い日が続きますので、ホットコーヒーが美味しいです。今日は時間が無いので、文字オンリーBlogです(笑)。


さて、Blogでは受験生の追い込みについて書くことが多いですが、10月以降に入った中学1年生の奮闘を今日は書きたいと思います。


10月以降、「数学も英語も厳しくなった中学1年生の生徒さん達」がたくさん入塾してきました。


共通するのは、”知識面”×”丁寧さ”の両面で課題があるということでした。


知識面では、用語やルールが分かっていなかったり、丁寧さでは計算式をきちんと書かない、英語の大文字・小文字がはっきりしない・練習しない、そういった共通点がありました。


知識は学習を進める上で当然必要ですし、丁寧さを保たないと理解の定着が促進されないしミスも増えます。


ここをどう改善するか、セルモはそういった”学び直し”を重視する学習塾です。


知識面では”さかのぼり”をすれば済む話なのですが、その範囲は生徒さんにより異なり、多くの生徒さんが少なくとも中学1年生はすべてやり直しの方が多かったです。


場合により小学生の学習課題をたくさん残したまま中学校進学をしているケースもあったので、その場合は分数や小数の学び直しも必要でした。


英語は、ほとんどの皆さんが”文法ルール”を把握出来ていませんでした。


保護者さんからすると、「え?そんなことも知らなかったの?」というケースも多いのですが、今の中学校は文法の説明はあまりしないこと、さらに中学校1年生の前半部分の文法は、すでに小学校5/6年生で学んだことになっているのです。


「小学校で子供が文法を学んでいた記憶は無い・・。」という保護者さんがほとんどです。


そうなんです。小学校でも文法は教えておらず、会話の練習や会話文の確認が中心です。


悪気が無い生徒さん達からすると、「誰も教えてくれていないのだから、分からなくて当然。」という形になります。


中学校に入り英語が出来ているのは、小学校の間に塾や英会話教室で先取り学習していた生徒さん達のみとなります・・。


とういう状況でしたが、現在入塾して2-3ヶ月の生徒さん達は学び直しを絶賛進めています。


英語は2学期末までの文法を学び直しを終えようとしている生徒さんが多いです。文法は知識の積み重ねなので、一つひとつ復習すると、その関連性が理解出来正答率が高まってきます。


よって、最初はゆっくりな生徒さんでも、中盤からかなり高速になってきました。3学期の学校の授業や教科書はだいぶん理解出来るのでは無いでしょうか。


一方で、英単語は生徒さんによりけりです。小学生英単語の復習を全て終えた生徒さんもいれば、時間の都合で着手出来ていない人もいます。


数学はどうでしょうか?


数学は英語よりも内容が多いため、全ての範囲を復習出来た生徒さんは少数です。やはり皆さん、学習の丁寧さに掛けていたため、その修正作業が本当に大変です。


字が乱雑・小さいなど、特有の共通点もあるので、その辺りは長年染み付いた習性・・。そう簡単には変わりません。


数学については、春休み前までになんとか復習を終えたいですね。2年生からは、学校に先どった範囲を学習したいものです。


ちなみに夏休み前に入塾した1年生の生徒さんは、1年生の数学の学習を昨日全て終えました。やはり、復習に取り組むタイミングは早めが吉というわけです。

元気が一番! 体力・気力の増強に心がけたいですね。 [代表:宮谷]

昨日は各小中学校で始業式でした。

「始業式」のイラスト文字

各ご家庭では、お子さんは元気に登校されましたでしょうか?

通学している学生のイラスト(男子学生)

昨日登校した生徒さんにお聞きすると、「みんな来てたよ。」という声もあれば、「結構休んでいた。」という声まで色々ありました。インフルエンザも流行っているので、その影響もあるかもしれません。

具合の悪い人のイラスト(女性)


生徒さんが元気に学校や塾に登校してくれるか・・、コロナ禍以降一番の心配事になっています。

辛そうに階段を登る人のイラスト(男性)

体力・気力の低下が目立ち、また、不登校の原因となる病の発生が多いです。

引きこもり・登校拒否のイラスト


年始も、まずは元気に登校してくれることにほっとされている保護者さんも多いかもしれません。

笑顔で子供を見守る親のイラスト

コロナ禍以降全国の学習塾でよく聞くお子さんたちの病としては、


・起立性調節障害


・過敏性大腸症候群


・自律神経失調症


・突発性睡眠障害


これらを本当に多く聞くようになりました。

耳に手を当ている男性のイラスト

それぞれ原因や治療方法は異なりますが、いずれも日常生活に支障を来します。

困る表情のイラスト4(男性)

症状が見られたら、なるべく速やかに診断を受けて治療を受けることが大事と考えます。

困る表情のイラスト4(女性)

やはり時間が経過すると、症状が固定してしまいなかなか治らないようです。

トイレを我慢する子供のイラスト

それと、共通するのは生徒さんの不安や自信の無さも影響している場合が多いということです。

中耳炎のイラスト

不安というのは、人間関係(友達・家族・大人)や勉強・進学・将来・今の生活など多岐に渡ります。


もちろん全く不安の無い人生というのはありませんが、不安を吐き出す場、不安を乗り越える方法が必要でしょう。

男性の先生に相談をしている女子生徒のイラスト

そういう意味では、やはり親子コミュニケーションというのが一番必要なのでしょう。


体調不良や不登校は大きな休みの節目で発生するケースが多いので、教室でも気になる生徒さんは早めに保護者さんと連携を図っていきます。

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