期末テスト対策、オンライン特別補習、自転車要注意!! [代表:宮谷] 先週29日(土)から、鶴川教室では先行して2学期期末テスト対策授業を始めました。 鶴川中学校が他の中学校よりテスト日程が1週間早い関係です。毎回、他の学校より日程が早いので、生徒さんたちも大変です。 他教室は11月3日(木)よりテスト対策授業を開始したします。 中学3年生にとっては、このテストで内申点が決まる重要なテストです。 また、中学2年生も数学で大きく点数を落とすのが2学期期末テストです。 図形の証明問題が出題されますが、この証明問題は中学校数学で一番の壁と言っても良いでしょう。 12:30から開始したテスト対策授業ですが、 某1年生の生徒さん → 数学のテスト範囲をテスト2週間前ですがすべて終了。その後、苦手な「利用の問題」を復習し、夕方には英語の学習(普段未受講)に入る。 某2年生の生徒さん → 通常授業では、数学の進度に遅れがあり、このテスト対策授業で大幅挽回(図形の合同・証明)。図形を自分では書かずに問題を解くクセが強いので、その点をしっかりフォロー。しかし、テストに向けては「仕上げ」の作業が必要と思われるので、まだ油断出来ず。今週以降もまずはテスト範囲終了を目指し、その後問題集で仕上げ作業予定。 某3年生の生徒さん → 通常授業で遅れのある二次関数の学習を進める。二次関数の基本公式への代入式を書かずに暗算で解くクセが強いので、必ず立式・代入をきちんと行ってもらうよう指導。夕方にはだいぶん精度は改善されてきた。 某2年生の生徒さん → 通常授業では小学校の算数の復習に取り組む。定期テストで少しでも得点が取れるよう、テスト範囲の多角形の内角・外角から総復習(学校の授業では終わっている)。進めてみると、学校の授業ではほどんと理解出来ていなかったことが判明。一つずつ不明要素を解消しながら進めていった。テスト範囲の1/4程度の範囲が29日(土)で終了した。まだまだ範囲が残っており、次回以降のテスト対策で進めていく。 某2年生の生徒さん → すでに数学のテスト範囲は終わっているので、少し苦手な理科の気圧の範囲を学習する。気圧は以前は高校の理科で出題されていた内容なので、学校の授業だけでは理解がなかなか進まない。特に計算問題をしっかり復習しました。 という感じで、生徒さんにより現状の進捗や課題も異なり、それぞれに合わせた内容を進めていきました。 共通して言えることは、進度が順調な生徒さんは「普段から丁寧に学習」します。数学だと計算問題は途中式をしっかり書き、答えの検算も行います。図形問題では、きちんと自分でも図形を書き、角度や辺の長さなど条件を落とし込みます。進度に課題を抱える生徒さんは、このあたりを「端折る」傾向が強いです。 つまり、最終的には「自分としっかり向き合えるかどうか」だと思います。どうしても向き合えない生徒さんは、どんなに素晴らしい指導を受けても、丁寧に指導しても生徒さん自身がそれを実践してくれませんので成果が現れません。思春期の生徒さんたちですから、真正面から事実だけをお伝えしても反発するだけなので、きちんとコミュニケーションを取りながら、出来るだけそうしてもらえるように指導いたします。 そして、19時からはオンラインで中学2年生の合同図形・証明問題の特別対策授業を実施いたしました。 3教室(忠生・木曽・鶴川)の生徒さんたち合同の授業です。 15名以上の生徒さんが参加してくれましたが、都麦出版の「証明の達人」という解説書を利用し、授業を実施いたしました。この教材は、塾業界において証明問題の指導のバイブルです(笑)。これが無いと生きていけません。 今回のテスト範囲で「絶対に覚えておかないといけない公式・ルール・手順」を説明し、それぞれ練習問題を通じて、図形にどのように条件を落とし込むか、計算をする際はどのように丁寧にやれば精度が上がるか、自身で演習する際はどういった方法・手順でやればよいのか、非常に細かい点までお話させて頂きました。 ここでも問題点は、「自分と向き合えるかどうか」です。オンライン授業で説明や例題の解き方を聞いただけでは得点は取れません。きちんと自分自身で知識を忘れないうちに演習・仕上げに取り組んで下さい。進める順番など、アドバイスしたとおり確実に実践して下さいね。 最後に・・・、 今日から警視庁では、「自転車の交通違反取締」を大幅に強化するとのことです。 それは、自転車の事故がいっこうに減らないからです。 中学生の皆さんも、ニケツ・無灯火運転しないよう気をつけてくださいね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.10.31 不登校、いじめとも過去最多 コロナ影響か 文科省、21年度調査 [代表:宮谷] 昨日摂取した4回目の新型コロナワクチンですが、自宅帰宅後に少し頭痛が強くなりました。仕事中は気が張っているので、それほど影響が無かったのかもしれません。 早く寝たいと思ったのですが、家事や洗濯が残っていたので心を無にして取り組みました(笑)。こういった時、大人は辛いです。 今朝起きた時点で、まだ少し頭痛は残っていますが、発熱等は無く仕事には影響は無いでしょう。 さて、皆さんすでにネットニュースでご覧になっていると思いますが、 不登校、いじめとも過去最多 コロナ影響か 文科省、21年度調査 https://news.yahoo.co.jp/articles/0f312b3a0dfa66f824b018f6f4f6f01c4605210a とのこと。特に、いじめはこれだけ世間で注意喚起がなされていても、事案が増え続けています。 不登校もイジメも当教室の保護者さんからよくご相談のある内容ですが、やはり要因が一つでは無く、解決出来ない場合も多いです。 出来るだけ状況が浅い段階で対応すべきなのですが、気づいたら深くなっていた・・という場合もあります。 また、知らない間に「我が子が加害者」になっている場合もあります。 同じ学校の生徒さんの不登校やイジメの原因を作ってしまうと、当然その生徒さんにとっては一生のトラウマになりますし、場合によっては命に係る場合もあります。 イラストにあるように「明らかな暴力や無視」があると気づく場合が多いのですが、ネットを経由してのイジメは誰も気づかず進行している場合も多いので、とにかくネットやスマホの利用ルールはきちんと決めておいたほうが良いでしょう。 実際に、当教室でのご相談でも、SNSを通じての仲間外れごっこをしていて中学生の事案や、夜な夜な性的な内容をSNSグループに送り続けられる事案がありました。 過去に加害者側になった生徒さんがいましたが、中学校へ出席停止措置となりました。5日間の出席停止でしたが、停止期間が明けたあとにその生徒さん自身が不登校となってしまい、結局ご家族でお引越しをされ、違う環境でやり直すことになりました。ちなみに、イジメられた側の生徒さんも当教室の生徒さんだったので、私も対応に苦慮した記憶があります。 不登校で心配なのが勉強です。 不登校でも塾には来ることが出来る(不登校の因子が少ないため)生徒さんも多いので、学力面ではセルモで何とかフォロー差し上げたいと思っています。 数学や英語など積み重ねの必要な科目が中心ですね。 ちなみに、町田市には「けやき教室」「くすのき教室」という、適応障害になった生徒さんが通うことの出来る支援教室もあります。 https://www11.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=1350006&frame=centertekioushidousodan 過去に通っていた生徒さんもいらっしゃいますが、ここだったら行けるという生徒さんも多いです。 通っていた生徒さんに聞いてみると「気持ち」を共感出来る仲間が沢山いるので、仲良く出来るとのことでした。 高校受験に関しても、最近は不登校の生徒さんをサポートする学校も増えてきたので、選択肢として何も無いという状況にはなりません。 ただし、最終的には就労をどうするか・・が問題になってきます。 卒業生で繋がりのあるご家庭に聞いてみると、「仕事をどうするか・・」というお話が必ず出てきます。 何か得意や興味があればそれを活かした分野で仕事が出来ますが、そうで無い場合はどうするか、そこが難しいとのことです。 いずれにせよ、発生しないようにこまめに状況を把握する、発生した場合は傷が浅い段階で専門家の知見も得て対策する、周囲の大人が協力して対応するしか無いと思います。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.10.28 アメリカもコロナ禍による学力低下 [代表:宮谷] 今日午前中、新型コロナウイルスの4回目ワクチン摂取を行いました。 3週間前にインフルエンザワクチンを摂取し、来週にもインフルエンザワクチンの2回目を摂取します。 まさに、ワクチンマンスリーと言えます。 10時に摂取して3時間経過しましたが、今の所特に副反応はありません。いつも常磐のタカハシクリニックに行っていますが、先生が注射お上手なのでサクッと終わりました。 4回目のワクチンは、BA-1型の新型コロナウィルスの重症化防止に役立つと言われていますが、すでに世界ではさらに変異したウィルスが発生しているので、まさにワクチンの開発もイタチゴッコです。 モデルナはBA-5に対応しているようですが、副反応が出ている人が多いメーカーなので、今回もファイザー社のものにしました。 これからは3ヶ月ごとにワクチン接種という情報もありますが、この状況はいつになると改善するのでしょうか・・。 さて、一昨日の朝日新聞デジタルで以下のような記事がありました。 コロナで学力低下 米調査 「若者の人生設計や機会変わってしまう」 https://www.asahi.com/articles/ASQBT2QR1QBTUHBI001.html 全米教育統計センター(NCES)は24日、4年生と8年生(日本の小学4年生と中学2年生に相当)を対象とした学力調査の結果を発表した。新型コロナ前の2019年と比べ、大半の州で、数学と、英語の読解力の平均点が下がった。同センターは、新型コロナウイルスの影響で学力低下が起きているとしている。 とあります。 これは我々としても完全に同意です。日本も同じ状況です。自塾だけでなく、どの学習塾のオーナーさんや先生方とお話をしても、その傾向を痛感しているとのことです。今日も相模原の学習塾のオーナーさんと、より良い対策についてお話をしました。 例えば記事にある中学校2年生だと、新型コロナウィルスが広がった2020年春は小学校6年生でした。 仮に6年生の春時点で学習に課題があった場合は、6年生のうちに「さかのぼり学習」で「取り戻し」に取り組めたはずですが、学校も休校になり、私的な活動も制限されたので、見逃されたケースは多かったと思います。 問題が無かった生徒さんも、6年生という大事な「小学校の学習の仕上げ期間」を有効に活用出来ませんでした。やはり学習というものは、一度通過して終わりではなく、繰り返しの演習が必要です。少なくとも、6年生のときは学校も授業が超特急だったはずで、仕上げは行っていないはずです。 これが学年が下がると状況はもっと深刻で、記事にある小学校4年生の場合は2020年春時点で2年生です。 2年生は、算数も国語も一気に難しくなる学年です。丁度2020年は小学校の教科書改訂もあったので、それも影響したと思われます。 2年生時点で勉強についていけなかった生徒さんは、その後暗闇の中を歩くような状況だったことでしょう。 今、個別学習のセルモでは、中学校2年生の生徒さんの体験・ご入塾が続いています。 取り戻すためには、さかのぼり学習を一つひとつ丁寧に取り組み、課題を克服するしかありません。 是非保護者さんには、その時間的猶予と、生徒さんへの温かいバックアップをお願いします。生徒さんたちも悪気があったわけではなく、気づいたらそうなっていた・・というのが実感だと思います。 もちろんきちんと対策が出来ていたお子さんもいますが、時は戻りませんので反省よりも改善です。 学習を苦手としている生徒さんは、学習に慣れるまでに時間が掛かりますし、学習の解釈や定着も人一倍時間を掛けてあげないといけません。 例えば料理が全く出来ない人が、10種の料理を覚えるには材料の買い方、包丁の握り方、調理器具の使い方から学びますよね。 生徒さんも、まずはそこからなのです。 保護者様の焦る気持ちは理解出来ますが、まずは改善機会の提供に注力し、壁を乗り越えるまで辛抱強く待って下さい。 壁を乗り越えた時の風景は、乗り越えた人にしかわかりません。自信が身に付き、表情も明るくなります。 自信を身につけるということは、社会で生きていく上で必要なことは、保護者様がいままで経験してきた通りです。是非、お子さんたちに自信を身につける機会を提供してあげて下さい。ただし、1日でその目標は達成しません。コツコツ積み重ねの先に自信はあります。 途中で諦めてしまうと、また暗闇を歩くことになります。 今日も全力で生徒さんたちをサポートしていきます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.10.27 夜はしっかり寝て下さいね・・。[代表:宮谷] 週明けの月曜日、体調を崩す生徒さんが多かったです。 欠席もありましたが、登校後に早退の生徒さんもちらほら。 聞いてみると、学校にいる間から少し体調が悪かったようです。 日曜日は暑くて、月曜日は急激に冷えましたからね。 お子さんは寝る時の格好は大丈夫でしょうか?夏用のパジャマで寝ていませんか? それと、先週何人かの生徒さんと話をしていると、どの生徒さんも睡眠不足です。 布団に潜ってスマホを見ていて、寝るのが2時になった・・という生徒さんもいました。 学校で体力を使い果たしてしまい、塾では実力を発揮出来ませんでした。 睡眠は90分の倍数寝ると良いと言われています。 6時に起きるのであれば、90分×4=360分の6時間寝るとすると12時には寝たいところです。 心地よい睡眠には、寝る前に体温をあげるのが良いと言われているので、少し温めのお風呂に入る。 熱めのお風呂は逆効果のようです。※イラストのように泳いではいけません(笑) とにかくコロナ禍でみなさん体力下がっています。 体力が無いと、何をするにしても集中力を発揮出来ません。 体力を維持・改善するためにも、しっかり食事と睡眠を取ってくださいね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.10.25 第2回作文練習会を実施! [代表:宮谷] 15日の面接練習会に続き、先週の22日(土)は第2回の作文練習会を実施しました。 朝・昼・夜と3チームに分けて練習をしています。 3回目の写真は取り忘れました(笑)。 さて、仕上がり状況ですが・・、結論としてはまだまだ練習を足りません。 まずは問題を読み込み構成を考える(テーマの深堀り、それに対しての自分の意見、それらを言葉にする)、そして三段もしくは四段構成で指定字数内、指定時間内に書き出す・・、課題が沢山ありましたね。 また、前回指導した作文用紙の使い方を忘れている生徒さんも多かったです。 例年の状況と比べると、頑張らないといけない生徒さんが多いですね・・。 教室でも受験までにあと何回か練習をしていきますが、自宅でも志望校の過去問題の練習をしておかないと合格レベルまでは持っていけません。 生徒さんたちには、合格を勝ち取るのはお母さんでもお父さんでも無く、学校の先生や塾の先生でもなく、自分達なので意識を強く持って練習に取り組んでほしいことを伝えています。さあ、残り3ヶ月本気を出していきましょう。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.10.24 NEXT