面接の準備不足、作文添削、スマホ中毒・・。 [代表:宮谷] 昨日21日(土)は、木曽教室で第2回面接練習会の第5班と第6班を実施しました。 結論としては、まだまだ厳しいです。 準備不足の生徒さんが非常に多いです。 身だしなみ、所作、設問と乗り越えないといけない壁は沢山ありますが、「保護者さんや学校の先生、塾の先生が全てお膳立てしてくれることは無いよ?」と伝えました。どこか、周りの人が全て用意を整えてくてる・・、そのような期待を持っている生徒さんが多い印象です。 やはり、特に面接試験や作文試験のある推薦入試は、生徒さん自らの主体性を発揮しないと合格は出来ないです。 なんせ、高校によっては倍率が3〜5倍になりますからね・・。 仮に3倍だと、3人に1名しか合格出来ないわけです。残りの2人より優れた成果を残し、想いを伝えないと合格出来ない・・、だから合格したいのであれば、「自ら動いてください。」と伝えました。 東京都立高校や多くの私立高校は、「自ら考え行動出来る。」生徒さんを募集しているのですから、合格を望むならば、学校側が求める人材像を目指す生徒さんでなければいけません。 「受け身」「言われないと何もしない。」では駄目です。もちろん目指す方向性や、やるべきことは伝えます。 しかし、動くのは生徒さん自らであってほしいわけです。 それでも、かなりのお膳立てはしています。 例えば、昨日は想定問答集をお渡し、記入見本も全ての設問に設けています。次の練習会までには、自分自身でまとめるように伝えています。 期末テスト期間に近づいているので、この中間テストと期末テストの間を使って少しでもまとめ始めるように伝えました。 練習会に参加した生徒さんで、まだ全く作業していないようであれば、ご家庭で改めて作業予定をご確認ください。 次回の練習会の際に「何もやっていません。どうすれば良いのでしょうか。」となっても、出来ることは限られてしまいます。 昨今、学校でも「何もしていない生徒さん」も叱られることはほぼ無くなりました。 そういうこともあり、何もしていない状態であっても、罪悪感や後ろめたさが無くなっているのが、現代っ子の悪い側面でもあります。 自分でやり遂げた経験が無いということは、将来の自立した一人の社会人を構築出来ず茨の道が待っていることになります。是非、自ら積極的に動いて、壁を乗り越えましょう。 作文練習においても同様です。 今回、作文の添削を依頼して頂いた生徒さんには、全て当教室で添削をし、見本作文をお渡ししました。保護者さんのお手元にもデータで渡っていると思います。 まずは見本作文を書き写す練習をしてください。受験作文の表現に慣れて、その後新たなテーマ(過去問題)を練習しましょう。 ご自宅ではリビングなど取り組んでいただき、その間は保護者さんにしっかり見守っていただければ幸いです。 もしそういったやるべきことがあるにもかかわらず、スマホ依存症になっていて、何もしない生徒さんがいらっしゃれば、スマホは保護者さんが一度回収してください。 すでにお母さんに強制回収された生徒さんのお話を聞くと、「自分でもまずいと思っていたので、回収してもらって他の事に集中出来るようになりました。」とのことでした。 スマホの回収に躊躇されている保護者さんのご相談を今週頂きましたが、お子さんには自らの費用でスマホを購入したり維持出来ているわけではないので、きちんとしたルールと約束の元で利用出来ていないのであれば、回収するのは当たり前と毅然とした態度で話をしてくださいとお伝えしました。 勉強、面接、作文、受験準備に本格的に取り組まないわけにいかない時期です。都合よく壁を乗り越えることは出来ないので、やるべき時期にはやるべきことにしっかり取り組んでもらいましょう。 追伸① 昨日は面接練習会後に、中学1年生生の生徒さんの英語の体験授業を実施させて頂きました。 とても集中してしっかり勉強させるお子さんでしたので、きっと課題と向き合い解決していけると思います。 とにかく復習には相応の時間が掛かりますので、「復習するぞ!」と意思決定したらすぐに行動することが肝要です。 来週ご入塾手続きを行います。保護者さんもお疲れのところ、お付き添いありがとうございました。 追伸② 期末テスト期間に入ってきましたので、体験授業にご対応出来る時間的・物理的な座席の空きも無くなってきました。 体験学習をご希望の場合は、お早めにお声がけ頂ければ幸いです。 テスト対策授業も、テスト日程が近い鶴川教室は空きが少なくなってまいりましたので、お早めにお申し込みください。 どうぞよろしくお願い致します。 追伸③ 字が乱雑で何を書いているか判読出来ない生徒さんが、保護者さんのご協力の元、新たな筆記用具を用意してきて、とても綺麗に字を書くことが出来ていました。 0.7か0.9mmの芯を使うかなり太めのシャープペンシルでした。今度きちんと見せてもらおうと思いますが、字が乱雑な生徒さんの共通点としては、指先に力が入らず、ペン先がぶれてしまうことにより、字が安定して書けないことから起因しています。 よって、こういった太めの芯を使い、太く書けることで改善することが出来ます。 その生徒さんも今までに無い位、綺麗に読みやすく書いてくれていました。「上手に書けているね。」と声を掛けると、「はい。過去最高に綺麗です!」と喜んでいました。これが続くと、綺麗に書く習慣が身につき、逆に乱雑な字の自分が嫌になるはずですから、安定して丁寧に書けていけるかと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.10.22