都立入試分析! 新3年生の学習開始時期!! [代表:宮谷] おはようございます。 SNSを見ると、塾関係者の方々が各都道府県の公立入試問題の分析を行っています。 私も問題をざっとみましたが、 数学・英語・理賀・社会は例年と同程度のレベル・平均点、国語は上がるのでは無いかなと思います。 国語は漢字が簡単でしたね。数学も四分位数など新単元が出ておらず、若干拍子抜け感があります。簡単という意味では無いですが。 よって自己採点された生徒さんは、例年通りの指標+αに当てはめることが出来るのではないでしょうか。 私立高校と違い、採点に時間が掛かる東京都立高校の入試です。 結果が出るまで今しばらく時間が掛かりますが、冷静に時を過ごしましょう。 自己採点でリスクを感じ、後期試験を受験する可能性のある生徒さんは、前Blogでも書いたように過去問題にしっかり取り組んで下さい。 やはり都立の入試問題は国語を除いて難しいです。 特に、数学は中学3年生の内容をしっかり理解していないと対応が難しい。 英語は長文ばかりなので、長文に慣れる必要がある。 理賀・社会は資料・グラフ・表も含めボリュームが多いので、時間が足りない。 など特有の傾向があります。 都立高校を目指す「中学2年生までの勉強に対応出来ていない新3年生の方」は、とにかく早く「さかのぼり学習」に取り組んで下さい。 「中学校のさかのぼり学習」は1週間、2週間で終わるボリュームではありません。場合により夏休み前までその取り組みに時間が掛かる場合もありますので、「3年生になったら勉強する。」ではなく、今すぐ取り組んでいきましょう。 保護者様のほうでも、現在の指導要領のボリューム感を考慮して頂き、「魔法は無い。」ということをお子さんに伝えていただければと思います。 セルモ各教室の新中学3年生の受け入れも、残り2名前後となっております。 どうぞよろしくお願いいたします。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.24 学年末テストの手応え! 自分のポジションを確かめる!! [代表:宮谷] 昨日は鶴川中学校の学年末テスト初日でした。 初日に数学があったのですが、登校した生徒さんにインタビューすると、「多分、大丈夫だと思う。」「概ね出来たと思うけど、分からない。」「平均点以上はあると思う。」「確率は完璧。」と多少ツッコミどころはある回答でしたが、表情からすると手応えはあったようです。良い結果が帰ってくることを祈ります。 しかし、いつも感じるのが、町田市内の同じ公立中学校の同じ学年・同じ科目でも、随分と問題のレベル設定が違うということです。 例えば、今回中学校2年生の生徒さんは、皆さん「平行四辺形の証明」「確率」が範囲のメインですが、証明問題でいうと「穴埋め」が中心のテストもあれば、「証明式を全部書く」テストを出す先生もいます。当然穴埋めのほうが簡単で、点数が取れます。 確率でも「樹形図も含めて正答を確認する」先生もいれば、「確率の答えがあっていればOK」の先生もいます。 つまり、所属する中学校や担当する先生により全然レベルが異なるので、「平均点が取れた。」「80点だった。」と言っても、実際の生徒さんの実力は「てんでバラバラ」なのです。本来であれば、少なくとも市区町村範囲では同じ問題にすべきと考えます。先生のテスト作成の仕事も減りますからね。 ここで重要なのは、学校の平均点が取れているから「偏差値50」を取れているということでは無いということです。 学校内偏差値(そんな言葉はありませんが)は50かもしれませんが、受験は広い地域の多くの生徒さんと学力を競い合います。つまり、そういった広い地域で自分のポジションを確認する必要があります。 そのためには模擬試験でしっかり確認してもらうのが一番と思います。 町田エリアだと、中学2年生で学校の定期テスト5科目400点位取っている生徒さんで、模擬試験偏差値50前後です。偏差値50前後で、都立だと小川高校・片倉高校・松が谷高校あたりがターゲットになります。 模擬試験の平均点は5科目で275点前後のことが多いので、学校の定期テストとは大きな差があることがおわかり頂けます。 このあたりの認識GAPを埋めることが、志望校選びで重要となってくることは言うまでもありません。 現中学2年生でまだ模擬試験偏差値を確かめられていない方は、3年生進学までに一度受験しておきましょう。 セルモでも春休み前に模擬試験を実施いたします。 PS:今日は祝日でしたが通常授業日でした。テスト対策授業も合わせて、下は5歳から上は15歳までたくさんの生徒さんが来校してくれましたね。みんな集中して頑張れりました。※5歳の子は、特別授業でしたが、小学校入学に向けて「ひらがな」の練習をしました。あ〜濁音まで2時間集中して練習してくれました。鶴川教室では、小学校入学前でひらがな練習をご相談ベースで実施しています。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.23 都立前期1日目終了! 自己採点しよう! 小6生の英語! [代表:宮谷] 昨日は東京都立高校一般入試の前期試験1日目でした。 実技のある学校は二日間試験があります。よって、今日も試験の生徒さんがいます。 引き続き頑張って下さい。 さて、昨晩都立試験の問題・解答がアップされていました。 https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/ability_test/problem_and_answer/release20230221_09.html 早速登校した生徒さんが自己採点をしていました。 まだ自己採点していない生徒さんは、早急に行って下さい。結果は教室まで共有をお願いします。 記述問題の採点がどうなるかによりますが、自己採点で昨年までの80%合格基準を越している・越していないを判断していきましょう。 倍率が高い学校は、80%でも厳しい場合がありますので、合格を保証するものではありません。 また字が乱雑な生徒さんは、自分ではあっていると思っても、誤答になる場合があります。 字は大きく・濃く・丁寧にと度々伝えてきましたが、受験直前の予想演習でも読めない字で書いていた生徒さんもいました。 こういった生徒さんは自己採点とのGAPが発生します。 いずれにせよ、明らかに合格基準とかけ離れた点数だった場合で、併願受験を受けていない生徒さんは、早急に後期試験の準備が必要です。 後期試験は3科目になりますので、特に英語に重点を置いて勉強しましょう。 英語は前期と比べて簡単になります。そうは言っても長文がメインなので、とにかく事前に数多くの長文問題をこなし、感覚的に慣れていくことが重要です。 問題を解いてわからない表現や単語、解答を確認しておきましょう。たいていの長文問題集には、和訳の模範解答が載っていますので、それと比較して内容の把握に努めて下さい。 昨日も体験授業を実施しました。 小学校6年生の生徒さんの英語の体験授業です。 当然目的は中学校1年生進学に備えてです。また、この生徒さんとは別に、同じく小学校6年生の生徒さんの英語対策について新規のご相談を頂きました。 小学校6年生の生徒さんで、英語の心配をする必要がある・ないはどのあたりで判断すれば良いか下記に列記します。 ①主語・動詞・名詞・形容詞など、文法用語の意味を自ら説明出来る。 ②動詞はbe動詞・一般動詞などの区分が付き、自ら説明出来る。 ③助動詞canや、疑問詞what,where,whenなどが、自ら説明出来る。 ④数字、曜日、月、国名、果物など小学生英単語のスペルが書ける。 主にこの4点をチェックして下さい。 これらが明確に言えない、書けない生徒さんは中学校入学後英語についていけない可能性が高いです。 1学期のテストはまだ「お客様」扱いなので、高得点が取れるかもしれませんが、その後ついていけなくなります。 セルモでは、こういった壁にぶつからないよう、基本を重視した指導をしています。 ①~④に加え、冠詞(a,an,the)の区分や、日本語と英語の語順変換ルールを指導します。新中学校1年生のご相談お待ちしております。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.22 都立一般入試当日! 体験生続々!! [代表:宮谷] いよいよ来ました。2月21日(火)、東京都立一般入試前期試験です。 遅刻や忘れ物無く、全員会場に到着出来たでしょうか。 過去、寝坊や日付勘違いの生徒さんを経験してきました。 遅刻常連の心配な生徒さんには、試験直前にも口酸っぱく伝えたので大丈夫と思いますが・・。 東京都の場合、後期試験もありますが、後期の募集は一部の学校小数だけです。 よって、前期に全力を尽くす必要があります。 ここ数年後期を募集するのは、周辺では山崎高校と定員割れする一部の学校のみ。 生徒たちは、生徒たちなりに全力を尽くしました。 一方でライバルも全力を尽くしています。自分の能力が伸びた分、ライバルも伸びています。 先週末の合宿勉強会でも、「勉強時間が足りなかった。もっと早く取り組んでおけば良かった。」とコメントが出ていました。 最終的には、ライバルと自分、どちらが知識・経験面で上回っているかといことになります。 ライバルは1人ではなく、他の受験生全員です。1点差で涙を飲むのが受験なので、今日は全力を尽くして欲しいと思います。 今日でテストが終わる生徒もいれば、明日二日目の試験がある生徒もいます。 今日登校した生徒には感想を聞いてみたいと思います。合格発表は3月1日(水)です。 記述問題があるので、どうしても採点に日数が掛かります。 約1週間、緊張の日々が続きます。「人事を尽くして天命を待つ」状態になります。 もし都立前期に不合格だった場合・・。 ※ちなみに、今はWeb上での合格発表です。 併願優遇の合格を勝ち取っている生徒さんは、そちらの学校に入学することになります。手続き時間や、入学金振込時刻が限られているので注意して下さい。 併願を受験していない生徒さんもいますので、その場合は都立の後期試験もしくは私立の二次募集を受験することになります。 さて、昨日も様々な体験学習やお問い合わせを頂きました。 ①中学校進学に向け、英語の学習準備を始めたい小学6年生の生徒さん 準備をされていない新中学1年生の生徒さんは、今からでも遅くないので英語に取り組み始めて下さい。 とにかく今の中学生の英語は大変です。 幾つかの課題があるので列挙します。 ・2021年の新教科書より、単語量が1.5倍になりました。文法も学年の前倒しが発生しています。 ・小学校5年生から英語が教科になっていますが(2020年から)、本来知っておかなければならない基礎文法「主語、be動詞、一般動 詞、助動詞、形容詞、名詞」など」は指導されていません。また、小学生英単語として最低600語はスペルを書けるようにしておく必要がありますが、こちらもほとんどの小学校では指導されていません。 ・しかし、中学校では上記の内容が小学校で習得されている前提で授業が始まります。よって、きちんと準備してきた生徒さんと、そうでない生徒さんのGAPは大きく、中学校入学後も縮まることはありません。 小学校英語の大きな課題だと思いますが、学校側でもそこまで丁寧に取り組む時間は正直無いのが現状です。つまり、他の場所(家庭、学習塾等)で学習しておくしか無いのです。 昨日の体験学習では、「自己紹介」「自分の誕生日」などはとても綺麗な発音でうまく言えました。 一方で文法的なこと、単語のルールなどはご存じなく、まずは中学1年生4月で絶対に習得しておかなければいけに文法ルールや日本語から英語への変換ルールなどを説明し、問題に取り組みました。 生徒さんも、「中学校の英語は色々細かいところに配慮して知っておかなければならない。」ということを実感してくれたようです。 ②中学校進学に向け、算数の苦手を克服したい小学校6年生の生徒さん 算数はご承知の通り、「繋がり学習」の代表選手です。様々な単元がありますが、最終的にはすべて繋がっていきます。中学校3年生の数学の、二次関数や三平方の定理などはその代表格ですよね。 ところが、算数が苦手になっている生徒さんへのアラートはご家庭で気づかない限りは、小学校からそのアラートが出ることはありません。元気に登校していれば、多少通知表が悪い程度。きちんと伝えてくれる小学校の先生は、今は少数派では無いでしょうか。 では家庭で「これはまずい」と気づく、生徒さんから「実は解けない問題が多い」と告白がある。そういった場合は、「さかのぼり学習」をするしかありません。 特に、「分数」「割合」の考えを活用した単元の復習は必須です。算数を苦手にしている生徒さんの多くが、この2つの考えの習得に苦労しています。 「さかのぼり」の仕方も重要です。生徒さんが「4年生から分からなくなった。」と言って、では4年生から遡れば良いのかと言うと、そういうことではありません。4年生から分からなくなったということは、2年生や3年生の内容でつまずき始めているのです。 全部の復習は時間的にも難しいですが、例えば分数が苦手な生徒さんは「分数とはなんぞや」から復習したほうが、理解の定着は早く、最終的にはスムーズに後半も進みます。 基本概念がわからないまま、なんとなく今の学年の復習に取り組んでも、結局後日解けなくなります。 昨日も、実は分数の概念自体が曖昧だったということが判明し、思い切って2年生・3年生の分数を復習しました。 概念が分かったので、問題はパーフェクトに解けました。算数が苦手で長年苦しんできた生徒さんにとって、連続100点は何よりのモチベーションです。もちろん現実4月から中学校の授業は始まるのですが、急がば回れの精神で頑張って下さい。 ③小学校低学年の算数がわかりづらくなってきている小学校2年生の生徒さん このパターンは最近よくご相談を受けます。2021年の新教科書より、従来にも増して「考えさせる問題=思考力強化」な単元や問題が増えてきました。 単純な計算や図形は少なくなり、文章を読み取ってそこから立式する問題が増えています。小学校2年生や3年生の算数でも、親が見ても「首をひねる」問題も少なくありません。 例えば、「はした数」の問題などはその典型かもしれません。そもそも「はした数」とは何?というところから始まります。 低学年の生徒さんだと、タブレット学習などを導入されているご家庭も多いと思いますが、問題の意味や中身を読み取れずタブレットでは理解が進まない生徒さんも多いのです。 塾の役割としては、この「解釈」を手助けしてあげることが重要です。つまり「語彙力の強化」ということになりますが、生徒さんによって理解出来る語彙は差がありますので、生徒さんが理解できるレベルに噛み砕く必要があります。口頭で伝えて理解出来るケースもあれば、図式にして説明する必要がある生徒さんもいるでしょう。 限られた時間の中で、その生徒さんにあった解釈にしてあげるには、やはり経験が必要です。塾ではわかるけど、学校ではわからないという生徒さんも少なくありません。それは、学校では標準的に定められた言葉で説明しているからです。塾は標準で分からなければ、その生徒さんに合わせたオプションで説明します。当然学校ではオプションを多様出来ません。その違いでは無いでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.21 静かに集中出来る教室! ご兄弟のお問い合わせ! [代表:宮谷] 昨日は日曜日ですが、鶴川教室で3学期期末テスト対策授業を実施しました。 中学2年生と1年生の生徒さんに参加してもらいましたが、本当に皆さん静かに集中して頑張ってくれました。 誰も一言も無駄話せず、真剣に取り組めるのがセルモの一番の良さと思います。やはり学習時間をしっかり確保するのが学力向上には一番必要なことです。セルモなら、さらに間違えた箇所については必ず類題復習する。そして、社員講師が生徒さんの癖や課題を的確に指摘・アドバイスしていくので、理解の定着が履かれます。 よく他塾から転塾されてくる方を見ると、「ノートをしっかり書かない。」「理解定着するまで時間をしっかり割いていない、繰り返し解いていない。」「癖が付いたままの自己流の解き方が固着してしまっている。」というのが良く分かります。 その単元の知識が無いというより、学習へのアプローチに課題があるのです。 さて、テスト対策授業の中身に戻ります。学習内容は生徒さんにより異なりますので、細心の注意を図りながら指示・指導していきます。 学校が違えば範囲も違いますし、生徒さんの学力により進める順番も異なります。 比較的勉強が得意な生徒さんであれば教科書順で進めていけば良いのですが、苦手な生徒さんの場合は「得点が取りやすい単元から」学習を進めるのも一つの作戦です。 1年生の数学だと、作図や空間上の位置関係より、体積や表面積の学習を進めたほうが総合的に得点が取れます。 2年生の数学だと、確率を先に学習し、その後図形の証明問題を進めたほうが生徒さんのモチベーションもあがります。 嫌なことから始めるより、解ける範囲の問題から進めたほうが総合的に得点も上がります。 そんなこんなで朝から4コマのテスト対策授業を実施しました。 来週もテスト対策授業が進んでいきますので、生徒さんに応じたきめ細かい指導を行っていきたいと思います。 話変わり・・、 昨日の夕食後、木曽教室の卒業生のお母様からご連絡を頂きました。 弟さんの学習のご相談でした。週明け教室長から改めて日時調整の連絡をさせて頂きますが、やはりこうやって卒業生の保護者様からご連絡頂けることが大変嬉しいですね。 鶴川教室でも、内部生の妹さんのご相談や新中学1年生の英語学習のご相談を頂き、週明け早速体験授業を実施いたします。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.20 NEXT BACK