みんな よく頑張った 中学2年生に不規則動詞変化表テストの追試、追試、追試を繰り返し だいたい終わりそうです。 採点するとき、私はため息をついたり、身震いするほど感動したりしました。 その生徒の現状にあったアドバイスを付け加え、追試をしてまいりました。 261単語のテスト。辛いですよね・・・ みんな よく頑張った 本当にそう思います。 中には261単語の読み方を横にすべてカタカナで書いていた生徒もおりました。 これぞ「努力」ですよね。 残念ながら私は文科系で「スポ根」ではありませんが、とてもストイックです。 先日、生徒に言われました。 「先生の気分で教室の空気が変わる」 これは反省するべきなのか、どうか考え中です。 なぜなら、そういう役割もあるのかな、と思うからです。 塾ですから「学級崩壊」みたいにはならないと思うのですが、それでもうるさくなったら、確かに私からは黒いオーラが出ているようです。いや、出しているのです。 難しいところです。 私には中学時代、尊敬する先生がいらっしゃいました。彼が怒っているという情報が行き渡ったら、クラス全員が机を正し、姿勢を正し、びしっと待ち構えたものでした。 黒いオーラだけでなく、生徒たちに信頼されるよう努めないといけませんね。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.09.15 教育 突然ですが、「教育」とはとても大切なことですよね。 私にとって教育とは「世間を見る目」と「世間から見られる自分の姿」「未来を見つめること」を教えることです。 分別ある大人に育ってほしいですからね。 世の中にある様々なリスクから知識と良心をもって身を守り、フロンティア精神をもって歩んでほしいと考えております。 ですが、その教育には一般セオリーがございません。 2000人、3000人と生徒を教えてきましたが、全員に私の思いが届いたわけではありません。成功例、失敗例はございます。 不登校、塾にも来なくなった生徒さん(中2の男子生徒)の自宅まで話をしにいきました。自宅にはおらず、帰ろうと思ったその時、生徒が自転車で通り過ぎました。呼び止めたのですが、猛スピードで去っていきました。塾に来たのは数回でしたね・・・ 体中に浅いカッターの傷があった生徒さん(中2の女子生徒)と雑談しながら、なんとなく傷について話しました。いや、ほとんど私のくだらないジョークだったのですが、やめてくれました。 思い返せば、本当に生徒たちは十人十色でした。私は心療内科医ではないのですが、そういう内容の相談は本当に多いのです。 高校が嫌だと泣きながら塾に戻ってきた高校2年生の男子生徒。 入塾の際「君は中学時代に全教科まんべんなくできたようだから、今英語の点数が悪い。なんとかなりますよ」と伝えただけなのですが、ずっと泣いていた女子生徒。 塾に来ない行方不明の生徒(小6)を探し、近所の橋の下で発見。仕事をほっぽりだして彼と川沿いを歩いて家まで送りました。蛙の捕まえ方のレクチャーを受けました・・・彼は学校の先生からパワハラを受けていたようですが、無事私立中学校へ進学できました。 アルバイトの講師に「授業がかたい、もう少し生徒の心に歩み寄って」と伝えたら「私の授業を侮辱した」として訴えられそうになりました。ちなみに電話での会話はすべて録音されていました。 実際にいじめられていた中2女子の消しゴムをお母さまから証拠物件として見せてもらいました。「死ね」と書いてありました・・・学校はことを荒立てないよう躍起になっておりましたが事の次第では動こうと思いました。なんとか収まりましたが。 本当に、いろいろありました。 私は生徒たちを守るため、厳しくユーモラスに台本のない教育をしているのです。 したがって毎日が新鮮で、実践的で、アップデートしないと追いつきません。 塾の先生って、面白いですよ! カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.09.15 続 不規則動詞変化表テスト 中学2年生に課した単語テストはだいたい一通り、受け終わりつつあります。 すでに追試を受け、再追試の生徒もいます。 ちなみに追試がないのは満点だけです。261語のテストです。 生徒の反応も様々ですが、中学生の反応は本音とは限りません。 「こんなのやっても意味がない」といった生徒は正答率95%を超えていました。 私はこの生徒を褒めたいと思います。 意味があるかないかを私に論理的に説明できていたらもっと良かったと考えています。 「259点で追試…疲れるから追試は1回にしてください、もう忘れてきました」 こちらの生徒さんは間違いなく努力しましたが、一つミスをしました。 「もう忘れてきました・・・」これは本音ではありませんね。彼女に追試を課した理由は「定着」をはかるためだけです。 ある生徒は英語の授業中に必死に書いて勉強していました。そこは少し多めに見ました。私の中で、動詞を覚えることは優先事項でした。その生徒さんは219点でした。 この生徒は間違いなく努力しましたので、褒めたいと思います。でも追試です。 追試にも関わらず、似たような点数をとった生徒もおりました。 まだ中学生ですから、「努力」がなんなのかわからないのです。 さすがに厳しい口調になりました。「本当にこれがベストなのか」 とにかく私はこのテストに関しては嫌われてもかまいません。 中1は「名詞」中2は「動詞」です。学校の先生が教えてくれないのなら私が教えます。 もしも生徒たちが近い将来、高校入試、大学入試、就職試験、昇格試験、海外勤務、外国人労働者が増加した社会生活という局面に立った時、いかに英語が大切か知ることでしょう。 勝海舟は江戸時代、蘭語のエキスパートとなり、咸臨丸の船長も務めました。 日本を列強の植民地にしないために奔走した勝海舟が若いころ大金をはたいて買ったのは 「オランダ語の辞書」でした。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.09.08 平穏な一日の大切さ 台風の次は地震です。 平和な日々のありがたみを実感いたします。。。 セルモ町田忠生教室では今年最後の入塾キャンペーンを実施いたします。 対象は小学生と中学1年生となります。ご了承ください。 詳細につきましては教室(042‐794‐9286)までお問い合わせください。 昨日は平穏な一日でした。 生徒は来て、挨拶し、自分で入室メールをPCで送信、確認テストを受けて、終わったら 「終わりました。」と教えてくれます。 これが実に静かで、自主的な所作なのです。 私が集団塾にいたころは考えられませんでした。 まだ未熟だったころは生徒がうるさいので、黒板をたたいたりもしました。 集団心理は「負」の方へ働きますと手が付けられなくなります。 それを防ぐ方法は4つあります。 圧力による抑制、そのまま授業をする、生徒に媚びる、生徒から信頼を得る 上記は「方法」と書きましたが、それは「教師のタイプの分類」でもあります。 正直、私も「まだまだ」だと思います。 ただ、単語テストを課して、半分も埋まらない生徒に対して 「充分頑張った!」という気にはなれないのです。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.09.06 台風 昨日はすごい雨風でしたね。 特に関西地方に甚大な被害をもたらしました。 関西国際空港も孤立してしまいました・・・ 国内線の発着便は本日全機「欠航」で国際線も大連行きなどの遅れ以外は「欠航」です。兄がタイから帰ってこられないと嘆いていました・・・ 関西国際空港といえば、トルコ共和国に留学していた時のことを思い出します。 帰りの成田便がなく、なぜか関西国際空港へ・・・ その際、アフガニスタン上空を通過するとのことで、 撃ち落とされるのではないかと本気で心配しました。 杞憂に終わりましたが・・・ ただ実際にウクライナ上空で民間機(マレーシア航空)が地対空ミサイルで撃ち落とされたこともありますので、やはり多少なりとも国際情勢は知っておいた方が良いかもしれませんね。 教室では振替授業が結構多かったです。悪天候の場合は状況に応じて振替授業をいたしますので、教室までご確認ください。 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.09.05 NEXT BACK