子供たちの安全管理、そして大人達の心構え [代表:宮谷] ここ最近、身の回りで子供たちの安全管理に関するリスクをいくつか感じました。 まず、私の子どもの通う小学校の通学路で不審者が2名発見されたことです。 一人は初老の男性が、通学中の子供たちに名前を尋ねてきたそうです。 もう一人は、中年の男性が、子供たちに一緒に写真を取ろうと声を掛けてきたそうです。 いずれも違う人材のようですが、子供たちはすぐに不審者ということを認識し、難を逃れたようです。 学校もすぐに不審者情報として保護者に一斉連絡をしました。 わずか数日でこういった不審者2名が発生したことに驚きます。 鶴見川が近いなど、連れ込まれるとなかなか発見しづらい場所もあるし、車で連れ去られる可能性もあるので、一人での登校は危ないと感じました。 私の子どもは友達と毎朝通っているのですが、一人で通学しているお子さんも多く見かけますので、やはり集団登校の制度はあったほうが良いのかな?と感じた次第です。 子供たちは学校から配布されたアラームを持っていますが、いざというときに使えるか?というと、なかなか難しいと思うので、やはり人数で対抗したほうが良いかもしれません。 位置情報機能付きの子ども用の携帯電話をお持ちのご家庭も多いと思いますが、充電切れに気づかないという場面もあるでしょう。という我が家も、充電切れに数日気づかないという場面がありました。 そして、こちらは子どもで無いですが、今週町田市内で夜帰宅していたサラリーマンが、二人組の男に金品を出すように脅したとのことです。幸いにもサラリーマンの方は難を逃れたようですが、危機一髪の事態でした。 人口43万人の大きな街ですから、日々何が起こっても不思議ではありません。特に、新型コロナウイルスで人流が減っているので、夕方以降はこういったリスクが増えているのかもしれません。 ところで、学習塾を運営していると、同様に色々なことがあります。時間通りに登校しない生徒、通学途中で怪我をしてしまう生徒、家で体調を崩しどうすれば良いか分からず寝込んでいる生徒、授業中に体調を崩してしまう、日々色々なことがあります。 過去の大きなトラブルでは、「お子さんが家出で3日間行方不明」「お子さんが車に自転車で突っ込んで大怪我」なども経験しています。その際も、当初は保護者様に連絡が取れず苦労しました。 今週も時間通りに登校しない生徒さんが一人いましたが、お昼寝してそのまま寝ていた・・という「笑って過ごせる」状況だったので、ホッとした次第です。 これらの場合には、我々は保護者さんに速やかに電話をさせて頂くのですが、いまほとんどのご家庭は共働きで「連絡がつかないご家庭」が増えてきています。連絡先を複数伺っていても、どこも連絡がつかない場合もあり、対処に困る場面もあります。 保護者様には、お子さんの習い事のある日は、登校や下校の時間を気にして頂き、当教室のように登下校メールがある習い事はその通知を気にして頂く。また緊急事態があることも想定し、電話には出れる準備をしておく。 もちろん、職場のルールで携帯電話を持ていない場合もあるでしょうから、ご夫婦での役割分担や祖父母の連絡先を知らせておくなど、様々な予防措置を取っておく必要があるかもしれません。スマートフォンを持っているお子さんが多くなってきましたが、位置情報を常に確認できるようにしておくなど、ITを使った対応も考えられます。 事件、事故が起こってからの後悔はしたくありませんから、出来うる限りの対策や予防措置を取っておくことが大人たちの心構えといえます。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 忠生教室 教室のこと 木曽教室 2021.06.02