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セルモ卒業生インタビュー 第11弾!! 【東京都立町田総合高校入学:Kさん】

令和4年度の卒業生インタビューもいったん第11弾で掲載を終了します。

お辞儀をしているスーパーの店長のイラスト

卒業生全員のインタビューを掲載したいところですが、取材や作成時間の都合もあり(笑)、次回は来年までお待ち下さい。今回は都立町田総合高校へ合格したKさん。

時間どろぼうのイラスト

Kさんが素晴らしいのは、いつも笑顔で相手と接することが出来ること。笑顔で、いると空気が和み、コミュニケーションが上手く取れますね。流石に、受験間際が少し緊張感がありましたが、インタビューを読んで頂くと理由が分かるかと思います。



質問1:Kさんはセルモ入塾前には学習面でどのような悩みがありましたか?


Kさん:中学2年の終わりにセルモに入塾しましたが、それまではなかなか学習意欲が沸かず、自ら学習に取り組むことがありませんでした。


わからない問題はそのままにしていたので、当然成績も良くありませんでした。基本的なところから解法や公式を曖昧にしていたので、応用問題は解けない、テスト中に解法を思い出せず、結局点数に繋がらない・・という状態でした。


質問2:セルモに入塾をした理由を教えて下さい。


お母様:元々、彼女の姉もセルモに通っており、お世話になっていました。姉は「セルモで学習した箇所が、ちょうど定期テストでも出題された。」と話してくれるなど、セルモ入塾後ものすごく成績が上がりました。そういった経験と、家から通いやすい距離にもあるということで、まずは体験を受けてもらいました。


Kさん:中学2年の終わりに体験に来て英語と数学の体験を受けたのですが、特に印象に残っているのは英語です。


体験授業前の定期テストで範囲だった「比較級」が、セルモの体験学習前プレテストで出題されたのですが、全く点数をとることが出来ませんでした。これは非常にまずい、早く勉強を始めなければいけないということを痛感しました。それですぐに入塾をしました。


質問3:その後、セルモに入って何か変化はありましたか?


Kさん:先程も述べた通り、それまでは自宅で全く勉強していなかったのですが、入塾後は自宅で勉強するようになりました。


それと、それまではわからない問題をそのままにする癖がありましたが、セルモでは間違えた問題の類題を「解けるようになるまで」繰り返し学習を行う必要があるので、回数を繰り返すことで解き方を理解できるようになりました。


お母様:それまでは本当に家では勉強しない子でしたが、セルモに通いだしてからは塾の宿題をその日のうちに自宅で取り組むようになりました。


私から見ても「きちんとやるようになったんだな。」と変化したことが伺えました。また、定期テストの結果を見ても、「出来るようになった問題が増えたな」と実感しました。

質問4:一番伸びた科目はなんですか?また、伸ばすためにどのような工夫をしましたか?


Kさん:英語が一番伸びました。英語は、文法と単語の組み合わせだと思いますが、入塾するまでは教科書に出てくる単語をテストまで覚えずに過ごしていました。


しかし、セルモの先生に「単語は量も多いし、テスト前にすべて覚えるのは難しい。また、文法だけ覚えても、単語も覚えないと英作文ができるようにならないよ?」とお話頂き、単語もきちんと覚えるようになりました。


その結果、入塾前は20点位しか取れなかった英語が、70点位まで取れるようになり大きく伸びました。


質問5:都立町田総合高校を志望した理由は何ですか?


Kさん:町田総合高校には、普通科の学校とは違い調理関係の授業が選択出来るので、志望しました。それは、将来の夢が調理関係のしごとに就きたいということがあったからです。


お母様:志望校を決める際は、親子で言い合いになりました。当時の成績では合格に届かない学校だったので、親としては違う学校が良いのでは無いか?と考えました。姉の時はすぐに志望校が決まりましたが、なかなか決められずにいました。


調理関係の学習が出来る学校を幾つか検討しましたが、最終的には本人が町田総合高校を目指して頑張りたいとのことだったので、「やれるだけやってみなさい」と背中を押しました。


質問6:調理師を目指すようになったきっかけを教えて下さい。


Kさん:毎年バレンタインに母とともにお菓子を作るのですが、中2のバレンタインの時に母が風邪をひいてしまい一人でつくることになりました。そのときに一人で買い物に行き、最後まで作ったみたときに「料理をするのって楽しいな」と感じました。それから一人で色んな料理を作るようになり、家族が食べておいしいと言ってくれるのもうれしく感じ、料理関係の仕事を目指すようになりました。

質問7:セルモの受験対策でよかった点はなんですか?


Kさん:作文対策と面接対策はとても役立ちました。作文に関しては当初上手に書くことができませんでしたが、先生に書き方を教わり、一度先生に見本として書いていただいたものを真似して書いてみるなど、色々取り組む中で段々書けるようになりました。


面接対策については学校でも練習を行いましたが、それほど深く質問を聞かれなかったのに対し、セルモでは最終的に多くの質問の受け答えの練習をするので、元々回答を準備していたありきたりの質問だけに留まらず、準備していない質問についても瞬時に考えて回答できるようになりました。


お母様:保護者から見ても、セルモの推薦入試対策は凄いと思います。他の塾に通う同級生のお母様方と話すことがあるのですが、他の塾にはそういったサポートが無く、セルモは充実しているなと感じます。


彼女の姉は人と話すのが苦手な子でしたが、当時の推薦入試にあった集団討論(※コロナ禍では中止)の練習で自分から発言ができるようになるなど、姉妹共々入試対策で非常にお世話になりました。無事二人とも推薦入試で合格することができたので、大変よかったなと感じています。


質問8:合格するために自分なりに努力したことはありますか?


Kさん:学校から推薦入試のチャンスを頂けたので、なんとしても合格したいと思っていました。内申点自体は少し不安が残っていたので、面接や作文、町田総合高校独自のパーソナルプレゼンテーションで頑張って点数を取ろうと考えていました。


面接に向けては自分でいくつも質問とその回答を想定してノートに書いてまとめ、作文については過去のテーマを調べ、それに対し実際に書いたものを学校の先生にも見てもらい、パーソナルプレゼンテーションについては繰り返し練習を行っていました。


お母様:家でもパーソナルプレゼンテーションの練習をよくやっていました。作文の練習はあまり家ではやっていませんでしたので、「そのような状況だと、合格出来ないからもっとやりなさい。」と言ったこともありましたが、実は私が見えないところで努力をしていました。学校の休み時間に作文を書いて練習していたことを後から聞いて、きちんとやっていたのだなと思いました。


質問9:合格する前後での心境の変化はありますか?


Kさん:受験前はずっとイライラしていました。このままじゃまずいと思う不安や危機感と、今まできちんとやってこなかった自分に対する怒りが合わさってイライラしていました。母や周りにあたってしまうことがあり、今思うと大変申し訳なく思います。合格を知って気持ちがすっと軽くなりました。


質問10:合格を知ったときの状況を教えて下さい。


Kさん:やっと終わったという気持ちでいっぱいになりました。正直受からないかもしれないと思っていたので、合格できたことが大変嬉しくて泣きました。合格は母と姉と3人で状況を確認しました。


お母様:3人共、スマートフォンを使って町田総合高校のホームページにアクセスしようとしましたが混雑していて全然繋がりませんでした。ようやく姉の端末が繋がり、合格を知ることができました。その瞬間に涙がこみ上げてきました。当の本人よりも私の方が号泣してしまいましたね(笑)。


質問11:町田総合高校での学校生活について教えて下さい。


Kさん:元気で明るい人が多いです。先生も優しくて話しやすいです。部活に仮入部に行った際ですが、先輩方も上下関係なく接してくれました。


授業については、1年生のうちは普通科と変わらない部分が多いですが、「産業社会」という総合学科にしかない授業があり、その際に町田総合の卒業生と、そうでない高校出身の方が講演をしに来てくれて、将来の進路が決まっていない生徒に向けて大学のことを始め、各々が進んだ進路や経験を語ってくれました。


2年生になったら選択科目が始まります。調理関係の授業である「製菓と科学」「フードデザイン」「栄養」は全て選択しようと思っています。

質問12:お姉さんもセルモの卒業生で、Kさんとは別の高校に通われていますが、高校生活についてお互いに話すことはありますか?


Kさん:はい、あります。お互いの高校の違いを良く話します。生徒の人柄や校則、体育祭などの行事など、高校が違えば雰囲気も全く異なるので、話すと結構盛り上がり楽しいですね(笑)。


質問13:最後に後輩へのメッセージをお願いします。


Kさん:まずは、体調管理に気を付けてください。特に受験期になってから体調が悪くなると、追い込みの時期に勉強に集中できなくなるので、健康でいられるように気を付けてください。


そして大事なことは、メンタルを強く持って受験に挑んだ方がよいということです。志望校に関して言うと、周囲の人に「今のままじゃ受からないよ?」と言われた場合、すぐに諦めて志望校を変えるのではなく、志望校は元々自分がそこに行きたいから決めたわけだし、最後まで頑張ろうという気持ちを持つべきです。


また、普段の勉強や試験中に解けなさそうな問題があったときも、「これは解けない、もう無理。」と思うのではなく、まずはチャレンジして頑張ってみる。もしかしたら解けて点数に繋がるかもしれない。今頑張って出来るようになれば、最終的には受験に絶対に役立つと信じる・・。そういった風にメンタルを強く持つと、良い結果が出るのではないでしょうか。

1学期期末テスト対策初日! 中学3年生の入塾受付はまもなく受付終了!! [代表:宮谷]

本日からセルモ各教室では、1学期期末テスト対策授業を実施しています。

テストのイラスト「100点の答案」


今日18日(土)、明日19日(日)、来週25日(土)の3日間15コマのテスト対策です。


教室により差はありますが、おおよそ中学生の8割位が参加してくれています。中間テストが無い学校が多かったので、テスト範囲が膨大で皆さんかなり元気がありません(苦笑)。あの量を見たら、大人でも萎えます。

「参加者募集中」のイラスト

写真は鶴川教室の昨日の夜の通常授業風景ですが、すでに定期テストモードになっている中学生達なので、皆素晴らしい集中力です。


おしゃべりする生徒など皆無です。これはセルモの良いところですね。集団塾などでは、隣どおしの生徒がおしゃべりをして、授業が成り立っていないケースもあります。

ちなみにテスト対策授業は本来であれば、通常受講科目のテスト範囲の仕上がりを確認する場なのですが、参加する約3〜4割の生徒さんはテスト範囲の基礎学習が終わっておらず、まずはテスト範囲のゴールを目指して学習を進めることが優先になります。

ゴールテープを持つ人のイラスト

終わっていない理由としては、いくつかあります。

「Why?」と肩をすくめる白人男性のイラスト

(1)入塾から日が浅く、学習が進んでいない。

初心者マークのイラスト

(2)前年のさかのぼり学習が必要で、今の学年の学習に取り組んだのがここ最近。※例えば、3年生の二次方程式を解こうと思うと、1年生の一次方程式を理解する必要があります。一次方程式を理解していない場合は、その復習が必要です。


「復習」のイラスト文字

ただでさえ、今の学習指導要領の範囲は広く、難易度も高いので、学校進度を追い越し学習貯金を作るのは何気に難しいです。


学習貯金を作っている生徒さんの多くは、前年から助走を付けて少しずつ貯金をしてきた生徒さんです。

貯金のイラスト

当然定期テストの結果は大きな差が出ます。


貯金を作ってきた生徒さんの中には、テスト範囲の仕上げ問題の実施、基礎問題も2周・3周解いている生徒さんもいます。

結果の差を生み出す主な要因は、生徒さんが元から持っているパフォーマンスの差が重要なのではなく、「早く着手しているかしていないか、繰り返し解いているか解いていないか」の差です。

もちろん基本的なパフォーマンスの差は影響しますが、それよりも時間軸の差が大きな影響を与えます。与えられた時間は平等なので、その使い方の差とも言えるでしょう。

歪む時空のイラスト

通常受講科目が十分に身についた生徒さんは、他の科目の学習を進めていきます。

つまり、通常受講科目以外でも大きな差になるのです。

オリンピックのイラスト「陸上競技・短距離走」

Blog読者の保護者様で、「うちの子と先頭集団の差を縮めてあげたい、近づかせてあげたい。」とリクエストをお持ちの場合は、1学期期末テスト終了後、2学期中間テストまでの13週間をどのように活用するか考えて下さい。


全速力でやるしかありません。行動あるのみです。セルモは、遅れを取り戻し、先頭集団との差を縮めたい生徒さんを応援します。集中して頑張れる環境があります。


なお、中学3年生に付きましては、そうは言っても差を縮めるために必要な時間の残りは少ないです。セルモでの受付はそろそろ終了となりますので、ご相談はお早めにお願い申し上げます。木曽教室と鶴川教室はギリギリ対応できそうですが、忠生教室は人数的に少し厳しいです。


日々草! 備品は壊さないでね! ラーメン2,800円! [代表:宮谷]

天候不良が続き、毎日肌寒いですね。

職場のエアコンが寒い女性のイラスト

幸いにも、生徒さんで体調を崩す生徒さんは少数で、元気に登校してくれています。教室のエアコンも送風や換気中心で、ほぼ止めています。


中学生は期末テストが近づき、どの生徒さんも真剣に学習に取り組んでいます。

ちょっとやんちゃな小学生さんには、同時刻帯にいる中学生に配慮してね?とお願いしています。


その小学生たちも、真剣な中学生を見ると、影響して集中して取り組んでくれるのが良い風景です。


さて、昨日休憩時間を活用し、鶴川教室の前にプランターを設置しました。

設置した理由はいくつかあります。


まず、花があると単純にキレイかなと思ったこと・・。


そして、もう一つは通行する小学生や中学生が優しい気持ちになってくれると期待したことです。


学校が近いこともあり多くの小中学生が前を通りますが、中には下を向いて元気の無い人もいます。


それと残念ながら当教室を含めた近隣店舗の備品を壊してしまう小学校低学年の人もいます。

当教室だけでもここ最近2個のノボリスタンドが壊されました。私の目の前で(笑)。


悪気は無く、単にふざけていただけのようですが、バス停でバスを待っている間、暇なんですね・・。


上にのって飛び跳ね壊した小学生君には、なぜそういったことをしてはいけないのか説明したけど、なかなか理解するのは難しい学年です。


「どうしてこれに乗ったのかな?上に乗ったらプラスチックだから壊れるよ。他の人の物を壊したらダメだよね。一つ2,000円位するから、止めてくださいね。」とお話しても、2,000円の価値がわからない(笑)し、飛び跳ねたら壊れると思ってやっていません・・。


しかし、大人として注意しないわけにはいかないでしょう。お話した小学生君は、「ごめんなさい」というのかと思ったら、大きな声で「これに乗ったらダメなんだって〜!」と大きな声で友たちに叫ぶ・・。物事を理解してもらうというのは、大変難しいものです(苦笑)。


そういった時に、花を見て優しい気持ちになってくれるといいなと考えました。


花は日々草(ニチニチソウ)を植えました。


日々草は見た目がシンプルでキレイ、長持ちしますからね。暑さにも強く、さほど手入れをしなくても咲き続けることなどから夏の花壇の定番の草花です。30分で植えたので、植え方が悪い!というご意見を頂く可能性が・・。

子供達も日々草のように、たくましく強く生きていってもらいたいというメッセージも込めました。


なんせ、本当に不確実な世の中なので、力強く生きていくことが今の子供達の中では優先テーマだからです。


今日も朝のニュース番組で、ニューヨークのラーメン店は1杯2,800円になっている、それでも安いほうだと紹介されていました。驚異的な物価高です!

とんこつラーメンのイラスト

受験生の説明会等で、「海外ではラーメン1杯1,500円とかするんですよ?海外は日本より物価も上がり、給料も上がっている。競争力が日本とは比にならないぐらい成長している。」と話していたことが懐かしいです(笑)。1杯3,000円時代に突入しました。ハワイでもカップラーメン600円だそうです(涙)。


もやしがたくさん乗ったラーメンのイラスト

一家4人でラーメン食べに行くと、ドリンクやチャーハンで、そしてアメリカはチップ文化、おそらく15,000円超えますね。恐ろしい時代です。数年もすればそれが普通になり、日本でもラーメン1杯2,000円時代が来ると思っています。力強く生きざるを得ません。

セルモ卒業生インタビュー 第十弾!! 【東京都立片倉高等学校造形美術科入学:Nさん】

卒業生インタビュー記念すべき第十弾は、都立片倉高校造形美術科に入学されたNさん。

芸術作品のイラスト

木曽教室の卒業生ですが、最後までハラハラドキドキの受験でした。お母様もとても心配されていましたが、こうやってインタビューをしてみると、本人なりの努力も沢山あったことが分かります。

絵を発表する女の子のイラスト

イラストやデザインの分野は特に女子生徒さんに人気の進学先なので、とても参考になるインタビューとなりました。


質問1:Nさんは中学校3年生の初めにセルモに入塾されましたが、入塾前には学習面でどのような悩みがありましたか?


Nさん:入塾するまでは、部活や他の習い事をやっていたこともあり、勉強に手を付けられていませんでした。そろそろ勉強しないとまずいという危機感があり、塾を探しました。


質問2:セルモに入塾した決め手は何ですか?


Nさん:私の場合は友達がセルモの体験を受けており、その友達に誘われたので一緒に体験を受けてみました。


それまで塾は先生から教えられるものだと思っていたので、パソコンで勉強するというのは不思議だなという印象を受けました。しかし、実際に受けてみたところ、パソコンで分からない箇所は先生がしっかり教えてくれるし、学習を進めた範囲はシステム上に日付や点数が記録されるので、どこまで学習を進めたかというのを自分で管理する手間が省けるのが便利で学習しやすかったです。

他の塾を見学することもなく、セルモで体験を受けて入塾することを決めました。


質問3:セルモに入塾して何か変化はありましたか?


Nさん:英語については入塾する前はかなり苦手意識が強く、勉強しても全然点数を上げることができませんでした。


しかし、入塾してから1年生の文法の基礎からすべて復習しなおしました。中学3年生の時は、毎日必死に勉強していたので自分の実力の伸びに気づきませんでしたが、高校の定期テストを受けると中学校の復習が多く出題されており、きちんと解くことが出来ました。しっかり復習することで、自分でも気付かないうちにかなり力がついていたことを実感し、セルモで英語を勉強しておいてよかったなと思いました。

質問4:一番伸びた科目はなんですか?また、伸ばすためにどのような工夫をしましたか?


Nさん:先程お話したとおり、高校に入ってから数学と英語がきちんと解けるようになっていたので、実力が身に付いていたのだと思います。その他、国語も伸びましたね。


数学については、計算式のルールが沢山あるのできちんと覚えることに力を入れました。入塾するまでは数学が嫌いだったので勉強を避けていましたが、入塾してからは教室内に周りの子が定期テストで何点上がった、何点取れたか、というのが掲示されているのを見て悔しく思うようになったので、自分も負けてられないなと思い頑張りました。


国語についてはとにかく漢字の学習や教科書の本文の読み込みを繰り返し行いました。


質問5:片倉高校の造形美術科を志望した理由は何ですか?


Nさん:元から絵が好きだったことと、高校見学をした際に生徒と先生の距離が近いことを感じ、体験の際にも明るい雰囲気だったので志望しました。


私は片倉高校で開かれている「中学生デッサン教室」や「造形美術コース作品・卒業制作展」などに参加し、計3,4回片倉高校に足を運びました。そうしていく中で先生方や学校の雰囲気に魅力を感じるようになり、同校を志望しました。


質問6:部活と両立するために工夫したことはありますか?

Nさん:部活の予定を事前に把握し、部活がない日にセルモを入れるようにして、バランスを取っていました。

質問7:セルモでよかった点はなんですか?


Nさん:日常面でいえば、セルモに通うまでは時間にかなりルーズでしたが、先生に「勉強よりも日常のマナーが大事」と言われたことがきっかけで、時間を守るようになりました(笑)。


学習面でいえば、受験期終盤に行われる「日帰り合宿勉強会」でのリモート学習が印象に残っています。リモート学習はそれが初めてでしたが、先生に見られている感覚があって、自宅でも気を引き締めて学習に取り組むことができました。


質問8:Nさんは推薦入試でも片倉高校を受験しましたが、そこでは残念ながら合格することが出来ませんでした。しかし、その後見事一般入試で合格されましたよね?


Nさん:同じ造形美術科を受けた友達が推薦入試で受かっていたことを知って悔しかった一方で、その友達とは大変仲が良かったので「一緒に行きたい」と強く思うようになり、その気持ちを原動力に頑張りました。


正直、推薦入試は事前の準備があまりしっかり出来ておらず、失敗したなと思う点が多かったです。


質問9:模試の成績をみるとNさんにとって片倉高校はずっとチャレンジ校で、その状況から逆転合格をつかみ取ったと思いますが、終盤での追い込みなどで自分なりに工夫したことはありますか?


Nさん:とにかく過去問を片端から見て、数学は毎回出題される問題や年度によって交互に出題されるものなど、出題傾向やパターンが決まっていることに気づきました。それらの問題を重点的に学習しました。


理科に関しても出てくるパターンはあまり変わっていないことに気付いたので、過去問に出てきた問題はすべて覚えるようにしました。


数学と理科は、セルモでも直前に一番力が伸びるこの2科目の過去問を重点的に実施してくれ、解説もすべて行ってくれました。自宅では、社会など他の科目に集中して取り組むことが出来ました。


解き終えた後は、間違えた問題も正解した問題も全て解きなおしを行い、覚えられるまで「何度も、何度も」繰り返し学習しました。どうしても覚えられない問題については、10回以上解きなおしました。

質問10:合格したときの気持ちなどを教えて下さい。


Nさん:「受かったぁ!」と大変嬉しく思いました。


始めは一人で合否を確認し、受かったことを確認してから母に合格を知らせたところ、「本当に受かったの?すご~い!!」と母も驚いた様子でした。


合格してからはもう勉強しなくなるのではなく、高校のためにもっと勉強を頑張ろうと思うようになり、母に頼んで中学校英語に関する問題集を買ってきてもらい、基礎問題を解いて高校に備えました。


質問11:今通っている片倉高校について教えて下さい。


Nさん:造形美術コースは明るい人がとても多く、先日行われた体育祭も盛り上がって楽しかったです。


通学にはバスと電車を併用して片道約1時間かかるので、テスト前はその時間を使って英単語の学習などを行っています。普段は友達と話したり音楽を聴いたりしながら過ごしています。


部活動はバスケットボール部に所属していて、きついですが楽しいです。バスケットボール部は、造形美術コースの人たちだけでなく普通科の人たちとも一緒に活動するのですが、普通科の人達ともすぐに仲良くなれて、結構友達も出来てチーム力も高まっています。


先生については、生徒との距離感が近いと感じます。たとえば私の顧問は話し方も敬語ではなくフレンドリーです。中には怖い先生もいますが、どの先生とも一応仲良くやれています(笑)。


質問12:造形美術科についても教えて下さい。


Nさん:造形美術コースでは週に6時間美術の勉強を行います。


2年生からはアートとデザインに分かれますが、1年生のうちは両方に取り組み、陶芸や油絵など様々なものに取り組んでいます。普通科と比べると5教科のボリュームは少し少ない特徴があります。


私は2年生になったらアートの方に進みたいと思っています。アートでは油絵や水彩画に取り組みます。私が行きたい東京芸術大学でもそれらに沢山取り組むので、大学に繋げる為に高校で基礎をしっかり学びます。


大学を卒業したら、将来は美術アーティストとして、自分の考えていることを自由に表現できる職に就きたいと思っています。


造形美術コースの人達は明るい人が多く、アニメが好きな人も多いです。独特なノリがあるので、普通科の人達とは違う雰囲気があります。アニメが好きな人達はすぐお互いに仲良くなれると思います。

質問13:Nさんは片倉高校を目指すうえで画塾にも通われていましたよね。片倉高校を目指す人のために画塾についても教えて下さい。


Nさん:片倉高校を目指す上ではデッサンを多く学んだ方がよいと思います。入試においてもデッサンは欠かせません。私が画塾に通いだしたのは中学校3年生の9月頃で、周りの友達は6月頃には通いだしていたのでかなりギリギリで遅い方でした。


画塾では色んな人が同じ部屋でデッサンを書くのですが、先生が見回ってアドバイスを下さったり、他の人と見比べて良い点を学んだりしていました。


週1回通っていましたが、全然時間が足りないのでもっと通うように言われていました。画塾だけでは足りないとは確かに自分でも感じていたので、学校を借りて美術の先生に絵を見てもらうようにしていました。


デッサンはかなり書き込まないとうまくならないので、9月からというのは本当にギリギリだったと思います。実際6月から通っていた友達はかなりうまくなっていました。片倉高校を目指すならば画塾はすぐにでも通い始めた方がよいと思います。


質問14:最後に後輩へのメッセージをお願いします。


Nさん:私はかなりギリギリまで塾にも通わず勉強もしていませんでしたが、諦めずに努力し続けたことで合格することができました。現時点ではまだまだ合格には遠いという人も、最後まで諦めずに勉強を頑張ってください。


そして、もし芸術系の大学やその道を目指す人がいるならば、とにかく早めから絵も専門の方に指導を受けたほうが良いと思います。特に、デッサンは絵の基本なのでデッサンからきちんと学ぶことをお勧めします。その努力がきっと将来生きるはずです。

セルモ卒業生インタビュー 第九弾!! 【東京都立農業高等学校入学:Kさん】

保護者さんと志望校選定の際に、

「農業高校という面白い学校があって、最近人気で受験志望の生徒さんも多いですよ?」とお話すると、たいていの方が「東京に農業の学校があるのですか?」と驚かれます。

三者面談のイラスト(女子中学生・高校生)


実は町田から(車で行くと)ほど近い府中市にあり、当教室からも過去数名の生徒さんが進学されました。

「農業」のイラスト文字

農業高校と言っても、農業以外の科もあるのが面白いところです。

※ちなみに、東京都立高校には園芸や畜産を学べる学校もあり人気ですよ〜。

野菜農家のイラスト(農業)

そんな農業高校に今回進学されたKさんにお話を聞いてみました!!


質問1:現在都立農業高校に通われています。高校生活は慣れましたか?


Kさん:楽しく過ごしています。特に、希望だった服飾科の授業の時は楽しいです。友達も沢山出来ました。学校が府中市にあり少し遠いので、帰宅時間が遅くなると思い部活には今の所入っていません。


学校は1クラス36人で5クラスあります。園芸、緑地、食品科学、食物、服飾と5つの科に分かれており、色々な個性の生徒さんがいてにぎやかですね。


学校から帰ったら、まずは宿題や課題を終わらせ、その後刺繍をやっています。


質問2:先日高校の定期テストがあったかと思いますが、初めての定期テストどうでしたか?


Kさん:はい。良かった科目とそうでも無かった科目に分かれました。理科は90点台を取れました。比較的基本的な内容だったので、確実に対応出来ました。一方で社会は50点台と厳しかったです。問題が多くて時間が足りませんでした。


質問3:先程教えて頂いたとおり、農業高校は5つの個性溢れる科に分かれています。周囲の友達はどのような感じですか?


Kさん:話が合う友達が多いです。アイドルなどキラキラしたものが好きな友達が多いですね(笑)。そのアイドルの服を作りたいという人もいますし、私はゲームが好きなので、ゲームキャラクターの服を考えるのが好きです。

質問4:農業高校と中学との違いは何ですか?


Kさん:生徒も個性的な人が多いですが、先生達も個性的な方が多いですね。ある先生は授業中に歌い出すなど、なかなか驚くことが多いです(笑)。


質問5:Kさんは一般入試で合格しましたが、試験の手応えはどうでしたか?


Kさん:、国語はほぼ正解できたと思いますし、数学もおそらく立体図形の問題以外は出来ました。一方で、英語は難しく点数が取れていないのでは無いでしょうか。得点開示をまだしてもらっていないので、今後開示があったら確認します。


入試倍率がとても高かったので、正直厳しいと思っていました。しかし、合格した時はとても嬉しかったです。すぐに母親と一緒に郵便局で入学金を支払い、セルモに報告に来ました。


質問6:セルモに入塾したきっかけは何ですか?


Kさん:小学校6年生の時に入塾しました。ピアノをずっとやっていて、将来はピアニストになる夢があったのですが、練習がハードで、途中で心が折れてしまいました。ピアノを極められないなら勉強が必要と思い、セルモに入塾しました。

質問7:セルモに入塾して変わったことを教えて下さい。


Kさん:苦手だった算数・数学が分かるようになりました。週に3日通っていましたが、コツコツやったのが良かったと思います。


質問8:季節講習やテスト対策授業にもしっかり参加してくれましたが、感想を教えて下さい。


Kさん:通常授業も含めて、しっかり集中して取り組むことが出来ました。自宅だったら、あそこまで集中出来なかったと思います。


質問9:受験勉強で印象に残っていることは?


Kさん:過去問題を沢山解いたことです。受験シーズンに入るまでは、過去問題の存在を認識出来ていなかったのですが、セルモで過去問に取り組み、また過去問題集を貸して頂き、何度も解き直しました。そのお陰で問題に慣れることが出来たのが大きかったと思います。

質問10:教室長の松本先生はどうでしたか?


Kさん:教えるのが上手でわかりやすかったです。中学生の私達にも目線を合わせてくれたのが良かったと思います。


質問11:最後に、セルモの後輩や、これからセルモに入塾する人達へのメッセージをお願いします。


Kさん:自分のことを棚にあげていうのもなんですが、勉強はきちんとやったほうが良いですね。高校受験は範囲が広く、学習量も大変量が多いです。少なくとも2年生の後半からは本気で頑張らないと、危ない橋を渡ることになります。


危ない橋を渡ってしまうと、その後の人生にも影響が出ると思います。特に、私のように都立専願で受験する人は、内申点をしっかりあげておけないと選択肢さえないという状況になってしまいます。是非、頑張って勉強に取り組んで下さい。

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