セルモの教室長BLOG

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ゆっくり理解する生徒の気持ちを理解してあげる ・・[代表:宮谷]

本日も当教室のBlogをご覧頂きありがとうございます。

さて、タイトルの通り「ゆっくり理解する」生徒さんを理解してあげることはとても大事です。例えば、一つのことを理解するのに、1回指導・学習すれば覚えてしまう生徒もいれば、5回繰り返してようやく、中には7回・8回と繰り返して理解する生徒もいます。

学校の勉強のペースは、1回〜2回学習すれば理解出来る前提で組まれているので、上記のような生徒さんはとても苦しい思いをします。もちろん覚え方が悪いとか、覚える順序に課題があるなど、いくつかの問題点もあるのですが、単純に理解の定着に時間が掛かる特性であることが圧倒的に多いです。

脳にはワーキングメモリという記憶をつかさどる能力があります。ワーキングメモリ (working memory)とは、一時的に情報を脳に保持し、処理する能力のことです。短期記憶、長期記憶というのをご存じの方は多いでしょう。ワーキングメモリは、その短期記憶よりもさらに短い時間の間に情報を記憶する能力を指します。このワーキングメモリが狭いというか処理能力に課題がある場合、勉強を理解するのが難しいと言われています。

言語系が弱い人もいれば、計算処理系が弱い人もいます。両方弱い人もいて、その能力は千差万別です。先も述べたとおり、国が定める学習指導要領はあくまでもこの処理能力が平均的な人に合わせた内容・量なので、ワーキングメモリに課題がある生徒にとっては難しすぎる壁なのです。

決してその生徒さんがやる気が無いのではなく、処理出来ないからだんだんと苦手意識が芽生え、周りからも出来ないことを咎められる。その結果として自信が無くなり、取り組みたく無くなってしまったわけです。当教室でも、その生徒の能力にあった内容を学習すると、とてもやる気を示す生徒さんが多いのが物語っています。

ただ現実的には、中学校では定期テストがあり、受験もあります。その生徒さんにあった進学先や、評価の仕方を、特に学校や保護者さんは多面的に考えていく必要があります。我々もできるだけそうしたいと思っており、その生徒さんの特性の把握に努めています。もちろん本人の努力も必要ですが、あまり無理のある目標を提示しても、やる気を削ぐだけなので、まずは手を伸ばすと届く目標を提示するのが良いでしょう。

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2019.05.16

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