思春期の難しさ! 見守ることは大切だけど・・。 [代表:宮谷] 毎日色々あります。 昨日Blogで受験モードにならない生徒さんのお話を書きましたが、別の受験生の保護者さんからも”ため息メール”を教室に頂きました。 今までの積み重ねがあってのことでしょう。 ちなみに、行方不明の中学3年生川原唯滉君も受験の事で親子喧嘩があったそうです。 大人・親として伝わらないもどかしさ、思春期と片付けると簡単ですが、年々子供達に気持ちを伝える難しさが上がっているような印象を持ちます。 コミュニケーションの変化や、コロナ禍など、様々な社会変化が重なっているのでしょう。 受験生以外でも、入塾して数回登校したら来なくなった中学生の生徒さんがいました。 保護者さんにお聞きすると、今までも同様のことが複数回あったそうです。セルモ以外の塾や習い事など、ことごとく裏切られたそうです。 その都度、費用を無駄にされたとのこと。 保護者さんが膝を付け合わせてお子さんとお話されると、すべてのことが面倒だそうです。学校に行くのも面倒、勉強も面倒、約束を守るのも面倒、友達関係も面倒・・・、全てが面倒と言われて、保護者さんは返す言葉を失ったそうです。 保護者さんとしては、塾や習い事も含めて「視野を広げる・自分以外の世界を知る」「失敗しても良いからまずは挑戦してみる」ということを伝え続けてきたそうですが、そういった保護者さんの想いもすべて「面倒に感じる」と言われたようです。 「では、あなたはどうしたいの?」と聞くと、「放っておいて欲しい。」と返ってきたので会話はそれで終了・・・。 つまり言葉を失ったわけです。 もうここまで来ると「時間が解決する」「時を待つ」しか無くなってしまいます。 私もその話を聞いて、適切なアドバイスは浮かびませんでした。何を言っても今は響く状態では無いですからね・・。後から振り返ると「あの時があったから今がある」となれば良いのですが。 ただ、小学校低学年から中学年に掛けて「自信を失う場面」が多かったそうです。 勉強、運動、徐々にまわりについていけなくなった。早期のタイミングで対処しておけば良かったと保護者さんは後悔されていました。 今してあげられることは、「見守る」ことでしょうか。 しかし、時の流れは速く、その生徒さんも受験を考える時期。どこかでお子さんの気持ちに変化が出ると良いのですが。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.22