セルモの教室長BLOG

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卒業生から相談がありました。

3年前に卒業した現高校3年生の生徒から、教室に相談の電話を貰いました。

内容としては、大学受験にあたり「小論文」と「作文」のアドバイスを貰いたいとのことでした。この生徒は、都立高校に推薦入試で見事合格しました。都立高校の推薦入試には「作文」「面接」「集団討論」があり、受験当時は一所懸命取り組んでいたことが、昨日のことのように思い出されます。

さて、この生徒から質問のあった「小論文」と「作文」の違いですが、似ているようで異なるものです。「小論文」は、論文の一種ですので、理論に基もとづいた自分独自の主張を論理的に書かなければなりません。「作文」は、経験や体験に基づいて自分の意見や考えを書かいた文章であり、何か理論に基づいて書く必要は無く、比較的自由に書ける文章です。

この違いを理解しないまま小論文や作文に望んでしまう生徒は、中学生だけでなく高校生にも沢山います。まずは、違いを理解した上で、それぞれ幾つかのテーマで練習し、指導者(学校の先生や、塾の先生)に評価してもらうと良いでしょう。まずは志望校の過去テーマを見つけ、それらを練習するところから始めて下さい。

ちなみに、小論文や作文は数を相当数こなし、きちんと評価を受けた生徒が圧倒的に上手に書きます。中身だけでなく、読み手のことを考えた書き方など、幾つかのコツがありますので、それを知っている・知らないの違いは大きいです。

しかし、もう大学受験とは早いですね。なんとか頑張って、良い結果を得られると良いですね!

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2017.05.09

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