セルモの教室長BLOG

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「先生、中二病ってなんですか?」[講師:松本]

先日とある生徒に聞かれました。

「先生、中二病ってなんですか?」

誰かに言われたようで、気になったようですね。私も苦し紛れに答えましたが、確かに具体性のない言葉ですよね。なんとなくは分かるのですが、はっきりしません。そこで調べてみました。

中2病とは、思春期の少年にありがちな自己愛に満ちた空想や身の丈に合わない壮大すぎる設定をしてしまうことです。

1.洋楽を聞き始める 2.うまくもないコーヒーを飲み始める 3.母親に対して「プライバシーを尊重してくれ!」と言いだす。 4.売れたバンドに対して、売れる前の方が好きだったと何気なく最先端の自分を自慢する。

こうして挙げてみますと、ほとんど皆通る道なのではないでしょうか。もともと伊集院光のラジオ番組で生まれた造語です。当時は、あの頃の恥ずかしい自分を自虐的に話すだけでした。しかし、今となっては2チャンネルなどで解釈が歪曲され、揶揄する意味合いが強くなりました。

先ほど挙げました例を改めて読みますと、中2病と言われる言動や行動は「大人になるための成長過程」であり、極めて重要なプロセスだと思うのです。

中学生に「中二病」という言葉を使うのは間違えで、いい大人に対して使うものなのだと思います。いずれにしても、言われた本人はいい思いをしないでしょう。中二病と言われないためにはどうすればよいのでしょう・・・それは自分より周りを大切にすることかもしれませんね。


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2018.11.17
保護者面談を実施しております[講師:松本]

今週からぐっと気温も下がり、冬を感じるようになりました。教室では連日保護者面談を実施しております。ちょうど時期的に冬期講習の話題になることが多いです。部活の予定が直前にならないとわからないため、講習の日程を決めかねているというご相談です。そういう時は「塾を優先してください」と言います。もちろん子供たちが部活に汗を流し、一所懸命努力することは心身ともに健康で望ましいことです。しかし勉強も心配ですよね。私たちにとって大切なことは「選択」または「決断」することだと思います。

それぞれの考えがあっていいと思いますし、何が正解かも状況によるでしょう。そういう時は迷いすぎないことが大切だと思います。

親が迷えば子も迷います。親が迷わなければ、子はたとえ反発しても道を見つけることができるのではないでしょうか。反抗期のお子様に対して頭を抱えられることもあるでしょう。そういう時は塾を通してお子様に働きかける方法もございますので、ご相談ください。

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2018.11.16
子供たちの勉強のモチベーションを上げるには?[代表:宮谷]

おはようございます。

今日も関東地方は快晴で、風もなく落ち着いた気候です。

段々と気温も下がり、湿度の低下からか、朝少し喉が乾いた感じでした。そろそろ加湿器も入れていかないといけませんね。

さて、タイトルに書いた通り学習塾にとって一番の悩みは、「どうすればこの生徒さんが学習に興味・関心(モチベーション)を持ち、成績を上げれるか(もしくは、分からないところが解決するか?)」と言うことです。

全ての保護者様では無いものの、多くの保護者様がそこに期待されて入塾を決断されています。しかし、大手学習塾の「◯◯スイッチ」を入れる・・・みたいに、ボタンを一つ押せばやる気に繋がるということはめったにありません。

会社であれば、会社と従業員は「給与」という関係で結ばれていますので、「頑張って良い成果を残せば給与を上げる」というモチベーションアップの方法があります。

しかし、学習塾と子供の間にはそういったお給料やお小遣いの契約があるわけでもなく(例えば、成績優秀賞やポイントで景品を上げるなどの取り組みはやっていますが)、子供たちの動機付けはなかなか難しいものがあります。

最近の子供たちは、比較的「褒め慣れている」感もあり、単に「頑張ったね!凄いね!」と褒めても、効果は一時的であり、継続しない傾向にあります。子供たちの個性や特徴を受容し、頑張ったことに対して褒めてあげるという社会的風潮が広がっているのでしょう。その事自体は良いのですが、少し褒め慣れてしまっている生徒も多い印象を受けます。

では勉強法が楽しければ良いか?というと、それだけでも難しいところがあります。当教室のコンピューターを使った学習システムは、普通に教材を使い人間が教えている授業より、子供たちは圧倒的に楽しんで取り組んでくれます。しかし、楽しいだけでは、学習の理解に繋がらず、分からない箇所を明確にし、分かるまで繰り返し鍛錬を積む苦労も必要です。セルモ学習システムの中には反復学習の機能があり、生徒達には取り組んでもらっています。出来なければ悔しい生徒は反復に闘志を燃やしますが、闘志を燃やさない(悔しいと思わない)、生徒さんたちが増えているのも事実です。

他に「目標を設定する」という方法もあります。中学二年・三年になると、将来のキャリアを思い描き、そこから逆算して、進学先や高める能力などを考える機会を持ってもらっています。しかし、それはあくまでも受験生だから考えてくれる・・という面も否定しがたいところです、中学一年生や小学生にキャリアの話をしても難しいところがあります。

他にも、生徒さんの悩みを聞いてあげたり、勉強と関係無い話もしてみたり・・・、講師陣は本当に日々様々努力しています。

このように生徒さんの年齢や性格・個性を鑑みながら、様々な方法を試し、生徒さんの学習へのモチベーションを上げていきます。保護者さんとも良くコミュニケーションを図り、生徒さんの日常の関心や興味を聞きながら、生徒さんの心根を探していきます。すぐに見つかる場合もあるし、少し時間がかかる場合もあります。とにかく難しい作業です。

難しい作業なのですが、それが我々の仕事ですので、日々情報を集め、様々丁寧なプロセスを踏んで生徒さん達にアプローチし続けるしかありません。勉強と同じでコツコツ積み重ねれば、絶対に成果が出ると信じで取り組んでいます。今日も、明日も、明後日も・・・。

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2018.11.15
そろそろ冬期講習も満席です[代表:宮谷]

本日もBlogご覧いただき、ありがとうございます!

今日は晴天で温かい一日です。

これくらい温かいと、日中は上着が無くても活動できるので良いですね。ご家庭では布団が干せて良いですね。

さて、今日ヤフーニュースを見ていると、「北海道でようやく初雪観測」という記事が出ていました。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181114-00006296-weather-soci

関東は年間を通じて雪が降ることもあまりないため意識していませんでしたが、11月中旬の初雪で「ようやく」なのです。記事にありますが、稚内や旭川では例年と比べ20日以上遅い初雪のようです。温暖化の影響でしょうか、ここ数年の気候の「ずれ」は、こういったところにも出ているように感じます。

実は私代表の宮谷は、20年ほど前に一般の会社で営業職をしており、そのとき北海道を担当していた時期がありました。ちょうどその時期に北海道の取引先の方から伺ったのは、「ここ数年少しずつ気候がずれている」という話でした。実際に、私は2年ほど北海道に行っていましたが、夏は意外と暑く、冬は寒くなく・・、という印象を持ったものです。

年月を経て気象の変動を実感した記事でした。

タイトルにあります通り、個別学習のセルモ町田忠生の冬期講習もまもなく満席となります。中学3年生を中心に、「早期申込(5%の割引があります。)」で多くの生徒様にお申し込み頂きました。

特に冬期講習は、中学3年生にとって受験前最後の講習になりますので、中学3年生はご案内配布後数日でみなさん持ってこられ、座席の確保に務められました。我々は、大手さんのように、「座席が満席でも受け付ける」ということはやっておりませんので、ここ数日は毎日座席の空き状況を保護者様にご案内しております。

ちなみに大手さんは満席の場合、近隣の「空いている他の教室」に振り替えたり、無理がある時間帯に授業を追加設定し、なんとか売上を稼ごうとします。前者の場合は、その生徒さんを知っている講師がいなのにどうやって指導するのか?(集団塾だと出来るかもしれませんが。)、後者の場合は教えている講師の勤務にも無理があり、やはり質の高い授業は出来ないと思います。

満席になった場合は、改めてHP上でご案内いたします。

なお、2019年の先取り入塾はまだまだ受け付けております。特に、小学校高学年・中学1年生の生徒さんは、早めに来年度の学習計画をご検討下さいませ。課題を翌年に持ち越すことの無いよう、今年度の学習を終えて下さい。

無料の体験学習のお申込みは、お電話・メール・HP等でお気軽にお問い合わせくださいませ。

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2018.11.14
発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年 を読んで[代表:宮谷]

ブログへのご訪問ありがとうございます。

昨晩は寒かったですね。日中が暖かったので、寒暖差で体調を崩された方もいらっしゃるかもしれません。

さて、先週かねてから読もうと思っていた書籍を読了することが出来ました。ここ数年読んだ書籍の中では、間違いなくナンバーワンで、感動した書籍であります。

タイトル:発達障害に生まれて 自閉症児と母の17年

著者:松永正訓さん

本書は、小児科医の松永正訓さん(『運命の子 トリソミー 短命という定めの男の子を授かった家族の物語』で第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞されています。)が、著述家・講演家の立石美津子さんと自閉症の障害を持つ息子さんの関係や、その成長の軌跡を書いたルポタージュです。

立石さんとその息子さんのことは、私が個人でやっているFacebookのお友達繋がりで存じ上げており、その立石さんと息子さんが主人公の書籍という事で、発売後早く読みたいと考えていました。バタバタしており、なかなか読書開始出来なかったのですが、先週ようやく開始した次第です。

ところが数ページ読む度に、涙が溢れ先に進まない・・。松永先生の文体は、シンプルで力強く、心にすっと入ってきます。立石さんのご苦労についてはFBを通じて多少なり知っていたものの、やはり障害が発覚する経緯や、息子さんの成長プロセスを詳細に知ると、小さい子を持つ親としては涙なしには読むことは出来ませんでした。

とはいうものの、先に進まねば・・・という事で、移動の休憩途中のセブンイレブンの駐車場で集中的に読了することが出来ました。もしかすると、涙ながら読書をしている姿を見て、変に思われた方がいるかもしれません(笑)。

本書は、「子を持つ全ての保護者」「教育に関わる全ての関係者」に是非ともオススメしたい著作です。

一つに、

どの保護者も「我が子は普通に育って欲しい」という気持ちがある中で、その障害を現実に受け入れ、お子さんや社会環境、そして自分自身と対峙していく立石さんの勇気に感動(感動という言葉が良いかどうか分かりませんが、私は感動しました。)すること。

そして、

我々健常者が障害についてより理解し、受容性を高めていかないといけない実態、そういった事が松永先生の著書を通して学べること。

他にも様々な気づきや学びがあります。

とにかく一度手にとって読書されることをお勧めいたします。特に、学校や学習塾の関係者や講師の方々は、昨今社会問題になっている「発達障害」についての理解が、より具体的になることは間違いありません。

人気の著作ですので、近隣の書店においていると思いますが、お急ぎの方はアマゾンなどネット書店で注文して下さい。

松永先生、そして立石さん・息子さん、素晴らしい気付きをありがとうございました。

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2018.11.12

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