コツコツ積み重ねる大切さ! 中学1年生のリカバリー!! [代表:宮谷] 昨日10日(土)は受験生の第5回目日帰り合宿勉強会でした。 ※当日の写真がスタッフから届いていていないので、前回までのものを掲載します。 年内最後の勉強会となり、次回は年明けとなります。 間に冬期講習がありますが、都立受験者は冬期講習では「理科・社会」に重点をおいて学習していくことになります。他の科目のテキストは、自宅でも鋭意実践して下さい。 勉強会では都立過去問の数学大問1の演習を続けています。 都立大問1は、教科書レベルの計算問題6問とその他教科書レベルの問題3問で構成されています。うち1問は必ず作図の問題が出題されます。46点満点です。 1回目は全体として「さて、これはどうしたものか・・。」という状況でしたが、5回目になると得点をあげて来る生徒さんが増えてきました。まさに、コツコツ積み上げです。 全体の1/3以上が40点を取れるようになり、半数以上が1,2問の間違えとなりました。一桁代も少なくなっています。しかし、まだ点数が上げきれていない生徒さんがいます。 特に上位校を目指す生徒さんで、得点を取り切れていない生徒さんは、自身の課題を真剣に見つめて下さい。解法は詳細にお話していますので、まずはそのとおりに実践しましょう。自己流の解法は捨てて下さい。自己流で得点が取れないことは、5回の実践演習で証明されています。精度の低い解法にこだわる理由はどこにもありませんからね。 ここをどうしていくか・・、来週以降の各教室長の指導課題です。生徒さんとは、解き方についてもう一度お話する必要がありますね・・。 ご家庭にも勉強会の状況を詳細にお送りし、特にこの数学大問の1は家庭でも復習に取り組むようお願いをしています。 さて、合宿勉強会を実施しつつ、別のスタッフで体験学習を複数実施しました。 いずれも中学生1年生の生徒さんでしたが、この時期の中学生1年生の生徒さんで大事なのは、数学では「問題の解き方、特に計算問題が基本的な解法通りになっているか?」、英語では「文法を正しく理解出来ているか?」の2点に尽きます。 体験に来られる多くの生徒さんが、「計算問題では与式(途中式)が正しく書けていない。」「文法用語が理解出来ていない。」状態でいらっしゃいます。昨日も、各保護者様には、お子様の課題がどの点にあるかご理解頂けたと存じます。多くの保護者さんが、お子さんの解き方を見て、知識の現状を知り大きく目を見開いて驚かれています。 ご感想を聞くと、「よく分かりました。なぜうちの子が点数取れないのか。」概ね共通したご感想です。 2学期期末テストで50点以下になっている1年生の生徒さんは、概ね同じ状況と考えて宜しいでしょう。 改善には時間が掛かります。2年生進学時までには、最低限「正負の数・文字式・方程式の計算ルールの理解と定着」「1年生の主要文法の理解と実践」が必要なので、12月のタイミングというのはかなりギリギリのタイミングです。1日、2日では改善出来ません。正負の数だけでも2〜3週間は掛かるものです。 ただ、ここでしっかりリカバリーしておけば、2年生以降随分気持ちが楽になるはずです。 基礎計算は2年生1学期で再び出題されます。また、2年生1学期の英語も1年生の文法をベースにした時制の変化(過去形・未来形)です。 つまり、しっかりここでリカバリーすることで十分に対応できるのです。 逆にいうと、2年生の1学期が終了してから改善に着手すると、リカバリーの量も増えるので結局2年生の秋・冬まで追いつかないということになります。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.12.11