とにかく多い・・。 [代表:宮谷] 来週から相模原市、20日を過ぎると町田市内の中学校の1学期期末テストが始まります。 テスト範囲表が学校から配布され始めているのですが、内容を見ると結構ボリュームがありますねえ・・。 今年から教科書が変更になり、どうなるかな?と思っていましたが、やはり事前の予想通り年間の学習計画通り、定期テスト範囲を出題してきました。 例えば、木曽中学校1年生の数学は72ページまでです。文字式の計算の終盤ですね。 1年生は教科書のページ数が結構多く、数学は300ページ近くありますので、木曽中の年間4回の定期テストでは、確かに60〜70ページずつ位やらないと1年間でカリキュラムが終わりません。 2年生や3年生は、すでに定期テストのボリューム感に慣れているところがありますが、1年生の皆さんは初めて(一部の中学校は中間を実施したので2回目)なので、このボリューム感に戸惑うことでしょう。 まだ、小学校の感覚が抜けない生徒さんにとっては、テストで教科書70ページ分の実力を問われる感覚がわからない人も多いでしょうね。9教科ありますから、教科書のページ数で言うと500ページ近くある学校もあります。大人でも500ページの本を隅から隅まで読んで、理解しろ!覚えろ!と言われたら、げんなりしますよね。 当教室でも、中学校入学前から先取り学習していた生徒さん達は、概ねこのテスト範囲を超えられそうですが、春休みから入塾した生徒さんや、4月以降入塾された生徒さんは、場合によりテスト範囲が終わらないケースも出てきますね。 このような生徒さんんは、教室では通常授業とは別に、土日を中心にテスト対策授業を用意して、通常授業の穴埋めをしてなんとか終わらせる作戦です。本来のテスト対策授業は、テスト範囲の総復習を目的としているのですが、こういった穴埋めも仕方ありません。 英語も数学ほどでは無いですが、概ね50ページ前後の出題がなされています。文法の範囲はそれほど広くありませんが、単語がとにかく多いです。正確には数えていませんが、テスト範囲の単語だけで500語近くあるはずです。一夜漬けでは復習出来ませんよね。 塾に通っている生徒さんは、まだ学校と塾の二拠点体制で学習しているので、まだ学習や復習の機会・回数は多いと思いますが、通塾されていない生徒さんは、自宅での学習時間を相当取っていかなければなりません。 相当自立して勉強できる生徒さんでないと、今年からの中学校教科書をやりこなすのは、難しいのではないかと思います。思春期の生徒さんには、口で言っても伝わらないケースが多いので、とにかく前倒しで時間を確保し、淡々と進めておくしかありません。とにかく、このボリュームには要注意です。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 2021.06.11