GW集中勉強会! 小学生英単語の気になる記事! [代表:宮谷] 先週末は各教室でGW集中勉強会を実施しました。 この数年で1学期の中間テストが無い学校が増えましたが、 ①「学習確認テスト」と名前を変えて「中間テストよりは少ないボリュームでテストをする」学校 →期末テストのボリュームを考慮してのものと考えます。 ②特に何も対応は無く、期末テストで「大量のテスト範囲が出題される」学校 →部活停止期間でテスト範囲を仕上げるのは至難の技です。 というように、対応は二手に分かれています。 昨日私が担当した鶴川教室では①の学校の生徒さん、②の学校の生徒さん両方ともいました。 ①の生徒さんは、1科目あたりのボリュームはそれほど無いので、 作戦A:「出来るだけ通常受講科目を繰り返し解き、過去最高得点を取る!」 作戦B:「通常受講科目は仕上がったので、それ以外の科目の得点を上げる!」 と作戦を二手に分けて指導を進めました。 勉強が苦手な生徒さんは作戦A、苦手だけど「予め通常受講科目は早めに対策を取って来て時間的余裕がある生徒さん」は作戦Bです。 勉強が比較的得意な生徒さんは当然作戦Bになります。学校ワーク、塾で購入したiワークも含め範囲をすべて終わったので、この2つ以外の問題集も解いて問題のバリエーションに備えました。 GW集中勉強会は、鶴川教室では合計20コマ実施しましたが、20コマとも参加してくれた生徒さんも何人かいて、相当疲れたようです。しかし、「自宅でも頑張っている!」と声を聞いたので、ぜひ良い成果を残していただきたいと思います。 さて、昨日yahoo!ニュースで気になる記事が。 中学で既習として扱われる「小学校700語問題」、誰が教える? 会話や聞き取り特化の中で教師も困惑〈AERA〉 https://news.yahoo.co.jp/articles/ab2791dfee7b24d59f3fee2e35bf1029d4421fb7 この記事の内容は本ブログでも何度もお伝えしていますが、多くの小学生の皆さんが「小学校英単語」を覚えず中学校に進学しており、中学生で基礎英単語が分からず英語が早期に「クラッシュしてしまう。」現象が多発しています。 数字・曜日・月・色・国名・・など、小学校英単語の中でも重要な300語が中学校英語1年生の教科書冒頭に掲載されています。 残念ながら多くの生徒さんが、ある程度意味は分かってもスペルを正しく書くことが出来ません。 セルモに小学生の時からいて英語を選択してもらっている生徒さんには、「暗記作業」をしてもらっているので大きな心配は無いのですが、 「英語を選択していない。」「中学校入学後に入塾→英語の学習を選択。」した生徒さんは非常に苦労します。 300語あるので、1回の授業で30個演習して覚えたとしても10回の授業時間が必要となります。週2回英語を学習したとしても、5週間掛かりますよね。 その間に学校の授業はどんどん進みます(小学校英単語を覚える時間は、中学校の授業では用意されていません。)ので、今度は文法の学習や教科書本文の長文の学習が遅れます。 さらに、中学2年生や3年生で入塾されてきて、英語がすでに疎遠な科目になってしまっている場合は、それこそ「いつ学習するか?」大きな悩みになります。 結論としては、無理やりでも覚えてもらうしか無いのですが、無理やりな学習は本質的ではありません。 こういったことからも、小学生の生徒さんをお持ちの保護者様は、絶対に小学生のうちの単語習得時間を確保して下さい。節なるお願いです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.05.15