社会の時事問題に出題されるかもしれないアメリカ中間選挙の仕組みを知ろう! [代表:宮谷] 今アメリカでは中間選挙が行われています。 日本人にとって馴染みのない中間選挙ですが、中学生は社会の時事問題に出題される可能性があり、知っておいて損はありません。 特に公民を学習している中学3年生は要注意です。 丁度NHKの国際ニュースナビに詳しく書いていますが、 https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/qa/2022/09/30/25701.html 4年に1度行われる大統領選挙のちょうど「中間」の年に全米で一斉に行われる連邦議会の上院と下院の議員選挙や、州知事選挙などを指します。とあります。 アメリカは二大政党制で、民主党と共和党がそれにあたります。 いまは民主党のバイデン大統領、その前は共和党のトランプ大統領、その前は民主党のオバマ大統領、その前は共和党のブッシュ大統領・・・ と、二大政党が交代で大統領を努めています。 この大統領の任期(4年)の中間地点での大統領の政治の評価、そしてその評価に伴い連邦議会や各州での支持政党が決まっていくのが中間選挙です。 もしこの中間選挙で民主党の支持が無くなれば、バイデン大統領の任期後半の政策は議会を通りづらくなり、支持があると後半も順調に政策が進むことになります。 ところが、現状アメリカは猛烈なインフレが進んでおり、アメリカ人も大好きなラーメンと餃子のセットが一人3,000-4,000円という物価高です。ピザとコーラで4,500円とか・・。 ウクライナへのロシアの侵略によりトリガーが引かれた世界物価高、世界の民主主義のリーダーであるアメリカの政策が大きく反映されるわけです。 これが民主党にとって向かい風となるのか否か。 今朝9時時点の中間選挙速報では、上院は民主党が優勢、下院は共和党が優勢です。 https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/us-election/ 皆さんの定期テストのタイミングでは、恐らく優劣がはっきりしていると思います。アメリカにはダルマは無いでしょうが。 中学生の生徒さんに「中間選挙に興味・関心を持て!」というのは難しいかもしれないので、保護者様から「定期テストの時事問題に出題されるかもしれないから」ということで、ニュースをチェックしてみても良いのでは無いでしょうか。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.11.09