保護者面談絶賛実施中、自分の将来やりたいことを実現する進路 [代表:宮谷] 夏期講習の準備や、保護者面談の実施でBlogやInstagramの更新頻度が落ちていました。 昨日は新たなご入塾手続きを実施したり、期末テスト後の生徒さんのフォローの案内など本当に夏休み前は忙しいです。※定期テストが返却された学校の生徒さんには、「補習制度」の案内を行っておりますので、対象の方は是非参加して下さい! さて、保護者面談では主に受験生の保護者様とお話する機会が多いですが、ここ数年は「自分の将来やりたいことに繋がる学校」を選択したい生徒さんが増えました。 これは本当に良いことだと思います。将来のことを真剣に考えている訳ですからね。保護者さんと面談しながら、「自分が中学3年生の時は、ここまで真剣に考えていたかな?」と思うこともしばしばあります。 我々も送り出した経験の無い学校の名前が出てくる場合もあり、受験ガイドを横に置きながら面談しています(笑)。 例えば、美術やデザイン系の将来に興味がある生徒さんだと、 ・片倉高校造形美術科 ・八王子桑志 ・総合芸術 などの名前が上がってきます。 当然、そういった分野に興味のある生徒さんは一定数いるので、倍率はそこそこ。学校により実技試験もある場合は、事前にトレーニングを積んでおく必要があります。画塾に行く生徒さんも少なくありません。 当然ながら偏差値も重要な基準です。偏差値は学校により異なりますが、いくら画力や芸術力が優れていても、偏差値が基準に達していないと合格することが出来ませんし、仮に入れても入学後に苦労します。 あとは、通学でしょうか。忠生や野津田エリアにお住まいの方は、駅までがそこそこ距離があります。通学経路に悩むケースも多く、進学を断念する場合もあります。 美術やデザイン系の将来を考える場合は、普通高校に通いながら美術系の予備校に通うという方法もあります。 ただし、その場合年間の学費(40〜50万円程度)、月々の画材費・交通費などが発生します。特に画材費は、馬鹿にならない金額になります。学費や画材費は自分でアルバイトして稼ぎなさいというご家庭もあるようです。 他、懸念点としては、美術系予備校は、途中で夢を諦めてしまい退学するケースもありますので、その道を選択する場合は生徒さんと事前に約束事を決めておく必要があるでしょう。 いずれにせよ、こうやって色々考えると、進学や受験への希望やモチベーションが上がってきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.06.28 町田市の不登校の状況、欠席している事実に関心を持つ。 [代表:宮谷] とある案件で、町田市の市議会議員の方とやりとりしていましたが、 町田市では年間30日以上欠席している生徒さんが、2022年で小学生で約400人、中学生で約700人いるそうです。 合わせて1,100人ですから相当の人数です。右肩あがりの状況でした。 コロナによる欠席やカウントされていない(欠席にならないので)ので、純粋に学校への欠席が増えています。 集計の基準が年間30日以上ですから、25日はどうなの?という議論もあるでしょう。おそらく敷居を下げると、この人数はさらに激増するでしょう。 さておき、町田市は小学校が42校、中学校が20校ですから、特に中学校の数の多さが目立ちます。 700÷20で1校あたり平均35名です。1学年平均約12名ということです。 お休みされている生徒さんごとに事情や原因が様々なので、一概にここで述べることは出来ませんが、少なくとも「これだけの生徒さんが学校を休んでいる。」という事実に関心を持っていただきたいと思います。 休んでいるということは、それだけ学習やコミュニケーションの機会を失っているということになります。 生徒さんには、様子がおかしい友達や同級生、先輩・後輩がいたら声を掛けてみる、先生や保護者に相談する、そういった目線を持ってもらえたらなと思います。 声を掛けることで、「実は・・・。」というケースも少なくありません。内容が重たい場合は、決して子供だけで解決しようおとせずに、周囲の信頼がおける大人や、各種相談窓口にすぐに相談して下さい。 相談を受けた大人は、まずは事実関係を確認してみることが大事でしょう。 いずれにせよ、この人数は年々増加しており、看過できない状況になっています。 セルモとして出来ることは無いかな?とこの数ヶ月考えています。 多くの生徒さんにご来校頂いていますので、どうしても受験や定期テストへの対応がメインとなってしまいますが、本質的には地域のお子さんたちが、元気に地域で活躍して頂くことが当社の創業の精神です。 そういう意味では、行政に任せているだけでなく、民間として出来ることを積極的にやっていこうと考えています。 今年中に形にすべく動いていきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.06.22 1学期期末テスト[教室長:松本] 忠生教室では1学期期末テストが明日から忠生中学校、来週は小山田中学校、木曽中学校、山崎中学校と続きます。 私がテスト勉強のアドバイスで特に気をつけていることは「学校のワーク提出」です。とにかく量が多く(70pや50p)、ワークが終わらないので生徒たちはテスト勉強らしき勉強ができていません。 例えば、中学3年生ですと数学のワークを70ページ分、英語のワークを50ページ分こなしつつ、社会では第一次世界大戦から戦後の歴史までが範囲となっており、理科は理科AとBがあり、国語は単元4つ分あり、加えて4つの実技科目があります。 生徒にもよりますが、その前後に修学旅行、体育大会そして部活の都大会に向けた試合があります。 私たちが中学生だった頃に比べて、いささか「忙しい」気がしてなりません。 だからこそ、教室ではテスト範囲表を広げて「このワークは終わってる?」「提出日は試験当日のみだよ?」「ワークが終わったら印をつけて」など声掛けをしております。 タスクが膨大にあると人は考えられなくなります。そのため、タスク管理のお手伝いをする必要があります。 テスト勉強とは何でしょう?勉強とは何でしょう? 勉強を通して、知識を深め、考え方を構築し、暗記力を鍛え、コモンセンスを培う。 そういう本来の目的が達成されぬまま、ただただワークに追われる実態を改善したいと思います。 しかし生徒たちにできることもあります。 学校で勉強したことは、その日のうちに自宅でワークを広げてやってください。 テストが終わったら夏期講習が始まります! 学校がお休みに入りますので、生活リズムを維持するためにも是非受講してください! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.06.20 社会の学習に興味を持ち始めた息子 [代表:宮谷] 週末、小学3年生の息子が尋ねてきました。 「ロシアのプーチン大統領は、過去最悪の大統領?」 3年生から地理の学習が始まったので、世界各国の国名や首都の名前などを覚えているようです。ロシアは広い国なので、なぜ領土を奪いとろうとしているか不思議なようです。 ウクライナ戦争がニュースで流れるたびに、その内容を良く見ています。 「早く戦争が終わって欲しい。ウクライナの人が可哀想。」とも言っています。 そういう視点や言葉を持ってくれたこと、嬉しく思います。ちなみに、ウクライナは旧ソビエト連邦の国の中でも、産業や農業(特に小麦)が豊かだから、ロシアは欲しいのだと思うよ?と伝えると、まだその内容は難しいようです。 プーチン大統領が過去最悪かどうかは、色々な視点があるので判断が難しいですが、おそらく数十年後の歴史の教科書には、戦争を起こした独裁者として名前が残るはずです。 ちなみに、第二次世界大戦後も多くの独裁者が世界中にはいて、たくさんの戦争や紛争が起こっています。 ウガンダのイディ・アミン・ダダ(アントニオ猪木とのタイトルマッチが噂されて日本でも有名です。) スーダンのオマル・アル=バシール ジンバブエのロバート・ムカベ エチオピアのメンギスツ・ハイレ・マリアム ベトナムのホーチミン カンボジアのポル・ポト 北朝鮮の金日成 イラクのサダム・フセイン シリアのバッシャール・アサド リビアのカダフィ など。 あげていくと切りが無いですが、その他にも小国を含めると山のようにいます。 なぜこの人たち、ある意味めちゃくちゃな政治をやった人も多いのですが、権力を握ることが出来たのか? そういったことを調べて知るのも、歴史を学ぶ一つの視点です。 個人的には、カンボジアのポル・ポトの大虐殺は本当に人類史上でも最悪の出来事の一つと考えます。 社会の学習に興味が無い生徒さんも多いですが、色々な視点で物事を調べてみると良いと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.06.19 学習リカバリー専門塾のセルモは、十人十色の学習進捗! [代表:宮谷] 今週から夏期講習の申し込み受付を開始しましたが、週末までに多くの生徒さんからお申し込み頂きました! 週明けに座席状況をまとめていきたいと思いますが、早めに満席の日程が出る可能性もあるので受験生の方はお早めにご提出をお願い致します。 受験生以外の方も、受験生優先期間が終わり次第、ご提出順で座席を抑えていきます。すでにお申込み済みの方もたくさんいらっしゃいます。 本日は各教室ともにテスト対策授業を実施しておりますので、お手隙の場合は教室までお持ち下さい。 ※鶴川教室のみ17時〜。 さて、昨日鶴川教室では、鶴川中学校3年生の生徒さんにいくつかの提示を行いました。 定期テストが終わったので、次に何を学習するか・・という選択をしなければなりません。 ①19日に1/2年生の範囲の復習テストがあるので、特に苦手な範囲を学習する。ただし、時間は限られるので範囲や内容は限定的。 ②①も気にしなければいけないが、2学期中間テストや期末テストの範囲も膨大なので、2学期の範囲の先取り学習を進める。 ③①②もあるが、もっと前の範囲の復習が必要なので、とにかくさかのぼり学習の指定範囲を進める。 上記の3つを事前に想定し、それらを基本として生徒さんが登校後に相談して最終的に中身を決定しました。 集団塾と違い、このように節目節目で生徒さんごとに学習する内容を検討・相談・実施しなければいけないので、その点が運用上大変です。 ①を選んだ生徒さんは主に中学2年生の一次関数を学習しました。一次関数を苦手にする生徒さんは多く、昨年の鶴川中学校で一次関数が出題された2学期中間テストは、学校全体で平均点が40点程度しかありませんでした。もちろん100点満点です。おそらく19日のテストでも出題可能性が高いです。 3年生でも二次関数が出題されるので、一次関数は完璧にしておく必要があります。受験でも定番の知識なので、受験生は必ず習得が必要です。そういう意味では今回の復習は一石三鳥なわけです。 一次関数を復習した多くの生徒さんは、本日17日(土)もテスト対策授業で登校されまるので、一次関数の出来るだけ多くの範囲の復習を実施していきたいと思います。 ②を選択した生徒さんは、全体的に学習ペースがゆっくりの生徒さんが中心でした。ゆっくりな分、どうしてもテスト範囲の学習が終わらない、復習が出来ないなどの課題が出てしまうので、あまり寄り道をするわけにもいきません。 もちろん学習がゆっくりな生徒さんの中でも①を選んだ生徒さんもいて、本人の意思も考慮に入れています。 ③を選んだ生徒さんは、それこそ学習箇所が様々です。 ここ2ヶ月で入塾した生徒さんの中には、分数の理解や計算に課題があり、該当箇所の復習に取り組んだ生徒さんもいます。もちろん、受験生がいま分数の復習をやっている場合ではないのも事実ですが、わからないものは仕方ありません。出来るだけ短時間で課題を解消し、適切な学習箇所に戻して行く必要があります。 幸いにもこの課題を抱える生徒さん達は、とても真摯に取り組んでくれています。いま自分たちが置かれている立場や状況も理解しており、入塾後本当に一所懸命学習しています。今回も期末テストも特定の科目にしぼり学習し、手応えもあったようです。 ということで、一人ひとり先を見通して、どのように学習を進めていけば良いのか、確実に判断し進めていく必要があります。 学習のリカバリー専門塾のセルモでは、このように学習課題解消のため、日々考えながら学習を進めています。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.06.17 NEXT