セルモの教室長BLOG

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面接練習会も合宿勉強会も3回目の週末 [代表:宮谷]

先週5日(土)に第3回面接練習会、6日(日)に第3回合宿勉強会を実施しました。

面接練習会は、第1回・第2回で基本的な所作を中心に行い、第3回の今回は想定問答を中心に練習を行いました。今回は、外部の会場が確保出来なかったので、町田木曽教室で行っています。

想定問答は事前に「自己PRに関する3問」は文章の作成支援(要は赤ペン)、それ以外の項目は記入見本の配布を行い、各生徒さんには事前に自分用の「想定問答集」を作ってもらっています。

写真を見て頂くとおわかりの通り、いざ準備したものを話してみると、スムーズに言葉にできない生徒さんが多数いました。書いた文章を丸暗記しようとしていたので、丸暗記ではなく、

結論から言うと、まだまだです。参加者のうち、「これだったら本番も大丈夫かな?」と合格点を出せた生徒さんは2名、それ以外の生徒さんはそれぞれ課題があります。「もう一歩」の生徒さんもいれば、「このままではまずい」生徒さんもいます。特に「このままではまずい」生徒さんは、今週以降別途バックアップしていきます。

6日(日)は合宿勉強会です。第3回目なので、生徒さんたちもだいぶん集中して学習することに慣れてきました。しかし、個別に課題は山積みです。日頃の授業から解き方が大雑把な生徒や、言葉や用語の意味が良くわかっていないまま暗記しようとしている生徒など、講師陣が声がけしながら一つひとつ是正していきました。


写真を見ると、「暗記頑張っているな?」と思われたかもしれませんが、実はこれは「事前課題」であり、この生徒さんは「事前課題」をやってこなかったわけです。当然事前課題を飛ばして演習しても意味がありません。この生徒さんは当日この作業をしている分遅れを取ります。

間違えた問題のやり直しノートもチェックします。適当に練習していても意味が無いですからね。きちんと理解や記憶が残るよう、一人ひとり見ていきます。

生徒さんの中には、自分が吸収出来ている知識がまだまだ足りず不安を感じている人もいるようで、保護者さんからご相談を頂きました。今日登校してきたのでお話をしました。「今の段階で受験レベルの問題をスムーズに解ける人は少なく、一つひとつ積み上げていき、1月の下旬位からようやく解けるようになるんだよ?」と伝えると少し安心したようです。

とにかく面接も勉強も一つひとつ積み上げていくしかありません。頑張っていきましょう。ちなみに写真に緑のお茶が並んでいますが、合宿勉強会も感染症予防対策をしっかり取りながら取り組んでいます。換気やソーシャルディスタンスは当然ですが、水分補給も大事な感染症予防対策です。皆さんに開始時にお茶を配って、適宜水分補給してもらっています。

中学2年生の生徒さんは要注意!! [代表:宮谷]

現在、2学期期末テストの結果集計を行っています。

当教室は生徒さん・保護者さんからWeb申請を行っていただいるのですが、あと数名の生徒さんで集計がすべて終わります。なかなか期日どおり提出しない生徒さんもいますので、あるタイミングで集計は打ち切りますが・・。

データを見ていると、毎年この時期特有の現象があります。

それは、中学2年生の生徒さんの数学の平均点(学校全体の)がぐんと下がることです。一番大きく下がる学校だと、中間テストと比べて20点以上下がります。今年はコロナウイルスの影響で授業進度が遅く、下げの状態もまだ「マシ」で、15点くらいが最大値のようです。実際に、町田第三中学校のとあるクラスの平均点は52点台と、50点を切るのも間近・・・という状況です。

この原因ははっきりしており、「1次関数」「図形の平行線と角」「図形の合同条件」が解けないからです。幸いにも、当教室の生徒さんはそれほど大きく落としている生徒さんは少なく、皆さん中間テストと比べてほぼイコールの成績を維持出来ています。上げてきている生徒さんももちろんいます。

1次関数で障壁になるのは、「用語」の理解です。「傾き」「変化の割合」「切片」など、y=ax+bの式やグラフに表される用語の意味や解釈で混乱します。用語でつまずくので、その後の変域やグラフ、また1次関数を利用した各問題に対応出来なくなります。当教室の生徒さんには、少ししつこいくらい念押ししながら「絶対この用語は理解してね!曖昧な場合は絶対に、分からないと言って欲しい!」と言いながら指導しています。間違えやすい単元は、テスト前に時間の許す限り復習するようにしています。

「平行線や角、合同」は、実は小学校5年生でその基礎を学んでいるのですが、その時点ではっきり理解が定着していない状態で中学校に進学する生徒さんが多いです。特に、中学校に入ってから学習する「錯角」「同位角」などの理解が浅い生徒さんは、大きく点数を落とします。この単元も演習量がものを言います。

この「曖昧な部分が多い状況」で3学期に入ってしまうと、3学期の学年末テストは最悪な結果が待ち構えています。「図形」の範囲は「証明問題」に繋がり、関数は1年間の総合復習として出題されますので、2学期期末テスト以下の点数になるでしょう。クラスの平均点が50点を切ることも珍しくなく、30点台も見たことがあります。

影響はそれだけでなく、3年生の2学期に繋がります。二次関数や相似図形は、これらの単元を基礎としているので、当然解けないわけです。当教室でも、2年生の3学期や3年生から入塾された生徒さんは、ほぼ全員の生徒さんに1次関数の復習に取り組んで頂いています。1次関数をしっかり復習しようとすると、それだけで2週間以上の時間が必要となるため、当然3年生の範囲を学習する時間が限定されます。

学校の授業は止まってくれないので、学校とは別の場所で「さかのぼって」学習する必要があります。残念ながら私どもの経験上、1次関数やこれら図形の学習は「自主学習」では難しく、オンラインでyoutubeの動画を見たくらいでは解けるようになりません。詳細は省きますが、プロ講師の指導をしっかり仰が無い限り解けるようになりません。保護者さんも、なかなか指導が難しい単元です。保護者さんの学生時代とは、内容も変わっているからです。

さらに、障壁ができるのが数学だけだったら良いのですが、「英語」も2学期中間テスト以降、「接続詞」や「動名詞」など、文法のレベルがぐんと上がる領域に入っていく、理科は「電気回路」という中学校理科の最大の障壁が登場するなど、とにかく「学習のモチベーション」を下げる(笑)単元が目白押しです。

中学2年生で軒並み平均点以下となっている生徒さんの保護者様は、是非お子さんと本音の会話をお願いしたいと思います。生徒さんの「学習のお悩み」は想像以上です。あまり叱らず是非冷静に。


クリーンエネルギーを導入します! [代表:宮谷]

本日も当教室のBlogをご覧頂きありがとうございます。


さて、個別学習のセルモ町田忠生教室と木曽教室では、12月3日(木)よりクリーンエネルギーによる電力を導入いたします。


電力自由化により、私どものように比較的小規模な事業者や個人宅でも、電力を選択できる時代になりました。保護者様のご家庭でも、◯◯電気という形で、東京電力以外との契約をされているご家庭もいらっしゃると思います。

脱炭素社会実現にむけてより一層の省エネルギーが必要となりますが、個別学習のセルモでは教室へのLED電球の導入など、可能な限りの省エネに取り組んできました。


この度、エバーグリーン社と契約し、バイオマス発電を含めたクリーンエネルギーによる電気を利用することになります。


[バイオマス発電についてはこちら]


https://www.egmkt.co.jp/company/biomass/

※化石燃料以外の、生物由来の再生可能資源(バイオマス)を燃料として、発電する方法で再生可能エネルギーに分類され、地球環境にやさしい発電方法となっております。


電気は実際に目に見えるものではないので、なかなか導入の実感はわきませんが、生徒さんたちにもこういった取り組みを紹介して、みんなが環境問題に意識を持てるようになると良いですね。


ちなみに、高校受験の面接では、過去に「自宅の電気代はいくら掛かっているか知っていますか?」という質問があり、生徒がたまたま郵便受けから電気料金の請求書を取り出したことがあるので、回答できたという事例がありました。ご家庭で環境問題に意識を持たせるには、まずは電気使用量の削減には、電気代の話から入ってみても良いかもしれません。


2021年度(令和3年度)受験生 日帰り合宿勉強会開始!! [代表:宮谷]

本日は、今後10日間ある「日帰り合宿勉強会」の初日です。

JA町田忠生会館の貸し会議室で、忠生教室と木曽教室の生徒さんが合同で勉強しています。

かなり広い空間で、窓も沢山。ソーシャルディスタンスと換気も万全で勉強して頂いています。


※通常50名以上入る会議室なのですが、20名ちょっとで贅沢に利用しています。

自宅だとなかなか受験勉強に集中出来ませんが、7時間みっちり集中できます。講師が巡回フォローしていますので、分からない・変な癖が付いている・・そういった箇所もしっかり修正出来ます。


同じ志望校の生徒もいますので、お互い切磋琢磨出来る利点もあります。お弁当やお茶も配り、わざわざ自宅に帰る必要もありません。

今日は初日なので、朝9:30の説明から開始しましたが、いきなり遅刻が2名・・。受験生には、時間管理の重要性を口酸っぱく伝えてきましたが、この時期でもなかなか伝わりきっていないもどかしさも。その他、事前課題を課していましたが、全く手を付けていない生徒も・・・。


このように受験への緊張感がまだ持てていない生徒もいますが、この日帰り合宿を通して感じ取って頂きたいものです。


早速明日2日目が開催されますので、今日の反省をしかっかり活かして頑張って頂きたいですね。


※最後の写真は、疲れたらチョコと飴が食べられるよう、後ろにおいています。


さかのぼり学習から先取り学習への転換 [代表:宮谷]

当教室は「個別学習」の塾となりますので、生徒さんにより学習範囲は大きく異なります。

学年を超えた「さかのぼり」をしている生徒さんもいれば、逆に次年度の「さきどり」をしている生徒さんもいます。

例えば、小学生でいうと、概ね登校している5人に4人、つまり8割の生徒さんが「さかのぼり」から学習をスタートされています。中学生はもう少し比率が下がりますが、それでも6割くらいの生徒さんが、「さかのぼって」いますね。

「さかのぼり」の原因は様々です。小学生で言うと、大きく分けて2つあります。一つは単純に「学校の授業でつまずいている。」からです。小学校1/2年生は、難易度も低く大きな差は付かないのですが、3年生以降でだんだんと理解出来ない範囲が増え、4年生になり学校の先生からの指摘や、ご家庭でも「あれ?遅れている」と気づきます。学習塾への通塾経験が無い生徒さんに多いですね。

小学生の生徒さんから「分からないところが多い、なんとかしなければ!」とアラートが出るケースは少ないので、ご家庭でも気づくのが遅くなります。特に、3年生以降は思考力が必要な単元が増えますので、「事前学習」「語彙力」など様々な努力や能力が影響します。

二つ目は「変な癖が付いてしまい、問題が解けない・精度が悪い。」ケースです。特に、これは算数・数学で顕著です。また、過去にK式で学習されていた生徒さんに、特に見られる傾向です。

要は、正しい解法ではなく、「自分に都合の良い」解法になってしまっており、学年が上がれば上がるほど解答精度が悪く、点数が下がる現象です。この場合は、1つ目のケースよりさらに気づくのが遅くなります。学校以外の学習支援の場に行っているから、問題ないだろう・・。


誰しもがそう思うのですが、5年生・6年生になり、どうも学校のテストも良くない、中学生に入り定期テストが解けない・・と言ったことから気づくケースが多いです。

いずれにせよ、さかのぼり学習を実施する生徒さんは、一つひとつつまずきを解消していくしかありません。つまずきを解消し、早いこと「さきどり」に場面を転換していきましょう。


上記に書いた多くの生徒さんが、半年・1年の努力で「さきどり」に転換されています。「さきどり」に転換された生徒さんは、やはり二度とさかのぼり学習するのは嫌だ!という気持ちを持ちますから、新しい知識の習得も真剣になられます。また習得スピードも、基礎がしっかりしているので速くなります。

一段成長した姿に転換し、色々なことば前向き・ポジティブに代わりますから、「さかのぼり」を恐れず頑張って頂きたいと思います!


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