伝え方の難しさ 先日、生徒に漢字の間違えを指摘しました。 普段でしたら素直に聞き入れてくれるのですが、この前は違いました。 「先生、私のこと馬鹿にしてるでしょう?」 色々な気持ちが交錯しました。 ショックと同時に反省、猛烈に反省の念がこみ上げてきました。 「あ、そんなつもりじゃないのに、この子を傷つけてしまった」 誰よりも「わからない」ことを理解していたつもりでした。 それは時間が経過するにつれて「慢心」に変わっていたのかもしれません。 私は日本の小学校教育を通信教育でしか受けてこなかったいわゆる「帰国生」です。帰国後、輪の中に入れてもらうためにジャパニーズ・イングリッシュを覚えました。 時々、笑い話として話しますが、中学時代 私が「NIKE」を「ナイク」、「PUMA」を「ピューマ」と発音すると 馬鹿にされました。 「メリークリスマス」「ハッピーバースデイ」でさえ慎重に発音しました。 漢字もひどい有り様でした。 私が本当に「学んだ」と言えるのは、大学卒業後 生きるために「教える」ことを仕事に選んでからです。 ― 初心にかえる ― 今回の出来事で私は大切なことを思い出しました。 「自分は馬鹿にしているつもりじゃない」 しかし、相手がそのように感じてしまったら 私はまだまだ二流です。 そして私に本音をぶつけてくれたことをありがたく思いました。 最後に、よく間違えられる漢字 私自身がよく間違えてきた漢字を紹介いたします。 ・「ころもへん」と「しめすへん」、「衣→初」「示→視」 ・「微」「徴」 ・「御」 ・「倭寇」「元寇」「冠位十二階」「下剋上」 ・「遠」「猿」 ・「空」は「あなかんむり」 ・「衛」は「ぎょうがまえ」 「学び」とは大げさに言うと、「闇を照らす光」であり、「喜び」です。 けして誰かを傷つけ論破するための道具ではありません。 そのことを胸に刻みたいと思います。 ※ 現在教室では、高校入試で合格した生徒たちの学校名を張り出しております。また、おかげさまで入塾キャンペーンも好評で、小学生残り3名、中学生残り6名となっております。昨日も新中学2年生の入塾が2名決定しました。ありがとうございます。入塾金なし、授業料半額など、家計にやさしいキャンペーンとなっておりますので是非ご利用ください。新中2生、新中3生の方は入試制度説明会を2月17日(土)と3月3日(土)に開催いたしますので、併せてご確認ください。 【入会キャンペーン】 http://selmo-machida.com/topics/detail.php?id=499 カテゴリー: セルモの教室長BLOG 2018.02.10