セルモの教室長BLOG

Selmo Blog

サイン[教室長:松本]

また寒波が!!!週末は一段と冷えそうですね。


そんな中、スキー教室へ行っている中学1年生たち。たくましいですね。

スキーと言えば、昔オーストラリアに住んでいた時に雪山で穴に落ちた記憶があります。

まあ、向こうのスキー教室のようなものです。

いきなり私が立っていた場所(たぶん薄い氷)が崩れて、氷水の中に落下しました。


すぐ友人たちに助けてもらったのですが、胸までつかり、ずいぶん寒い思いをしました。


昔から痛いとか、寒いとか、大人に助けを求めることが苦手でした。その時も、濡れた服のままバスの中で震えながら耐えました。


今思えば、ずいぶんやんちゃな小学生でしたね。転んで怪我をすると、自業自得だと考えますよね。速く走りすぎた、ふざけすぎたなどなど。しかし、全部自分が悪かったわけではないと今は思います。

もしかしたら、今目の前にいる生徒たちも何かに耐えているかもしれません。私のように大人に助けを求める事が「迷惑」だと思っている子供たちも少なくないのではないでしょうか?


そういうサインを見逃さないように神経を研ぎ澄ますことも仕事の一つだと考えております。


子供たちの表情、言動、声の大きさ、目つきは普段と違わないか、家族や友人と喧嘩したのか(こういう時は顔や耳がやや赤い)、イジメられていないか、普段の何気ない会話が大切です。


特別なことではなく、大人としての務めだと思います。


気づくには大人から子供たちへ歩み寄らなければいけません。


さて、話は変わりますが、受験が終わりますといよいよ新年度が始まります。


各教室の募集人数は違いますが、忠生教室の新3生の募集は例年ですと1月から3月で定員になります。受験対策で塾をお考えの保護者様はご連絡くださいませ。

過去問の積み上げ! 割合の理解!! [代表:宮谷]

受験生は現在過去問題を懸命に取り組んでもらっています。

テストの問題用紙のイラスト

実施後は、間違えた問題の解答チェック→解き直しという流れになります。


とある薬師中の生徒さんは、受験科目で安定して80点以上を取れるようになりました。

テストを見て喜ぶ生徒のイラスト(男子学生)

入塾時は数学にしても英語にしても、全体的に曖昧で正答率は高く無かったです。積み上げが順調に進んでいます。


とある鶴川中の生徒さんは、数学で70点以上を取れるようになりました。

テストの採点をしている先生のイラスト(女性)

過去問題を始めた時は、30点・40点という状況でした。何年分も取り組んでもらい、問題の内容や流れに慣れてきました。


いずれの生徒さんも基礎を大事にし、問題集や過去問題を重ねて解いてもらうことで実現しています。


一方でなかなか点数が上がらない生徒さんもいます。

テストを見て落ち込む生徒のイラスト(女子学生)

例えば過去問題演習で、解き直しが時間内にできなかった場合、宿題で解き直してくるように伝えていますが、現実から目を背けて取り組めていない場合が多いです。問題集も自宅でやろうね?とお話していますが、取り組んでいないなど・・。


この状態の生徒さんをどうしていくか・・。


授業以外での積み重ねの場として、今週末は年始初めての受験生の日帰り合宿勉強会があります。問題集を終えていない生徒さんは、まずはそれらを終わらせる。


終わっている生徒さんは実施できていない過去問の科目を進める。それぞれ受験間近といいう危機感と、自身の苦手をなんとしても克服する・・というテーマを持って取り組んで欲しいと思います。


さて、話しは変わり、小学校高学年(5・6年生)や中学1年生の生徒さんをお持ちの保護者さんに是非ご理解していただきたい内容です。

小学校算数の最大の難関は”割合”です。

教科書のイラスト(算数)


多くの算数・数学を苦手としている生徒さんが、”割合”でつまずきます。


そもそも割合とは何でしょうか。

辞書で調べると、

割合:全体に対してそれが占める分量。比率。歩合(ぶあい)。

とあります。


分かっている人からすると「それ当たり前でしょ?」なのでしょうが、

苦手な人からすると「全体とは何を指す?」「それが占める分量とは?」となります。


さらに、それが歩合(割・分・厘)、百分率(パーセント)と、様々な単位で表記されると混乱の極みとなります。


この小学校の割合が理解出来ていないと、中学校の数学の各単元の文章題(利用の問題と言います)は、ほぼ全滅に近いです。実際に中学1年生の2学期で文章題の得点が取れていなかった生徒さんのほとんどが、この割合が原因といえます。


さらに、理科でもこの割合は良く使いますので、理科の計算問題に対応できないという状況になります。

教科書のイラスト(理科)

将来的には、社会人になって仕事をする時に「価格・利益の計算」「達成率の計算」などが出来なくなります。

30パーセントオフ 割引シール

このような影響もあり、学習塾の立場としては「絶対に割合は理解して欲しい!」のです。割合が苦手な生徒さんは、分数の計算も苦手にしているケースが多く、中学校では計算問題の精度にも課題があります。


特に小学校5/6年生、中学1年生のお子さんをお持ちのご家庭は、「割合の理解度」をよく確認して下さい。


お子さんが下記の問題が解けない場合は、黄色信号です。


問題:ある電車に376人が乗っています。この乗車数は、定員の0.94倍にあたります。この電車の定員は何人ですか?

解き方:定員×0.94=376人なので、定員はこの計算の逆を計算し376人÷0.94=400人となります。


さっと答えが出た生徒さんは、割合の概念が理解出来ており感覚として優れています。


“式を立て”、”ひっ算”もして解けた生徒さんは、まあ何とかなるでしょう。


全く解き方が解らない生徒さんは、今すぐに割合の復習に取り組んで下さい。


もうひとつ話題を・・。


発達にお悩みを持つ生徒さん・保護者様からのお問い合わせを頂いております。


セルモでは、過去多くの発達にお悩みを持つ生徒さんのご対応をしてきましたが、大事なことは生徒さんにとって最適な学習内容を提供する、最終的には最適な環境への進学が実現することと考えています。


すべてを”発達にお悩みが無い生徒さん”と基準をあわせることはよくありません。


その生徒さんの「良いところ」「頑張れば改善できるところ」「どうしてもなかなか改善が難しいところ」そういった部分をしっかり見極めテーマを持って取り組んでいくことが大事と考えます。学習の内容、進学先、その観点に立ち対応していきたいですね。


そういった考えに共感していただける保護者さんは、ぜひお問い合わせ下さい。生徒さんや保護者さんのお悩みに寄り添い、できる限りのサポートをさせて頂きます。

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