町田市の生活保護世帯への学習支援[代表:宮谷] コロナ渦やウクライナ情勢の長期化で、生活に困る家庭が増えているのは周知の事実です。 ガソリン代を始めとして、あらゆるものの値段が高くなっていますね。 食べ物などは値段もあげて、内容量も露骨に減っています。 我々も電気代やコピー用紙の値上げで影響を受けています。 夏休みや冬休みは電気代を見ると、ぞっとします。 また企業業績の不振で、収入の減少や、辞めざるを得なかった場合もあるでしょう。 タイトルにある生活保護世帯の方は、特に大変だと思います。 生活が厳しく、お子さんにあった学習環境を提供出来ないお声を聞きます。 実は、町田市を始めとした東京都には生活保護世帯や生活困窮世帯への学習支援制度があります。 その一つに「町田市進学支援プログラム」があります。 これは生活保護世帯の中学生・高校生を対象とした制度です。 町田市役所の方に制度を確認しました。町田市内に対象の方が350人程度いらっしゃるとのことでした。 「町田市進学支援プログラム」 (支援対象・内容)町田市に済む生活保護世帯の中学1年生から高校3年生の塾代を支援 (支援上限) 中学1,2年生 10万円 中学3年生 20万円 高校1,2年生 15万円 高校3年生 20万円 (申請方法)通塾前、もしくは通塾後速やかに地域福祉部に相談・書類申請 (その他)支援上限を超えた通塾代は自己負担 対象となる世帯へは毎年案内をしているとのことですが、一般的にはあまり知られておらず、実は私も知りませんでした。HPが無く、なかなか情報にたどり着きません。 ご相談やお申込みは、町田市の地域福祉部にまずはご相談いただくのが良いかと思います。 支援金の受給方法もいくつかのパターンがあり柔軟に行っているとのことでしたので、是非積極的に活用して頂きたいですね。 個別学習のセルモ町田各教室では、この「町田市進学支援プログラム」を利用される方を対象に、別途支援の仕組みを検討中です。今月中にはご案内出来るかと思いますので、いましばらくお待ち下さい。 また、生活保護世帯では無いが、収入面で通塾が厳しい場合のサポート制度が 「受験生チャレンジ支援貸付事業」です。 受験生チャレンジ支援制度は割と有名な制度で、所得制限はありますが中学3年生、高校3年生に「塾代」「受験料」が一定金額支援されます(合格した場合は返却しなくて良い)。 個別学習のセルモは受験生チャレンジ制度対象塾です(創業5年以上という要件があるため、対象にならない塾もあります。)。 なお、令和4年度から収入基準の見直しがあり、支援対象が拡大しました。 また特例として、新型コロナウイルスの影響等により、本年の収入が前年より減少している場合は、貸付対象とする場合があるそうです。 詳しくは、下記東京都福祉保健局のHPを御覧ください。今年度の相談は始まっているので興味のある方は、町田市社会福祉協議会(042-722-4898)にご相談下さい。 https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/seikatsu/teisyotokusyataisaku/jukenseichallenge.html このように、行政では様々な支援制度を行っていますので、「学習でお悩み」がある場合は一度相談をされてみてはどうでしょうか? どの窓口の方も、とても丁寧にご対応頂けます。 皆さん、子供の健全な成長を願っている方ばかりで、「是非制度は利用して下さい。」と口を揃えておっしゃっています。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 鶴川教室 2022.05.26