理科のテスト範囲が100ページ! これどう思いますか?[代表:宮谷] 昨日、鶴川中学校2年生のテスト範囲表を見ていると、理科は第1分野と第2分野を合わせて100ページのテスト範囲があります。 教科書が約330ページなるので、約1/3の量です。 鶴川中学校は1年間で4回の定期テストがあるので、1回あたり70〜80ページを出題しなければ教科書が終わりません。 つまり、全体的な進捗が遅れていたのでしょう。先生達も1年間の授業時間の中で、正直教えきれないのだと思います。私達がこの内容を1年間で教えろと言われると身構えるほどの量です。単に知識を教えるだけでなく、理科は実験などもありますからね。 もともと理科は量が多いのですが、2021年からの教科書改訂で、高校から降りてきた単元もあります。 しかし、100ページの教科書の量をテスト前に復習しきれる生徒さんがどれくらいいるでしょうか。 実際に普段数学や英語を受講している生徒さんが、それらの科目の仕上げを終え、2週間前から理科の学習をしています。 冬期講習でも理科を学習していた生徒さんですが、それでも全然終わりません。まだ30ページ分位残っています。 特に、今回は電気(電流・電圧・回路)が範囲に入っているので、どうしてもスピードが落ちます。 皆テスト対策にも来てくれているので、何とか今週中に理科を終わらせ、社会の学習もサポートしてあげたいものです。 また、学習を苦手にしている生徒さんからすると、数学と英語で精一杯・・。理科や社会は自力では手を付けられない生徒さんもいます。 「今回、理科は電気分野が入っているけど大丈夫?」と聞くと、それらの生徒さんは「ヤバいです。学校の授業では全然分からなかった・・。」という感想がほとんど。 現状、中学校は9科目の学習を実施していますが、正直ちょっと多すぎるのかなと思います。もちろんやりこなせる生徒さんもいるでしょうが、感覚的には上位1〜2割位の成績の生徒さんたちだけでは無いでしょうか。 まあ、とりあえずは今日・明日変わる話では無いので、我々も出来る限りのサポートをしていきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2023.02.17