本日からセルモ各教室では、1学期期末テスト対策授業を実施しています。
今日18日(土)、明日19日(日)、来週25日(土)の3日間15コマのテスト対策です。
教室により差はありますが、おおよそ中学生の8割位が参加してくれています。中間テストが無い学校が多かったので、テスト範囲が膨大で皆さんかなり元気がありません(苦笑)。あの量を見たら、大人でも萎えます。
写真は鶴川教室の昨日の夜の通常授業風景ですが、すでに定期テストモードになっている中学生達なので、皆素晴らしい集中力です。
おしゃべりする生徒など皆無です。これはセルモの良いところですね。集団塾などでは、隣どおしの生徒がおしゃべりをして、授業が成り立っていないケースもあります。
ちなみにテスト対策授業は本来であれば、通常受講科目のテスト範囲の仕上がりを確認する場なのですが、参加する約3〜4割の生徒さんはテスト範囲の基礎学習が終わっておらず、まずはテスト範囲のゴールを目指して学習を進めることが優先になります。
終わっていない理由としては、いくつかあります。
(1)入塾から日が浅く、学習が進んでいない。
(2)前年のさかのぼり学習が必要で、今の学年の学習に取り組んだのがここ最近。※例えば、3年生の二次方程式を解こうと思うと、1年生の一次方程式を理解する必要があります。一次方程式を理解していない場合は、その復習が必要です。
ただでさえ、今の学習指導要領の範囲は広く、難易度も高いので、学校進度を追い越し学習貯金を作るのは何気に難しいです。
学習貯金を作っている生徒さんの多くは、前年から助走を付けて少しずつ貯金をしてきた生徒さんです。
当然定期テストの結果は大きな差が出ます。
貯金を作ってきた生徒さんの中には、テスト範囲の仕上げ問題の実施、基礎問題も2周・3周解いている生徒さんもいます。
結果の差を生み出す主な要因は、生徒さんが元から持っているパフォーマンスの差が重要なのではなく、「早く着手しているかしていないか、繰り返し解いているか解いていないか」の差です。
もちろん基本的なパフォーマンスの差は影響しますが、それよりも時間軸の差が大きな影響を与えます。与えられた時間は平等なので、その使い方の差とも言えるでしょう。
通常受講科目が十分に身についた生徒さんは、他の科目の学習を進めていきます。